【2025年8月版】空港ラウンジが年会費無料のおすすめクレジットカード13選

空港での待ち時間を快適に過ごせる空港ラウンジ。
混雑した待合エリアから離れ、ゆったりとしたソファでドリンクを楽しみながら、静かで落ち着いた空間でくつろげることは、旅行や出張をワンランク上の体験にしてくれます。
実は、特定のクレジットカードを持っているだけで、これらの空港ラウンジを無料で利用できることをご存知でしょうか。
年会費を抑えながら国内主要空港のラウンジが使えるカードから、世界1,700箇所以上のラウンジが利用できるプライオリティパス付帯カードまで、選択肢は豊富にあります。
本記事では、2025年8月の最新版として、空港ラウンジをお得に利用できるクレジットカード13選を徹底解説します。
空港ラウンジの種類と利用できるサービス
空港ラウンジは大きく分けて、以下のような4通りのタイプがあります。
- 航空会社ラウンジ
- プライオリティパスラウンジ
- カードラウンジ
- 特定カード所有で入室可能なラウンジ
次より、上記のラウンジそれぞれの特徴について説明します。
航空会社ラウンジ

航空会社ラウンジとは、ANA(全日空)・JAL(日本航空)などの航空会社によって運営されている空港ラウンジです。

航空会社ラウンジ内ではアルコールや軽食・温かい食事が無料で提供されるので、搭乗時間の直前まで落ち着いた時間を過ごせます。
また、シャワールームが無料で利用できる航空会社ラウンジも多く、国際線では特に長時間フライト前に身支度を整えて、心身ともに快適に搭乗前の準備ができます。

航空会社ラウンジは、ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミーといった上位搭乗クラスの利用者、または日系航空会社の場合ANAプラチナ会員・JALサファイア会員などの航空会社上級会員でないと利用できません。
他のラウンジと比較すると利用するための条件は厳しいですが、利用条件をクリアすればハイクラスで高級感のあるサービスが受けられます。
プライオリティパスラウンジ

プライオリティパスラウンジとは、プライオリティパスに対応しているラウンジです。
プライオリティパスは、世界共通で利用可能な会員サービスで、145以上の国・地域、600以上の都市にある1,700以上もの空港にあるラウンジを利用できます。

ラウンジ内ではアルコール・ドリンク類、軽食の提供が受けられ、オフィス設備・無料のマッサージサービスなども用意されているのが特徴です。
プライオリティパスは公式サイト経由からのお申し込みも可能ですが、日本国内のクレジットカードにはカード特典としてプライオリティパスが無料付帯されているものもあります。
カードによって利用条件が異なりますので、旅行・出張などで海外に行く機会の多い方は、どのカードに付帯されているのか確認することが大事です。
カードラウンジ

クレジットカードのゴールド会員・プラチナ会員を対象としているのが、カードラウンジです。
近年、カードラウンジの運営は航空会社ではなく、いくつかのクレジットカード会社、ラウンジ会社が共同で運営しているパターンが増えています。

カードラウンジは、ゴールド・プラチナ会員のクレジットカード所有者が、カードと搭乗券をラウンジ入り口にて提示することで利用が可能です。

同行者の利用については、カードによって条件が異なり、アメリカン・エキスプレスカードなど一部のカードでは同伴者も無料で利用できますが、多くのカードでは同行者は利用料金を支払う必要があります。

ラウンジ内はドリンクの無料サービスがあり、ラウンジ内に用意された本・雑誌も無料で購読可能です。

ただし、他のラウンジ航空会社ラウンジやプライオリティパスラウンジのようにアルコール・フードの提供は基本的に有料です。
ラウンジの種類によっては、早朝に無料でパンが提供されるところもあります。
カードラウンジの種類によってはシャワールームが併設されているところもありますが、航空会社ラウンジのように無料ではなく有料の扱いです。
特定のカードを所有することで入室できるラウンジ

特定のクレジットカードのみを対象とした空港ラウンジも存在します。
例えば、アメリカン・エキスプレス・プラチナカード以上の会員が利用できるセンチュリオン・ラウンジは、通常のカードラウンジよりも豪華なサービスを提供しており、シェフが調理する料理やプレミアムなアルコール、シャワー設備などが利用できます。
同伴者は2名まで無料で利用できるため、家族で海外旅行を楽しむ際の嬉しい特典です。
このように、カード会社や提携先が独自に運営するラウンジでは、サービス内容がカードのグレードや運営方針によって大きく異なります。
同行者の利用についても、カードの種類によって無料で利用できるタイプもあれば、有料の扱いになる場合もあります。
空港ラウンジ無料で使えるおすすめクレジットカード13枚

空港ラウンジを無料で使いたいと希望している人は、どのクレジットカードがラウンジ利用無料の特典が付帯されているのか、しっかりと確認しないといけません。
こちらでは空港ラウンジが無料で利用できるおすすめのクレジットカード13選を解説します。
それぞれの特色について説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、2025年6月にリニューアルされたプラチナクラスのビジネスカードです。
通常の年会費は33,000円(税込)ですがカードの基本特典として初年度年会費無料で発行することが可能です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードの最大の魅力は、通常年会費469米ドル(約7万円相当)のプライオリティパス・プレステージ会員に年会費無料で登録できる点です。
これにより、世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジを利用回数の制限なく利用できます。
さらに、他社カードで改悪が続いている中、セゾンプラチナビジネスアメックスでは空港レストランやリフレッシュ施設なども利用可能です。

例えば、羽田空港の「All Day Dining Grande Aile」ではランチビュッフェが無料で利用できます(同伴者は有料)。

JALマイルについては還元率1.125%と業界最高水準。
プライオリティパス付きのクレジットカードはマイルの還元率が低い傾向にあるため、マイルの還元率にもこだわりたい人にもぴったりです。
ただし、1.125%の還元率を達成するためには、年会費とは別にSAISON MILE CLUB(年会費 5,500円 税込)に登録する必要があります。
登録すると、通常1,000円で1ポイント貯まる永久不滅ポイントが貯まらない(セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードSAISON MILE CLUB優遇サービスの優遇ポイント、移行上限を超えた場合、セゾンポイントモールご利用時などを除きます。)代わりに、1,000円につき10JALマイルが積算されます。
さらに、永久不滅ポイントが2,000円につき1ポイント貯まります。
この永久不滅ポイントは200ポイント→500マイルに移行できるため、JALマイルの還元率が1.125%という計算になります。
一見、メリットだらけのセゾンプラチナビジネスアメックスカードですが、当然デメリットもあります。
主なデメリットは以下の通りです。
- プライオリティパスラウンジを同伴者と利用する場合+4,400円(税込)発生する
- JALマイルの還元率を最大1.125%にするにはSAISONマイルクラブ5,500円(税込)への入会必須
- ANAマイルへの還元率は0.3%。
- 2025年6月1日以降、22,000円(税込)→33,000円(税込)へ年会費アップ
年間利用額が少ない人や、プライオリティパスを年に1〜2回しか利用しない人にとっては、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
そのため、とりあえずセゾンプラチナビジネスアメックスカードを発行してみて、1年間プライオリティパス施設を存分に堪能してから継続するかどうか決めるという意思決定をおすすめします。
カード基本情報 | |
カード名 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | ・サラリーマン ・個人事業主・経営者を含む安定した収入がある人 ・社会的信用を有する連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
入会キャンペーン | 新規入会後、3カ月間にわたってショッピングの利用時に通常の4倍還元 |
年会費 | 初年度無料次年度以降年会費33,000円(税込) |
追加カード | 3,300円(税込)(最大9枚まで発行可能) |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 可能 |
マイルの還元率 | ・JALマイル:還元率最大1.125% ・ANAマイル:1ポイント=3マイル(還元率0.3%) |
メリット | ・本会員がプライオリティパスプレステージ会員無料 ・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(税込5,500円)が必要) ・国内空港ラウンジ無料 ・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込) ・国内ホテル・レストランの優待オントレ entreeが無料 ・一休.comダイヤモンド会員特典が6ヶ月間無料 ・最高1億円の海外旅行保険付帯 ・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料 ・セゾンプレミアムゴルフサービス ・24時間対応のコンシェルジュサービス ・ビジネスサポートローン ・ビジネスアドバンテージ ・顧問弁護士サービスリーガルプロテクト ・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料 |
デメリット | ・年会費が高い ・同伴者とプライオリティパスラウンジを利用する場合は4,400円(税込) ・ANAマイルへの交換は還元率0.3%と低い |
apollostation THE PLATINUM

apollostation THE PLATINUMは、出光クレジット発行のプラチナカードで、ガソリンスタンド利用がお得になるだけでなく、一通りのプラチナカード特典を利用できるコスパのよいカードです。
apollostation THE PLATINUMを発行することでプライオリティパスのプレステージ会員特典が付与されます。
apollostation THE PLATINUMのプライオリティパス特典は下記の通りです。
- 本会員、家族カードともにプライオリティパスのプレステージ会員付与
- 空港レストラン、リフレッシュ施設利用可能
- 家族カードは初年度年会費無料
- 同伴者(未成年の子供・恋人・職場の同僚)などと利用する場合は+2,200円(税込)
- 2025年11月よりプライオリティパスの利用回数が無制限から年30回までに改悪予定
- 2025年11月より同伴者の利用料金が2,200円から35米ドルに改悪予定
カード特典として、プライオリティパスのプレステージ会員が付与されるだけでなく、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用も可能。
家族カードは年会費3,300円(初年度無料)で、配偶者や家族も空港レストランやリフレッシュ施設も利用可能なプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されます。
同伴者の利用については2,200円(税込)と業界最低水準。
小さいお子さん連れの人や恋人と旅行する機会が多い人にとってはコストパフォーマンスに優れた1枚と言えるでしょう。
車所有者にとっては、apollostationでガソリンや軽油が請求時に2円/L割引となり、さらに月10万円以上の利用で10円/Lの割引が受けられる点が大きな魅力です。
加えて、出光ロードサービスも年会費無料で自動付帯するため、カーライフをより安心かつお得に楽しめます。
ただし、初年度は必ず年会費22,000円がかかり、年間300万円に満たない場合は毎年年会費が発生します。
マイル還元率はJAL・ANAマイル還元率0.6%と他社と比較してそこまで高いとは言えませんが、プリペイドチャージや電子マネーチャージ、公共料金の支払いも一律で0.6%還元される点は大きな強みといえます。
さらに2025年8月現在、apollostation THE PLATINUM新規入会キャンペーンでは、最大40,000円分のポイントプレゼントキャンペーンを実施中。

キャンペーンの詳細は次の通りです。
キャンペーン期間: 2025年6月11日~2025年9月30日
特典内容:入会後、指定の対象期間でapollostation以外で60万円の決済で40,000ポイント(40,000円相当)獲得
カード入会日によって60万円の決済対象期間は異なるので以下の表を確認してください。
例えば8月中旬に申込み2025年12月10日までに60万円の決済額を達成すれば、4万円相当のポイント付与になります。

約4ヶ月間の期間があれば生活費や通信費などをapollostation THE PLATINUMに集中することでキャンペーン達成は比較的用意と言えます。
キャンペーンを活用すれば、実質的に初年度の年会費を大幅に上回るポイントを獲得できるため、プライオリティパス特典を試してみたい人には絶好の機会です。
カード基本情報 | |
カード名 | apollostation THE PLATINUM |
ブランド | American Express |
入会条件 | 25歳以上で安定した収入のある人 |
入会キャンペーン | カード発行から1カ月はガソリン、軽油が5円/L引き、灯油が3円/L引き |
年会費 | 22,000円(税込) ※年間300万円以上の決済で年会費無料 |
家族カード | 3,300円(税込)(最大4枚まで発行可能) ※年間300万円以上の決済で年会費無料 |
プライオリティパス | プレステージ会員付与 |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 可能 |
マイルの還元率 | ANA・JALマイルが0.6% |
メリット | •プライオリティパスプレステージ会員が無料 •家族カード保有者もプライオリティパス付与 •家族カード1枚目の年会費が無料 ・入会後1ヶ月間はガソリン5円/L引き •ガソリン・軽油が最大10円/L引き ・出光クレジットのねびきプラスサービス(通常550円)が無料付帯 •対象レストランにて2名以上1名分無料 •国内空港ラウンジ無料 •最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)の海外旅行傷害保険 •高級ホテルの優待特典サービス ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス ・国内カードラウンジが無料 ・365日24時間対応のコンシェルジュサービス ・一休ダイヤモンド会員が半年間無料 |
デメリット | ・25歳以上でないと入会できない ・マイルの還元率が低い ・審査難易度がやや高め |
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード(以下:ANAアメックスゴールドカード)は、ANAマイルが効率よく貯まるアメリカン・エキスプレスが発行するゴールドカードです。
ANAアメックスゴールドカードの最大の魅力は、ANAマイルを効率的に貯められる点です。
カード利用100円につき1ポイントが貯まり、ANAグループでの利用時は2倍のポイントが付与されます。
貯まったポイントは1,000ポイント単位でANAマイルに移行でき、移行上限がなく手数料も無料です。
アメックス社で提供されているカードの多くがANAマイルへ移行する際の手数料が別途6,600円(税込)、年間4万マイルまでの移行上限などを定めているため、ANAマイルを貯めたい人にはぴったりな1枚です。
さらに、プライオリティパスのスタンダード会員資格が付帯され、世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用することが可能です。
空港ラウンジに関しては、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のカードラウンジを、本会員と同伴者1名まで無料で利用できます。

2025年8月現在、最大70,000マイル獲得できる新規入会キャンペーンを開催中です。
70,000マイル獲得できれば、東京↔︎東南アジア線のビジネスクラス特典航空券を一発で発行できるようになります!
70,000マイル獲得できる内訳は下記の通りです。以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
・新規入会キャンペーン:最大68,000マイル
・マイ友プログラム:2,000マイル
最大70,000マイル獲得
まずは、ANAアメックスゴールドカードの発行元であるアメックス社が2025年8月に開催中の新規入会キャンペーンです。
・新規入会でもれなく2,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計60万円以上のカードご利用で16,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計100万円以上のカードご利用で12,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計180万円以上のカードご利用で20,000マイル付与
合計:68,000マイル付与

次にマイ友プログラムについてです。
マイ友プログラムとは、ANAカードの紹介制度です。
ANAカード既存会員からの紹介番号をもらうことによって、ANAカード新規会員はボーナスマイルを獲得できます。
ANAカードの発行が初めてかつ、ANAアメックスゴールドカードを新規で発行する場合はボーナスマイルとして2,000マイルが付与されます。
ぜひこの機会にANAアメックスゴールドカードを発行して、一気にANAマイルをGETしてください!!
カード基本情報 | |
カード名 | ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上の安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 入会から3カ月以内に合計180万円以上の利用で68,000マイル相当付与 |
年会費 | 34,100円(税込) |
家族カード | 17,050円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | 年間2回まで無料 |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | ・通常利用:100円につき1ポイント(還元率1%) ・ANAグループでの利用:100円につき3ポイント(還元率3%) |
メリット | ・生活費決済で100円につき1マイル付与 ・ANA航空券を購入する際に100円につき3マイル付与 ・新規入会でANA2,000マイル付与 ・カード更新でANA2,000マイル付与 ・国内カードラウンジが同伴者+1名まで無料 ・国際線利用時ANAビジネスクラスチェックインカウンターの利用可能 ・300万円以上決済でANAスカイコイン10,000ポイント付与 ・保険が充実している (海外保険、スマートフォンプロテクション、ショッピングプロテクション) ・新規入会キャンペーンで獲得できるマイル数が圧倒的に多い ・最高1億円の海外旅行保険 |
デメリット | ・プライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・家族カードが割高 ・プライオリティパスを無料で利用できる回数が少ない |
ダイナースクラブカード

歴史と高いステータス性を誇るダイナースクラブカードは、独自のサービス体系で多くの愛用者を獲得してきたクレジットカードの一つです。
ダイナースクラブカードのプライオリティパス同等の特典として、国内外1,600箇所以上の空港ラウンジを年に10回まで無料で利用できます(家族カード同様)。
2025年4月1日より日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可に改悪しましたが、海外の空港レストランやリフレッシュ施設については引き続き利用可能です。
詳細は次の通りです。
- 本会員・家族会員ともに年間10回まで無料
- 11回目以降は1回の利用につき3,500円(税込)
- 2025年4月1日以降も海外の空港レストランは引き続き利用可能(国内は利用不可)
- 4月1日~翌年3月31日の間で10回の計算
空港ラウンジの利用方法は、ダイナースクラブカードと当日の搭乗券をラウンジ受付で提示するだけで簡単です。
家族カード会員も無料で利用できますが、同伴者は基本的に有料となる点に注意が必要です。

さらに、ダイナースクラブカードにはホテル上級会員特典や無料宿泊などの特典はないものの、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルが即時予約できる会員制高級ホテル予約アプリHoteLuxのエリート会員が1年間無料で体験できます。(通常:51,000円相当)
HoteLuxのエリート会員特典で得られる特典は下記の通りです。
- 朝食2名分が滞在中無料
- お部屋の無料アップグレード
- 最大200US$相当の館内利用券
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 限定プロモーション(3泊目無料・4泊目無料など)
HoteLuxに加盟しているホテルはマリオットボンヴォイだけでなく、ハイアットやフォーシーズンズ、マンダリンオリエンタルなど世界を代表する一流ホテルチェーンばかりです。
ホテルステイ好きの人であれば持っておいて損なしカードの特典と言えます。

さらに、エグゼクティブ ダイニング特典では、全国約400店舗の高級レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。
プライオリティパス以外でも充実した食事特典を楽しめる点は大きな魅力です。

また、ダイナースクラブのANAマイル還元率も大きな魅力の一つ。
ANAダイナースカードでは以下の特典が受けられます。
- マイル還元率:1.0%
- ポイント付与:100円利用ごとに1リワードポイント
- マイル交換:1リワードポイント=1ANAマイルに交換(移行手数料無料)
- ポイント有効期限:なし(実質無期限でマイル貯蓄可能)
- ANAグループ利用時:通常ポイントに加えてボーナスマイル25%加算
移行手数料なども発生しないため、ANAマイルを使った特典航空券を発券したいと考えている人にもおすすめの1枚と言えます。
年間40,000マイルを超えるマイルの移行を行いたい場合は追加で年会費6,600円(税込)にダイナースグローバルマイレージに加入することが必要です。
ただし、24,200円(税込)という年会費は、他社ゴールドカードの多くが1万円以下や利用実績による無料化を提供している中で高めの設定です。
総じてダイナースクラブカードは海外出張や旅行が多く、世界中の空港ラウンジを利用したい人で、年会費を抑えながらもステータス性を重視する人におすすめのカードです。
カード基本情報 | |
カード名 | ダイナースクラブカード |
ブランド | Diners Club |
入会条件 | 所定の基準を満たす人 |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 24,200円(税込) |
家族カード | 5,500円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | プライオリティパスラウンジ相当のラウンジが年10回まで無料(家族カード同様) |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 可能(海外のみ) (国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に該当する施設は2025年4月1日より利用不可) |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル(還元率1.0%) ・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%) ・その他の航空会社(ユナイテッド航空、大韓航空、キャセイパシフィック航空など): 2,000ポイント=1,000マイル(還元率0.5%) |
メリット | ・ANAマイル還元率1.0%(移行手数料無料・有効期限なし) •エグゼクティブ ダイニング(全国約400店舗で1名無料) •利用限度額に一律制限なし •24時間365日コンシェルジュサービス •海外旅行傷害保険最高1億円 •独自ラウンジネットワーク •ANAグループ利用時ボーナスマイル25%加算 •高いステータス性と世界的認知度 ・国内旅行傷害保険、および海外旅行傷害保険が手厚い ・利用可能枠に一律の制限なし ・ダイナースクラブカードで購入した商品を購入日から90日以内に誤って破損した場合、盗難などに遭った場合、年間500万円まで補償 |
デメリット | ・ANAマイル40,000マイル以上の交換は「ダイナースグローバルマイレージ」(年会費6,600円税込)への加入が必須 ・海外空港ラウンジの年間利用回数に制限がある ・国内のプライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・ANA以外の航空会社のマイルへの還元率が低い |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、アメックスが発行する最上級クラスのクレジットカードです。
メタル素材で作られていて、手にすると重みと高級感があり、持つだけで目を引く存在感とステータス性があります。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの最大の魅力は、世界1,700カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員資格が付帯されている点です。
家族カードにもプライオリティパスのプレステージ会員が付与されるだけでなく、同伴者1名まで無料でプライオリティパスラウンジを利用できます。

さらに、2025年7月には羽田空港第3ターミナルに新設されたアメックスセンチュリオンラウンジには本会員+同伴者2名まで無料で入室できます。
センチュリオンラウンジ内ではジャパニーズウイスキーや朝食・昼食・夕食と時間帯ごとに異なる軽食が提供されており、夕食の時間帯になると本格的なお鮨が提供されるのが特徴的です。
・朝食無料
・100米ドル(約15,000円相当)のホテルクレジット
・12時のチェックイン、16時のレイトチェックアウト保証
・客室のアップグレード
空港ラウンジだけでなくホテル予約関連の特典充実しており、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」というプラチナカード会員・センチュリオンカード会員向けのプログラムがあります。
ファイン・ホテル・アンド・リゾート経由で国内外の高級ホテルを予約すると、下記のようなVIP特典が無料付帯されます。

筆者は以前、FineHotels&Resortsパークハイアットバンコクに宿泊したところ、一番スタンダードな客室から2段階無料アップグレードされました。

それだけでなく、100米ドルのクレジットでインルームダイニングで牛フィレステーキやグラスの赤ワインなどを無料で楽しむこともできました。
ただし、デメリットとして、年会費が高額過ぎるという点でしょう。
年間165,000円(税込)をクレジットカードの年会費だけに捻出するのは決して簡単なことではありません。
その分、他のクレジットカード特典には用意されていないような特典や高いステータス性を誇るのは事実。
海外旅行や出張が月1回以上あり、高級ホテルやレストランを頻繁に利用する人には、年会費以上の価値を得られるためおすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上の成人(学生を除く) |
入会キャンペーン | 条件達成で合計200,000ポイント付与 |
年会費 | 165,000円(税込) |
家族カード | 家族カード4枚まで無料 |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:1ポイント=1マイル(還元率1.0%) ・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%) |
メリット | ・券面がメタルカード ・プライオリティパスラウンジプレステージ会員が無料 ・航空会社のマイル還元率が1% ・FineHotels&Resortsでの宿泊特典(レイトチェックアウト、客室アップグレード、朝食無料、100ドル体験クレジットなど) ・フリーステイギフト(更新時に無条件で付与) ・ホテルチェーンの上級会員 ・最大1億円の海外旅行保険 ・対象の予約困難な人気店の予約 ・入会時に3万円分のトラベルクレジット付与 ・カード更新時に2万円分のトラベルクレジット付与 ・年間4万円まで対象のレストランでキャッシュバック ・対象レストランが2名以上利用時に1名分無料 ・HuluやDaznなどのサブスクを年間12,000円キャッシュバック ・年間3万円まで対象のショッピングをキャッシュバック ・24時間365日コンシェルジュサービス |
デメリット | ・プライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・年会費が高く、入会できても会員ステイタスの維持が難しい ・JALマイルの還元率が低い |
JAL Luxury Card

JAL Luxury Cardは、2025年8月に登場したばかりのJAL最上位クラスの金属製クレジットカードです。
年会費242,000円(Limited版は599,500円)と非常に高額ですが、JALの上級ステータスが自動でもらえるなど、JALをよく使う人にとっては究極の一枚といえます。
ラウンジ利用については、通常版(JAL Luxury Card)はサクララウンジを年5回まで(国内線・国際線)利用でき、プライオリティパスも付帯します。
一方、Limited版はJMBサファイアステータスに準じてサクララウンジが無制限で利用できるほか、より充実したラウンジサービスが受けられます。
- 優先チェックイン・優先保安検査・優先搭乗
- 受託手荷物優遇サービス(20kg→30kg)
- 空席待ち優先取扱い
- ボーナスマイル35%加算
- 国際線サクララウンジ無制限利用(Limited版)同伴者+1名まで。
- 通常版:サクララウンジ年5回まで(国内線・国際線)同伴者+1名まで。
- Limited版:JMBサファイアステータス準拠で無制限 利用同伴者+1名まで。
さらに、プライオリティパスで世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジも利用可能。
プライオリティパスに関してはプレステージ会員が付与されるだけでなく、空港レストランやリフレッシュ施設の利用も可能です。
ただし、同伴者と利用する場合は追加で35米ドル発生します。
プライオリティパスやサクララウンジが使えて、ラグジュアリーホテル優待が受けられるなど、JALをよく使う富裕層の人には年会費以上の価値を感じられるでしょう。
客室アップグレード
朝食無料
アーリーチェックイン・レイトチェックアウト
ウェルカムアメニティ
ただし、年会費が高額で、Limited版に至っては招待制のため誰でも持てるわけではありません。
また、これだけの年会費を支払うなら、JAL便を頻繁に利用し、付帯する各種特典をフル活用できる人でないと元を取るのは難しいでしょう。
JAL便をどれくらい使うか、特典をしっかり活用できるかをよく考えてから申し込むのがおすすめです。
カード名 | JAL Luxury Card / JAL Luxury Card Limited |
ブランド | Mastercard |
年会費 | 242,000円(税込)/ Limited 599,500円(税込) |
追加カード | 家族カード:66,000円(税込)/ Limited 99,000円(税込)ETCカード:年会費無料 |
プライオリティパスラウンジ | 年会費無料で利用可能 |
ポイント還元率 | 1.25%(Limited 1.5%)のマイル還元※JALマイル還元率1.25%~1.5% |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会条件 | JAL Luxury Card:申込み可能Limited:完全招待制 |
メリット | ・金属製の高級カード(鎌倉彫モチーフ) ・JMBクリスタル/サファイアステータス自動付帯 ・サクララウンジが同伴者1名まで無料利用可能(年5回〜無制限) ・24時間365日コンシェルジュサービス ・機内Wi-Fi年間5回無料 ・機内販売10%割引 ・Limited版なら修行不要でJALサファイアステータス確定 ・プライオリティパスで世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジが利用可能 ・高級ホテルでの優待や会員限定イベントへの招待 |
デメリット | ・年会費が超高額 ・プライオリティパスの同伴者が有料 |
デルタスカイマイルTRUSTゴールドVISAカード

デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードは、デルタ航空のマイルが効率よく貯まるゴールドカードです。
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカードは、デルタ航空ファンには見逃せない特典が満載です。
普段のお買い物でもデルタのマイルが100円につきデルタマイルが1.3マイルが貯まり、国内空港ラウンジに加えてプライオリティパスで海外の空港ラウンジも年10回まで使えます。

さらに、デルタスカイクラブラウンジも年3回まで、デルタ航空や大韓航空などのスカイチーム加盟便に搭乗者する際同伴者と一緒に利用できます。(※同伴者と利用する場合は年2回分のラウンジクーポンを消費)
デルタスカイクラブはアメリカ本土の他、羽田空港第3ターミナルにデルタスカイクラブが用意されており、豪華なビュッフェメニューから白州や知多といったプレミアムなジャパニーズウイスキーを楽しめるバーエリアも完備されています。
ただし、デルタ航空以外の航空会社をメインで利用する人にとっては、スカイマイルの使い道が限定的になってしまうかもしれません。
また、プライオリティパスの利用が年10回までという制限があるため、海外出張や旅行が非常に多い人には物足りない可能性があります。デルタ航空をよく利用し、効率的にマイルを貯めたい人におすすめのカードです。
カード名 | デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード |
ブランド | VISA |
年会費 | 19,800円(税込) |
追加カード | 家族カード:9,900円(税込)ETCカード:年会費無料 |
プライオリティパスラウンジ | 年会費無料で利用可能(海外空港ラウンジ年10回まで無料) |
ポイント還元率 | 1.3%(100円につき1.3マイル自動積算) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会条件 | 25歳以上で安定した収入がある人 |
メリット | ・デルタスカイクラブラウンジ年3回まで無料 ・国内主要空港・ホノルル空港ラウンジ無料 ・スカイマイルが自動的に口座に加算 ・最高7,000万円の海外・国内旅行保険付帯 ・空港手荷物宅配サービス優待価格 ・ハーツレンタカー最大20%割引やパッケージツアー最大5%割引 ・Hotels.com 8%割引などトラベル優待 ・プライオリティパスで世界の空港ラウンジが年10回まで使える |
デメリット | ・審査難易度がやや高め ・プライオリティパス対応の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可 ・家族カードの年会費有料 |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは、年会費22,000円でプラチナカードの充実したサービスが受けられるコストパフォーマンスの高いカードです。
初年度年会費無料といったキャンペーンは無いものの、家族カードのプライオリティパスプレステージ会員が無料で発行できるため、夫婦で頻繁に旅行を楽しむ人におすすめのクレジットカードです。
プライオリティパスの特典については次の通りです。
- 本会員、家族カードともにプライオリティパスのプレステージ会員付与
- 国内外の空港レストラン、リフレッシュ施設利用不可
- 家族カードは年会費永年無料
プライオリティパスの特典以外にも、下記のような特典が用意されています。
- 対象ホテルのアップグレード
- 朝食の無料といった優待特典
- 対象レストランのコース料理を2名以上利用した際に1名分が無料
- 三菱UFJプラチナカードと三菱UFJの口座を紐づけた場合、大手コンビニや飲食チェーン店を含む対象店舗での利用分が最大20%還元
デメリットとして、ANAやJALのマイル還元率は0.8%と低く、マイル移行には年間移行手数料6,600円(税込)、マイレージプログラム参加手数料年3,300円(税込)が年会費に加えて必要になります。
マイルを貯めたい人にとってメインカードとして利用するのはやや不向きと言えます。

2025年8月現在、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは新規入会キャンペーンを開催中です。
入会後2か月末までのお買い物金額の利用に応じて最大15,000円相当がキャッシュバックされます。
コストパフォーマンスを重視しつつ、プラチナカードのサービスを享受したい人におすすめのカードです。
カード基本情報 | |
カード名 | 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入のある人(学生を除く) |
入会キャンペーン | 条件達成で最大15,000円相当ポイント付与 |
年会費 | 22,000円(税込) |
家族カード | 1名のみ年会費無料 ※家族カードもプライオリティパスプレステージ会員付与 |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 不可 |
マイルの還元率 | JAL・ANAマイル0.8% |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員無料 ・家族カード保有者もプライオリティパス付与 ・家族カード1枚目の年会費が無料 ・JAL・ANAマイルの還元率が0.8% ・対象レストランにて2名以上利用時に1名分無料 ・国内空港ラウンジ無料 ・最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)の海外旅行傷害保険 ・高級ホテルの優待特典サービス ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス ・三菱UFJの口座をお支払い口座に設定するとお得度アップ ・コンシェルジュサービスを電話だけでなく、メールでも利用可能 ・平日のお昼はセブンイレブンで最大20%ポイントを還元 |
デメリット | ・プライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・マイルの還元率がやや低い ・ポイントをマイルへ移行するために年間9,900円(税込)の年会費が発生 |
JALアメリカン・エキスプレス®・カードプラチナ

JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナは、JALマイルを効率よく貯められるプラチナクラスのカードです。
年会費34,100円(税込)でプライオリティパスのプレステージ会員が無料で付帯されるだけでなく、JAL便の利用者にとって価値の高い特典が豊富に揃っています。
- 国内主要空港・ホノルル空港:同伴者1名まで無料
- プライオリティパスラウンジ:本人のみプレステージ会員無料、同伴者は有料
- JALサクララウンジ:利用不可
JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナの最大の強みは、JALグループでの利用時のマイル還元率です。
通常のショッピングマイル(100円=1マイル)にアドオンマイル(100円=2マイル)が加算されるため、JAL航空券購入時などは実質100円=4マイルという他社にはない高還元率を実現します。
また、エコノミークラス利用時でもビジネスクラス・チェックインカウンターが使えるのは、混雑する空港での大きなメリットといえるでしょう。
ただし、年会費が本会員34,100円、家族カード17,050円と高額で、JAL便をあまり利用しない人には年会費負担が重くなります。
また、アメリカン・エキスプレスブランドは国際的な知名度は高いものの、国内では一部利用できない店舗もあります。JALを年に数回以上利用し、マイルを効率的に貯めることを重視する人にはおすすめのカードです。
カード基本情報 | |
カード名 | JAL・JCBカード プラチナ |
ブランド | JCB |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 80,000マイル獲得のチャンス |
年会費 | 34,100円(税込) |
家族カード | 8,800円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | ・プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし ・家族カードにプライオリティパス付帯なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 海外のみ利用可能 |
マイルの還元率 | ・基本還元率:カード利用100円につき1マイル(還元率1%) ・JALカード特約店:200円につき2マイル(還元率2.0%) |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員が無料 ・JALマイルの還元率が最低1% ・特約店での支払は100円で2ポイント貯まる ・JALビジネスクラス チェックインカウンターの利用 ・家族プログラムに登録すれば、家族分を合算してマイルを使える ・ボーナスマイルの種類が豊富・空港店舗・免税店割引を利用できる ・レストラン1名無料サービス ・空港免税店では10%割引、JAL機内販売でも10%割引 ・24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュサービス ・JCB Lounge 京都が同伴者+1名まで無料 ・国内線カードラウンジが無料 |
デメリット | ・プライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・家族カードの年会費がやや高い ・JALサクララウンジは利用不可 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードでは、ダイニングやホテル、トラベルのサービスが手厚く、ラグジュアリーな体験を楽しめます。

例えば、年間の決済額が200万円達成すると、翌年の更新タイミングで国内有名チェーン店のホテルが1泊無料になるフリーステイギフトが進呈されます。
宿泊できるホテルはマリオット系列やヒルトン系列など1泊3万円〜5万円程度のホテルとなっており、フリーステイギフトを利用するだけでも年会費の元が十分取れてしまいます。
ただし、プライオリティパスは年2回までしか使えないので、海外によく行く人には物足りないかもしれません。

アメックスゴールドプリファードカードでは2025年9月30日までの期間限定で新規入会キャンペーンを開催中!
新規入会、およびカードの利用条件達成で合計120,000ポイント獲得できます。
アメックスゴールドプリファードカードの新規入会キャンペーンの特典を獲得するには、以下4つの条件を満たす必要があります。
オンライン・ショッピング・ボーナス | 入会から6カ月間にわたって対象加盟店での利用時に100円ごとに10ボーナスポイントを付与(上限は20,000ボーナスポイント)。 |
ご利用ボーナス1 | 入会から3カ月以内に合計50万円のカードの利用で20,000ボーナスポイントを付与。 |
ご利用ボーナス2 | 入会から6カ月以内に合計100万円のカードの利用で70,000ボーナスポイントを付与。 |
通常ご利用ポイント | 合計100万円のカードの利用で10,000ボーナスポイントを付与。 |
2025年9月30日までに申し込みを行い、さらに新規ご入会特典条件を全て達成した場合、年会費3年分相当(=120,000ポイント)のポイントを獲得できます。
つまり条件達成で3年間は実質年会費が無料になります。
クレジットカードの年会費を少しでも抑えたいという人はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの新規入会キャンペーンを積極的に活用してください。
ステータス性と実用性を両立させたいゴールドカード利用者におすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 入会、およびカード利用条件達成で合計120,000ポイント付与(2025年9月30日(火)お申し込み分まで) |
年会費 | 39,600円(税込) |
家族カード | 2枚まで無料 3枚目以降19,800円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | 年間2回まで |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 利用不可 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル::1ポイント=1マイル(還元率1.0%) *別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年会費5,500円)への登録が必要 ・その他の航空会社:1ポイント=0.5~0.8マイル(還元率0.5~0.8%) |
特徴 | ・メタル製のカード ・対象加盟店ならポイント3倍 ・200万円決済達成、翌年カード更新のタイミングでフリー・ステイ・ギフトカード(1泊名分)を付与 ・有名アーティストのチケット先行販売や特別なプランに申し込み可能 ・国内カードラウンジが同伴者+1名まで無料 ・レストランにおいて所定のコースメニューの2名以上の予約、利用で1名分のコース料金が無料 ・カード更新時にアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約で利用可能な10,000円分のクーポンをプレゼント ・Seibu Prince Global Rewardsの上級会員資格を付与 ・ANAマイルの還元率1% ・最高1億円の旅行保険 |
デメリット | プライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・プライオリティパスの利用回数に制限あり ・空港内で受けられるサービスが少ない ・ANAマイルへ移行するために5,500円(税込)の年会費発生 |
ANA JCBカードプレミアム

ANA JCBカード プレミアムは、ANAマイルが効率よく貯まるプラチナクラスのカードです。
年会費77,000円と聞くと高く感じますが、ANAラウンジが利用できることや充実したマイル特典を考えると、ANA便をよく利用する人には価値の高いカードでしょう。
ANA JCBカード プレミアムは、ANAの国内線ラウンジが使えるだけでなく、JCB空港ラウンジサービスでは同伴者1名まで無料という大きなメリットがあります。
海外旅行時にはプライオリティパスで世界1,700ヵ所以上の空港ラウンジが利用でき、ANAマイルも入会・継続で10,000マイル、搭乗時には50%のボーナスマイルが加算されるなど、ANA便利用者には非常に魅力的な特典が揃っています。
ただし、年会費が77,000円(税込)と高額で、プライオリティパスの同伴者料金が発生する点は注意が必要です。
ANA便をよく利用し、ANAラウンジを使いたい人におすすめのカードです。
カード名 | ANA JCBカード プレミアム |
ブランド | JCB |
年会費 | 77,000円(税込) |
追加カード | 家族カード:4,400円(税込)ETCカード:年会費無料 |
プライオリティパスラウンジ | 年会費無料で登録可能(同伴者2,200円) |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0%(Oki Dokiポイント2倍、ANAマイル1.3%相当) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会条件 | 25歳以上で安定した収入がある人 |
メリット | ・ANA国内線ラウンジが無料で利用可能 ・JCB空港ラウンジサービス同伴者1名無料 ・入会・継続で10,000ボーナスマイル ・搭乗ごとに区間基本マイレージの50%加算 ・プラチナ・コンシェルジュデスク24時間365日利用可 |
デメリット | ・審査難易度が高い ・年会費が高い ・プライオリティパスラウンジへの同伴者が有料 |
JAL CLUBESTカード

JAL CLUB ESTカードは、20代限定で特別なサービスが追加されたJALカードです。
年会費7,700円(カード年会費2,200円+CLUB EST年会費5,500円、初年度カード年会費無料)という手頃な価格で、通常のJALカードよりもさらに魅力的な特典が受けられる、JALをよく利用する20代の人にはおすすめのカードです。
JAL CLUBESTカードの一番の魅力は、通常年会費4,950円のJALカードショッピングマイル・プレミアムが無料で付いてくることです。
これにより、普段のお買い物でも100円=1マイルが貯まり、マイルが効率よく貯められます。
また、通常3年間のマイル有効期限が5年間に延長されるので、急いでマイルを使う必要がなく、ゆっくりと特典航空券を狙えるのも大きなメリットです。
さらに、毎年の継続ボーナスで2,500マイルがもらえるうえ、年5回まではサクララウンジを同伴者1名と一緒に無料で利用できるなど、年会費7,700円という価格で充実したサービスが受けられます。
ただし、30歳になると自動的に通常のJALカードに切り替わってしまうため、利用期間が限定的です。
また、プライオリティパスは付帯しないので、海外の空港ラウンジは利用できません。
JALをよく利用する20代で、効率的にマイルを貯めたい人には絶対におすすめのカードです。
カード名 | JAL CLUB ESTカード |
ブランド | VISA / Mastercard / JCB |
年会費 | 2,200円(税込)※初年度無料 |
追加カード | 家族カード:1,100円(税込)ETCカード:年会費無料 |
プライオリティパスラウンジ | 付帯なし |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0%(JALマイル) |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会条件 | 20歳以上30歳未満の学生を除く人 |
メリット | ・サクララウンジ年5回まで同伴者1名まで無料 ・JALマイル有効期限5年間に延長 ・JALカードショッピングマイル ・プレミアム自動付帯(年会費4,950円相当が無料) ・入会・継続ボーナスで毎年2,500マイル ・フライトボーナスマイル積算率15% ・JALビジネスクラス・チェックインカウンター利用可 ・JAL航空券購入時2.0%還元 ・JALカード特約店で還元率2倍 |
デメリット | ・プライオリティパスラウンジが付帯されていない ・通常カードの場合、国内カードラウンジ利用不可 ・30歳以降は申し込み不可 |
エムアイカードゴールド

エムアイカード ゴールドは、年会費5,500円(初年度無料)で羽田空港の特別なラウンジが使えるカードです。
三越伊勢丹をよく利用する人にはもちろん、羽田空港から海外旅行する人にも大きなメリットがあります。
エムアイカード ゴールドの最大の魅力は、羽田空港のTIAT LOUNGEに無料で入れることです。
TIAT LOUNGEに無料で入れるクレジットカードは少なく、数少ない中でも手に入れやすいのがエムアイカード ゴールドです。
- 食事やアルコール、シャワーサービスを完備
- 同伴者1名まで無料利用可能
- 国際線利用前の快適な時間を過ごせる
TIAT LOUNGEはプライオリティパス保有者でも利用可能ですが、混雑緩和のため利用時間は1:00~5:00と深夜の時間帯に限定されいます。
一方でエムアイカードゴールドであればラウンジ開店中はいつでも利用できるだけでなく、同伴者+1名も無料で利用可能です。
さらに、国内主要空港ラウンジに加えて、ハワイや韓国の仁川国際空港など一部の海外空港ラウンジも利用できるため、人気の海外旅行先でも活用できます。
エムアイカード ゴールドは、羽田空港から海外旅行する機会が年2回以上ある人には特におすすめのカードです。
カード名 | エムアイカード ゴールド |
ブランド | VISA |
年会費 | 5,500円(税込)※初年度無料 |
追加カード | 家族カード:1,100円(税込)ETCカード:年会費無料 |
プライオリティパスラウンジ | 付帯なし |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0%(エムアイポイント) ※JAL・ANAマイル還元率0.6%~0.9% |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
入会条件 | 18歳以上で安定した収入がある人 |
メリット | ・初年度年会費無料 ・TIAT LOUNGEが同伴者1名まで無料 ・国内主要空港・ホノルル空港ラウンジ無料 ・国内外のVisa加盟店でエムアイポイントが2倍 ・三越伊勢丹グループで1ポイント=1円で利用可能 ・エムアイポイントワールド経由でポイントアップ ・さとふる・スターバックスカードチャージで3.0%還元 ・最高3,000万円海外旅行傷害保険利用付帯 |
デメリット | ・首都圏以外だと恩恵を受けづらい |
空港ラウンジ無料のクレジットカードの選び方

空港ラウンジが利用できるクレジットカードは数多くありますが、自分に合わないカードを選んでしまうと年会費ばかりがかかって全然お得感を感じられないということになりかねません。
海外旅行の頻度、同伴者の有無、利用したい空港ラウンジの種類など、旅行スタイルに合わせて最適なカードを選ぶことが重要です。
ここでは空港ラウンジが利用できるクレジットカードの選び方について解説していきます。
年会費
空港ラウンジが利用できるクレジットカードの年会費は、カードのグレードや付帯するラウンジサービスの充実度によって変わります。
コストパフォーマンスの良いカードを選ぶには、年会費とサービス内容のバランスを見極める必要があります。
以下の表で年会費とラウンジサービスの関係を確認してみましょう。
代表的なカード | 年会費(税込) | プライオリティパス | 特徴 |
---|---|---|---|
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 33,000円 初年度年会費無料 | プレステージ会員(無制限無料) | 空港レストラン、リフレッシュ施設が無料 |
JCBゴールド | 11,000円 | なし | 海外提携ラウンジも一部利用可 |
三井住友カードゴールド | 11,000円 | なし | 高いセキュリティ機能 |
dカードGOLD | 11,000円 | なし | ドコモユーザーはポイント還元率高め |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 年に5回まで無料スタンダード会員(利用は有料$35/回) | 通常$99相当のサービスが無料 |
三菱UFJカード・プラチナ・アメックス | 22,000円 | プレステージ会員(無制限無料) | コスパ最高のプラチナカード |
JCBプラチナ | 27,500円 | プレステージ会員(無制限無料) | 上質なコンシェルジュサービス |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | プレステージ会員(無制限無料) | ポイント特化型プラチナカード |
アメックス・ゴールド・プリファード | 39,600円 | スタンダード会員(年2回無料) | メタル製カード |
三井住友カードプラチナ | 55,000円 | プレステージ会員(無制限無料) | 専用プライオリティ・パス |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 165,000円 | プレステージ会員(無制限無料) | 同伴者1名まで無料 |
年会費を抑えたい人は初年度年会費無料のセゾンプラチナビジネスアメックスカードを発行し、1年間プライオリティパスを楽しんだ後に別のカードに切り替える方法がおすすめです。
どのような空港ラウンジを利用できるか?
前述通り空港ラウンジは大きく4つのタイプに分かれており、それぞれサービス内容や利用条件が異なります。
自分がどのタイプのラウンジを利用したいかを明確にすることで、最適なクレジットカードを選ぶことができます。
- 航空会社ラウンジ:ANAやJALなどが運営する上級会員向けの高級ラウンジ
- カード会社ラウンジ:クレジットカード特典として利用できる一般的なラウンジ
- プライオリティパスラウンジ:世界600都市、1,700ヵ所以上で利用できる国際的なラウンジサービス
- 特定のカードを所有することで入室できるラウンジ:センチュリオンラウンジなど
ラウンジタイプ別サービス内容比較
利用できるサービス | カード会社ラウンジ | プライオリティパスラウンジ | 航空会社ラウンジ | 特定のカードを所有することで利用できる ラウンジ |
---|---|---|---|---|
ゆったりしたソファ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
無料ソフトドリンク | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
アルコール類 | 有料が多い | 〇 | 〇 | 〇 |
軽食サービス | 一部ラウンジのみ | 〇 | 〇 | 〇 |
ビュッフェ料理 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
レストラン食事 | × | 一部ラウン一部ラウンジ | 〇 | 〇 |
シャワー設備 | 一部ラウンジのみ | 〇 | 〇 | 〇 |
無料Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
雑誌・新聞 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
電話・FAX | 有料が多い | 〇 | 〇 | 〇 |
同伴者が有料かどうか
空港ラウンジを家族や友人と一緒に利用したい場合、同伴者の料金体系は重要なチェックポイントです。
多くのクレジットカードでは同伴者は有料となりますが、一部のカードでは同伴者も無料で利用できる特典が付いています。
カードラウンジの場合、同伴者は1人あたり1,000〜2,000円程度の利用料金がかかります。
国内旅行や出張を家族で行く機会が多いという人は同伴者が1名まで無料で利用できるアメックス社が提供するクレイジットカードの発行をおすすめします。
同伴者無料のカード例は下記の通りです。
カード名 | 年会費(税込) | 同伴者無料人数 | 備考 |
---|---|---|---|
三井住友カード プラチナ | 55,000円 | 1名まで無料 | プラチナカードの代表格 |
ANAアメリカン・エキスプレス®・カード | 7,700円 | 1名まで無料 | 比較的手頃な年会費 |
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード | 34,100円 | 1名まで無料 | ANA便利用者におすすめ |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード | 49,500円 | 1名まで無料 | ビジネス向け特典充実 |
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・カード | 13,200円 | 1名まで無料 | コスパの良いビジネスカード |
同伴者無料の特典は、プラチナカード以上のクレジットカードに付帯することが多く、年会費は高い傾向があります。
一方でプライオリティパスラウンジの場合は同伴者との利用で通常35米ドル発生します。
プライオリティパス付きのクレジットカードの中には35米ドルよりも安い値段もしくは無料で利用できるクレジットカードもあります。
以下の表をぜひ参考にしてください。
カード名 | 年会費(税込) | プライオリティパス 同伴者料金(税込) |
---|---|---|
セゾンプラチナビジネスアメックスカード | 33,000円 初年度年会費無料 | 4,400円 |
apollostation THE PLATINUM | 22,000円 | 2,200円 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 165,000円 | 1名まで無料 |
ダイナースクラブカード | 24,200円 | 3,500円 |
頻繁に複数人でラウンジを利用する予定がある人は、同伴者料金を考慮すると、多少年会費が高くても同伴者無料のカードを選ぶ方が結果的にお得になる場合があります。
ラウンジの利用回数
空港ラウンジの利用頻度に応じて、適切な利用回数制限のカードを選ぶことは大切です。
年に数回しか利用しない人と頻繁に海外出張がある人では、最適なカードが大きく異なります。
空港ラウンジサービスには、大きく分けて「回数制限あり」と「回数制限なし」の2つのタイプがあります。
回数制限があるカードでは、制限回数を超えて利用する際に追加で費用を支払わなければなりません。
年会費別ラウンジ利用回数比較(プライオリティパスラウンジの場合)
年会費(税込) | カード例 | プライオリティパス 利用回数制限 | 追加料金 |
---|---|---|---|
11,000円 | 楽天プレミアムカード | 年5回まで無料 | 6回目以降米35ドル |
33,000円 | セゾンプラチナビジネスアメックスカード 初年度年会費無料 | 回数制限なし | なし |
16,500円 | UCプラチナカード | 年6回まで無料 | 7回目以降米35ドル |
24,200円 | ダイナースクラブカード | 年10回まで無料 | 7回目以降3,500円(税込) |
プライオリティパス単体で入会する場合、「スタンダード・プラス」ランクは年会費329ドル(約5万円)で年10回まで無料利用できます。
一方、最上位の「プレステージ」ランクは年会費469ドル(約7万円)で利用回数制限がありません。
年会費2万円以下のクレジットカードなら、半分以下のコストでプライオリティパスを利用できるため非常にお得です。ただし、年会費が安いカードほど利用回数や施設に制限がある場合が多いので事前に確認が必要です。
利用パターンに合わせた選び方をまとめると以下のとおりです。
- 年に1〜2回程度の利用:楽天ゴールドカードのような回数制限ありでも十分
- 年に5〜10回程度の利用:楽天プレミアムカードなど制限付きプライオリティパスがおすすめ
- 月1回以上の頻繁な利用:セゾンプラチナビジネスアメックスカードなど回数制限なしのカードが必須
一部のカードでは、プライオリティパスの利用施設が「ラウンジのみ」に制限されており、通常提供されているレストランやスパなどの施設は利用できない場合があります。
より充実したサービスを求める人は、利用できる施設の種類も事前にチェックしておきましょう。
マイル還元率

空港ラウンジが利用できるクレジットカードの中でも、航空会社系カードならマイルも効率的に貯められて一石二鳥です。
貯まったマイルで特典航空券をゲットできれば、実質的に旅行コストを大幅に節約できるでしょう。
航空会社系カードのマイル還元率
カード名 | 基本還元率 | 特徴 |
---|---|---|
セゾンプラチナビジネスアメックスカード | JALマイルが1.125% | 初年度年会費無料 |
ダイナースクラブカード | ANAマイルが1% | 移行手数料無料 |
JAL CLUB ESTカード | JALマイルが1.0% | 毎年2,500マイルボーナス |
JALアメリカン・エキスプレス®・カードプラチナ | JALマイルが1.0% | JAL利用時4.0%の超高還元 |
デルタスカイマイルTRUSTゴールドVISAカード | デルタスカイマイルが1.3% | 自動的にマイル口座に積算 |
航空会社系カードの魅力は、空港ラウンジを使いながらマイルもどんどん貯まることです。
例えば、JAL CLUB EST普通カードなら年会費7,700円でサクララウンジが年5回使えて、さらに毎年2,500マイルのボーナスももらえます。
航空会社をよく利用する人なら、一般的なプライオリティパス付帯カードよりも航空会社系カードの方がお得になる場合が多いでしょう。
空港ラウンジの利用についてよくある質問
空港ラウンジの利用について、よくある疑問にお答えします。
初めて利用する人や、よりお得にラウンジを活用したい人は参考にしてください。
出発時だけでなく到着時にもラウンジの利用可能?
到着時のラウンジ利用については、ラウンジの設置場所によって可能かどうかが決まります。
多くの空港ラウンジは、セキュリティチェックや出国手続きを済ませた後のエリアに設置されており、このエリアは出発時しか立ち入ることができません。
そのため、到着時にはアクセスできないラウンジが大半を占めています。
しかし、チェックインカウンターや免税店などがある到着ロビーエリアに設置されているラウンジであれば、到着時でも利用することができます。
特に国際線で早朝に到着した際、電車の始発前やホテルのチェックイン前の時間つぶしとして活用できるため非常に便利です。
到着時のラウンジ利用では搭乗券の提示が求められるため、機内で捨てずに保管しておくことが大切です。
LCC搭乗便でも利用可能?
格安航空会社(LCC)を利用する場合でも、空港ラウンジの利用は可能です。
ラウンジへの入室条件は利用する航空会社ではなく、所有しているクレジットカードの種類によって決まるからです。
対象となるクレジットカードを持っていれば、搭乗する航空会社に関係なくラウンジサービスを受けることができます。また、対象カードを持っていない場合でも、現金で利用料金を支払えばラウンジに入室できる場合があります。
格安航空券で移動費を抑えながら、空港では上質な時間を過ごせるのは大きなメリットといえるでしょう。
空港ラウンジにはどのように入室すればいいですか?
空港ラウンジへの入室手続きは非常にシンプルです。ラウンジの受付で以下の2点を提示すれば入室できます。
- 対象のクレジットカード(実物のカード)
- 当日の搭乗券
国内のラウンジでは、入口でカードをリーダーにかざす方式が一般的ですが、海外では係員に直接カードを見せる場合もあります。
また、スマートフォンアプリ内のデジタルカードでは入室できませんので注意が必要です。
必ず物理的なクレジットカードを持参する必要があります。
クレジットカードを忘れてしまうと入室を断られてしまうため、出発前にしっかりと確認しておきましょう。
子供の同伴も無料?
子供を含む同伴者の料金体系は、利用するクレジットカードによって大きく異なります。
主な料金体系は以下のとおりです。
- 本人のみ無料:同伴者(子供含む)は全員有料
- 1名まで同伴無料:年齢に関係なく1名まで無料で同伴可能
- 家族カード保有者無料:家族カードを持っている家族は無料
子供でも基本的には同伴者として扱われ、有料となるケースが多くなっています。
ただし、多くのラウンジでは子供向けの割引料金が設定されており、大人よりも安い価格で利用できます。
家族での旅行を頻繁にする人は、同伴者無料の特典があるクレジットカードを選ぶことで、トータルのコストを抑えることができるでしょう。
まとめ
空港ラウンジを無料で利用できるクレジットカードは、旅行や出張をより快適にしてくれる魅力的なサービスです。
年会費1万円台のゴールドカードでも国内主要空港のラウンジが利用でき、プライオリティパス付帯カードなら世界中の空港ラウンジにアクセスできます。
カード選びでは、年会費と利用頻度のバランス、同伴者の有無、利用したいラウンジの種類を考慮するとよいでしょう。
JALやANAを頻繁に利用する人は航空会社系カード、海外旅行が多い人はプライオリティパス付帯カード、コストを抑えたい人は年会費の安いゴールドカードがおすすめです。
自分の旅行スタイルに合ったカードを選んで、空港での待ち時間を有意義な時間に変えてみてください。