【2025年8月版】プライオリティパス付きおすすめクレジットカード18選!

プライオリティパスとは空港ラウンジや空港レストランを無料で利用できるサービスです。
プライオリティパスを利用できれば、搭乗時間までラウンジで軽食やアルコールを楽しめたり、シャワールームなどを利用できます。
とはいえ、プライオリティパスについてよく分からない人、プライオリティパス付きのクレジットカードについて詳しく知らない人も多いと思います。
そこで、プライオリティパス付きのクレジットカードを検討している人に向けて、プライオリティパス付きおすすめクレジットカードを徹底比較していきます。
2025年8月現在は初年度年会費無料で発行でき、プライオリティパスラウンジが無制限で使い放題できるセゾンプラチナビジネスアメックスカードの発行が圧倒的におすすめです。
プライオリティパス付きおすすめクレジットカードとは?

プライオリティパス付きのクレジットカードとは、世界各国600以上の都市、1,700箇所以上の空港ラウンジや空港レストランを利用できるサービスが付帯したクレジットカードのことです。
プライオリティパスは有料のサービスですが、クレジットカード特典としてプライオリティパスが付帯していればクレジットカードの年会費のみでプライオリティパスを利用できます。
旅行や出張などで空港を多く利用する人はプライオリティパス付きのクレジットカードを一枚持っておくことで、搭乗時間までの待ち時間をラウンジや各種サービスなどを活用し過ごせます。

プライオリティパスのサービス内容は各所異なりますが、軽食やアルコール類が提供されたり、新聞や雑誌の無料閲覧サービスが提供されたりします。
さらに、マッサージやレストランを無料、もしくは優待価格で利用できるものもあります。
プライオリティパスの利用者からは「空港でマッサージを数百円で受けられた」「おいしい食事やアルコールをお得に楽しめた」など喜びの声が上がっています。
プライオリティパスは3種類ある
プライオリティパスにはスタンダード、スタンダード・プラス、プレステージの3種類あります。
以下の表にそれぞれの特徴をまとめました。
年会費 | 年間の利用回数 | おすすめの人 | |
---|---|---|---|
スタンダード | 99米ドル | ラウンジ1回の利用につき35米ドルの支払いが必要 | 空港の利用が少ない人 |
スタンダード・プラス | 329米ドル | ラウンジ無料利用は10回、11回目以降の利用では35米ドルの支払いが必要 | 空港に定期的に利用する人 |
プレステージ | 469米ドル | ラウンジ利用回数に制限なし | 空港を頻繁に利用する人 |
空港を訪れる機会は少ないものの、空港に行った際にはゆったりとくつろぎたい人や特別なサービスを利用したい人にはスタンダード会員がおすすめです。
ラウンジの利用には会費に加えて、別途支払が必要であるものの、利用回数がわずかであれば最安値になります。
スタンダード・プラス会員はラウンジを10回無料で利用できます。
なお、11回目以降は35米ドルを支払えば利用できるため、利用回数が想定外に増えてもラウンジを利用できなくなるわけではありません。
プレステージ会員は年会費はもっとも高額であるものの、ラウンジを無制限に利用できます。
空港を頻繁に訪れる人であれば、空港を訪れる度にゆったりと寛げるスペースがあるという安心感を得られるはずです。
プライオリティパス付きおすすめクレジットカード18枚を徹底比較
プライオリティパスを付きのおすすめクレジットカードをここでは紹介します。
入会条件や入会キャンペーン、年会費、マイルの還元率などを確認していきましょう。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、初年度年会費無料(通常年会費:33,000円 税込)により、リスクなしでプライオリティパス特典を1年間フル活用できます。
通常年会費469ドル(約7万円相当)のプレステージ会員資格が無料で付帯するため、年に数回でも海外旅行をされる方なら十分に元が取れる計算になります。

セゾンプラチナビジネスアメックスカードに付帯されるプライオリティパスは近年改悪が進む空港レストラン・リフレッシュ施設も利用可能ということもあり、プライオリティパスラウンジ好きに絶大な支持を受けています。
2025年8月以降、プライオリティパス対応の空港レストラン、リフレッシュ施設の到着便利用がほとんどの施設で利用不可になりました。

JALマイルについては還元率1.125%と業界最高水準。
プライオリティパス付きのクレジットカードはマイルの還元率が低い傾向にあるため、マイルの還元率にもこだわりたい人にもぴったりです。
ただし、1.125%の還元率を達成するためには、年会費とは別にSAISON MILE CLUB(年会費 5,500円 税込)に登録する必要があります。
登録すると、通常1,000円で1ポイント貯まる永久不滅ポイントが貯まらない(セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードSAISON MILE CLUB優遇サービスの優遇ポイント、移行上限を超えた場合、セゾンポイントモールご利用時などを除きます。)代わりに、1,000円につき10JALマイルが積算されます。
さらに、永久不滅ポイントが2,000円につき1ポイント貯まります。
この永久不滅ポイントは200ポイント→500マイルに移行できるため、JALマイルの還元率が1.125%という計算になります。
セゾンマイルクラブに入会しない場合のマイル還元率は0.25%とマイルが貯まるクレジットカードの中でも最低水準になってしまうので注意してください。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはビジネスカードという位置付けですが、 サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プラチナカードという位置付けですが20代〜50代と幅広い層から支持されており、年収が400万円程度あれば比較的審査は通りやすいとされています。
そのため、プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
メリットだらけのセゾンプラチナビジネスアメックスカードですが、当然デメリットもあります。
主なデメリットは以下の通りです。
- プライオリティパスラウンジを同伴者と利用する場合+4,400円(税込)発生する
- JALマイルの還元率を最大1.125%に引き上げるためにはSAISONマイルクラブ5,500円(税込)への入会必須
- ANAマイルへの還元率は0.3%。
- 2025年6月1日以降、22,000円(税込)→33,000円(税込)へ年会費アップ
年間利用額が少ない方や、プライオリティパスを年に1〜2回しか利用しない方にとっては、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
そのため、とりあえずセゾンプラチナビジネスアメックスカードを発行してみて、1年間プライオリティパス施設を存分に堪能してから継続するかどうか決めるという意思決定をおすすめします。
カードの特典が改悪される前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、ワンランク上の上質な旅をお楽しみください。
総じて、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードはJALのマイルを貯めつつ、プライオリティパスを無制限に利用したい人におすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | ・サラリーマン ・個人事業主・経営者を含む安定した収入がある人 ・社会的信用を有する連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
入会キャンペーン | 新規入会後、3カ月間にわたってショッピングの利用時に通常の4倍還元 |
年会費 | 初年度無料次年度以降年会費33,000円(税込) |
追加カード | 3,300円(税込)(最大9枚まで発行可能) |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 可能 |
マイルの還元率 | ・JALマイル:還元率最大1.125% ・ANAマイル:1ポイント=3マイル(還元率0.3%) |
メリット | 本会員がプライオリティパスプレステージ会員無料 ・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(税込5,500円)が必要) ・ANAマイルの還元率0.3% ・国内空港ラウンジ無料 ・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込) ・国内ホテル・レストランの優待オントレ entreeが無料 ・一休.comダイヤモンド会員特典が6ヶ月間無料 ・最高1億円の海外旅行保険付帯 ・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料 ・セゾンプレミアムゴルフサービス ・24時間対応のコンシェルジュサービス ・ビジネスサポートローン ・ビジネスアドバンテージ ・顧問弁護士サービスリーガルプロテクト ・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料 |
デメリット | ・年会費が高い ・同伴者とプライオリティパスラウンジを利用する場合は4,400円(税込) ・ANAマイルへの交換は還元率0.3%と低い |
apollostation THE PLATINUM

日々、バイクや自動車を利用される方におすすめしたいプライオリティパス付きのクレジットカードがapollostation THE PLATINUMカードです。
apollostation THE PLATINUMを発行することによって得られるプライオリティパス特典は次の通りです。
- 本会員、家族カードともにプライオリティパスのプレステージ会員付与
- 空港レストラン、リフレッシュ施設利用可能
- 家族カードは初年度年会費無料
- 同伴者(未成年の子供・恋人・職場の同僚)などと利用する場合は+2,200円(税込)
- 2025年11月よりプライオリティパスの利用回数が無制限から年30回までに改悪予定
カードの特典として、プライオリティパスのプレステージ会員が付与されるだけでなく、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用も可能。
家族カードは年会費3,300円(初年度無料)で、配偶者や家族も空港レストランやリフレッシュ施設も利用可能なプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されます。
また、apollostation THE PLATINUMカードで年間300万円以上決済すると、翌年の年会費が無料になります。
つまり、年間300万円以上のカード決済で家族カードを含むプライオリティパスが無料で維持できるということです。
また出光クレジットが発行しているカードのため、常にガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引き、月10万円以上の決済で10円引き/Lと原油をお得に購入できます。
車をよく運転する人、ガソリンや軽油を入れる頻度が高い人はお得感を感じるシーンが多いでしょう。
ただし、JALマイル・ANAマイルへの還元率は0.6%と低めの設定。
そのため、マイルも貯めたいという人はサブカードとして所有することをおすすめします。

2025年8月現在、apollostation THE PLATINUM新規入会キャンペーンでは、最大40,000円分のポイントプレゼントキャンペーンを実施中。
キャンペーンの詳細は次の通りです。
キャンペーン期間: 2025年6月11日~2025年9月30日
特典内容:入会後、指定の対象期間でapollostation以外で60万円の決済で40,000ポイント(40,000円相当)獲得
カード入会日によって60万円の決済対象期間は異なるので以下の表を確認してください。

例えば8月中旬に申込み2025年12月10日までに60万円の決済額を達成すれば、4万円相当のポイント付与になります。
約4ヶ月間の期間があれば生活費や通信費などをapollostation THE PLATINUMに集中することでキャンペーン達成は比較的用意と言えます。
キャンペーンを活用すれば、実質的に初年度の年会費を大幅に上回るポイントを獲得できるため、プライオリティパス特典を試してみたい方には絶好の機会です。
カード基本情報 | |
カード名 | apollostation THE PLATINUM |
ブランド | American Express |
入会条件 | 25歳以上で安定した収入のある人 |
入会キャンペーン | カード発行から1カ月はガソリン、軽油が5円/L引き、灯油が3円/L引き |
年会費 | 22,000円(税込) ※年間300万円以上の決済で年会費無料 |
家族カード | 3,300円(税込)(最大4枚まで発行可能) ※年間300万円以上の決済で年会費無料 |
プライオリティパス | プレステージ会員付与 |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 可能 |
マイルの還元率 | ANA・JALマイルが0.6% |
メリット | •プライオリティパスプレステージ会員が無料 •家族カード保有者もプライオリティパス付与 •家族カード1枚目の年会費が無料 •ガソリン・軽油の割引最大10円/L •対象レストランにて2名以上1名分無料 •国内空港ラウンジ無料 •最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)の海外旅行傷害保険 •高級ホテルの優待特典サービス ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス |
デメリット | ・25歳以上でないと入会できない ・車を運転しない人はお得感を実感しにくい |
ダイナースクラブカード

史と高いステータス性を誇るダイナースクラブカードは、独自のサービス体系で多くの愛用者を獲得してきたクレジットカードの一つです。
ダイナースクラブカードのプライオリティパス同等の特典として、国内外1,600箇所以上の空港ラウンジを年に10回まで無料で利用できます(家族カード同様)。
2025年4月1日より日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可に改悪しましたが、海外の空港レストランやリフレッシュ施設については引き続き利用可能です。
詳細は次の通りです。
- 利用回数:本会員・家族会員ともに年間10回まで無料
- 追加利用料:11回目以降は1回の利用につき3,500円(税込)
- レストラン特典:2025年4月1日以降も海外の空港レストランは引き続き利用可能(国内は利用不可)
- 利用期間:4月1日~翌年3月31日の間で10回の計算
また、世界中の高級ホテルやレストランでの優遇サービスを受けやすく、特にビジネスシーンでの信頼性は絶大です。

エグゼクティブ ダイニング特典では、全国約400店舗の高級レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。
プライオリティパス以外でも充実した食事特典を楽しめる点は大きな魅力です。

ダイナースクラブのANAマイル還元率も大きな魅力の一つ。
ANAダイナースカードでは以下の特典が受けられます。
- マイル還元率:1.0%
- ポイント付与:100円利用ごとに1リワードポイント
- マイル交換:1リワードポイント=1ANAマイルに交換(移行手数料無料)
- ポイント有効期限:なし(実質無期限でマイル貯蓄可能)
- ANAグループ利用時:通常ポイントに加えてボーナスマイル25%加算
移行手数料なども発生しないため、ANAマイルを使った特典航空券を発券したいと考えている方にもおすすめの1枚と言えます。
年間40,000マイルを超えるマイルの移行を行いたい場合は追加で年会費6,600円(税込)にダイナースグローバルマイレージに加入することが必要です。
ただし、24,200円(税込)という年会費は、他社ゴールドカードの多くが1万円以下や利用実績による無料化を提供している中で高めの設定です。
海外でのプライオリティパス特典継続や充実したANAマイル特典を考慮すると、海外利用が多い方には相応の価値があるといえます。
ダイナースクラブカードはプライオリティパスの利用回数に制限はあるものの、海外で空港レストラン・リフレッシュ施設の利用ができるため、空港内でのサービスをバランスよく享受したい人におすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | ダイナースクラブカード |
ブランド | Diners Club |
入会条件 | 所定の基準を満たす人 |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 24,200円(税込) |
家族カード | 5,500円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | プライオリティパスラウンジ相当のラウンジが年10回まで無料(家族カード同様) |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 可能(海外のみ) (国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に該当する施設は2025年4月1日より利用不可) |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル(還元率1.0%) ・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%) ・その他の航空会社(ユナイテッド航空、大韓航空、キャセイパシフィック航空など): 2,000ポイント=1,000マイル(還元率0.5%) |
メリット | ・ANAマイル還元率1.0%(移行手数料無料・有効期限なし) •エグゼクティブ ダイニング(全国約400店舗で1名無料) •利用限度額に一律制限なし •24時間365日コンシェルジュサービス •海外旅行傷害保険最高1億円 •独自ラウンジネットワーク •ANAグループ利用時ボーナスマイル25%加算 •高いステータス性と世界的認知度 ・国内旅行傷害保険、および海外旅行傷害保険が手厚い ・利用可能枠に一律の制限なし ・ダイナースクラブカードで購入した商品を購入日から90日以内に誤って破損した場合、盗難などに遭った場合、年間500万円まで補償 •国内外1,600箇所以上の空港ラウンジに年間10回まで無料 |
デメリット | ・ANAマイル40,000マイル以上の交換は「ダイナースグローバルマイレージ」(年会費6,600円税込)への加入が必須 ・海外空港ラウンジの年間利用回数に制限がある・改訂により、国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に該当する施設は利用対象外 |
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード

三菱UFJニコス株式会社が発行元の三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード。
初年度年会費無料といったキャンペーンは無いものの、家族カードのプライオリティパスプレステージ会員が無料で発行できるため、夫婦で頻繁に旅行を楽しむ方におすすめのクレジットカードです。
プライオリティパスの特典については次の通りです。
- 本会員、家族カードともにプライオリティパスのプレステージ会員付与
- 国内外の空港レストラン、リフレッシュ施設利用不可
- 家族カードは年会費永年無料
プライオリティパスの特典以外にも、下記のような特典が用意されています。
- 対象ホテルのアップグレード
- 朝食の無料といった優待特典
- 対象レストランのコース料理を2名以上利用した際に1名分が無料
デメリットとして、ANAやJALのマイル還元率は0.8%と低く、マイルを貯めたい方にとってメインカードとして利用するのはやや不向きです。
さらにマイル移行には年間移行手数料6,600円(税込)、マイレージプログラム参加手数料年3,300円(税込)が年会費に加えて必要になります。
また、三菱UFJプラチナカードと三菱UFJの口座を紐づけた場合、と大手コンビニや飲食チェーン店を含む対象店舗での利用分が最大20%還元されます。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、2025年8月現在、新規入会キャンペーンを開催中です。
入会後2か月末までのお買い物金額の利用に応じて最大15,000円相当がキャッシュバックされます。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードは三菱UFJの口座を持っており、かつリーズナブルな価格帯でプライオリティパス付きのクレジットカードを保有したい人におすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入のある人(学生を除く) |
入会キャンペーン | 条件達成で最大15,000円相当ポイント付与 |
年会費 | 22,000円(税込) |
家族カード | 1名のみ年会費無料 ※家族カードもプライオリティパスプレステージ会員付与 |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 不可 |
マイルの還元率 | JAL・ANAマイル0.8% |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員無料 ・家族カード保有者もプライオリティパス付与 ・家族カード1枚目の年会費が無料 ・JAL・ANAマイルの還元率が0.8% ・対象レストランにて2名以上利用時に1名分無料 ・国内空港ラウンジ無料 ・最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)の海外旅行傷害保険 ・高級ホテルの優待特典サービス ・24時間365日対応のコンシェルジュサービス ・三菱UFJの口座をお支払い口座に設定するとお得度アップ ・コンシェルジュサービスを電話だけでなく、メールでも利用可能 ・平日のお昼はセブンイレブンで最大20%ポイントを還元 |
デメリット | ・空港において飲食店やリフレッシュ施設などの利用は対象外 ・マイルの還元率がやや低い |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

プラチナカードの最高峰とも言われるアメックスプラチナカード。
アメックスプラチナカードを発行することでプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されます。
アメックスプラチナカードを所有していると、家族でない同伴者の方(恋人や友人など)も追加料金を支払わずにプライオリティパスを利用できるのはポイントが高いです。
注意点として、アメックスで発行できるプライオリティパスだと、空港レストラン・リラクゼーション施設は利用できないので注意してください。
アメックス公式サイトでプライオリティパスの申請をすると、即日プライオリティパスのデジタルカードが発行されるため、海外へ渡航するまで時間がない方におすすめです。

2025年7月には羽田空港第3ターミナルに新設されたアメックスセンチュリオンラウンジが新設されました。
本会員+同伴者2名まで無料で入室できます。
センチュリオンラウンジ内ではジャパニーズウイスキーや朝食・昼食・夕食と時間帯ごとに異なる軽食が提供されており、夕食の時間帯になると本格的なお鮨が提供されるのが特徴的です。
またアメックスプラチナカードには「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」というプラチナカード会員・センチュリオンカード会員向けのプログラムに参加でき、ファイン・ホテル・アンド・リゾート経由で国内外の高級ホテルを予約すると、下記のようなVIP特典が無料付帯されます。
・朝食無料
・100米ドル(約15,000円相当)のホテルクレジット
・12時のチェックイン、16時のレイトチェックアウト保証
・客室のアップグレード

アメックスプラチナカードの最大の魅力は、空港ラウンジ利用だけでなく、世界中の一流ホテルに泊まる際の付加価値の高さです。
FineHotels&Resorts経由の予約では、通常では得られないレイトチェックアウトや部屋のアップグレード、2名分の朝食無料など、滞在を格段に充実させる特典が揃います。
さらに100ドル分(15,000円相当)の体験クレジットが付くため、食事やスパなどの利用にも活用できます。

筆者は以前、FineHotels&Resortsパークハイアットバンコクに宿泊し、100米ドルの宿泊クレジットを利用してインルームダイニングを無料で楽しみました。
ただし、デメリットとして、年会費が高額過ぎるという点でしょう。
年間165,000円(税込)をクレジットカードの年会費だけに捻出するのは決して簡単なことではありません。
その分、他のクレジットカード特典には用意されていないような特典や高いステータス性を誇るのは事実。
そのため、プライオリティパスラウンジだけでなく、ラグジュアリートラベルを思う存分に楽しみたいという方におすすめのクレカと言えます。
カード基本情報 | |
カード名 | アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上の成人(学生を除く) |
入会キャンペーン | 条件達成で合計200,000ポイント付与 |
年会費 | 165,000円(税込) |
家族カード | 家族カード4枚まで無料 |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:1ポイント=1マイル(還元率1.0%) ・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%) |
メリット | ・券面がメタルカード ・プライオリティパスラウンジプレステージ会員が無料 ・航空会社のマイル還元率が1% ・FineHotels&Resortsでの宿泊特典(レイトチェックアウト、客室アップグレード、朝食無料、100ドル体験クレジットなど) ・フリーステイギフト(更新時に無条件で付与) ・ホテルチェーンの上級会員 ・最大1億円の海外旅行保険 ・対象の予約困難な人気店の予約 ・入会時に3万円分のトラベルクレジット付与 ・カード更新時に2万円分のトラベルクレジット付与 ・年間4万円まで対象のレストランでキャッシュバック ・対象レストランが2名以上利用時に1名分無料 ・HuluやDaznなどのサブスクを年間12,000円キャッシュバック ・年間3万円まで対象のショッピングをキャッシュバック ・24時間365日コンシェルジュサービス |
デメリット | ・年会費が高く、入会できても会員ステイタスの維持が難しい ・JALマイルの還元率が低い |
楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカードはプライオリティパスの利用回数は年間5回までとなっており、無料で利用できる回数はやや少なめです。
また、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可、同伴者と利用する場合は35米ドルの追加料金が発生するなどプライオリティパス目的だけの人にとってはあまりおすすめできるカードではありません。
ただし、楽天経済圏の人は特にお得度がアップするので、楽天の利用頻度が高い人は恩恵を受けやすいです。
例えば、楽天市場での利用はいつでもポイント3倍、・天プレミアムカードで楽天証券での投信積立をすると、全てのクレカ積立対象銘柄で1%ポイント還元など楽天経済圏の人には嬉しい特典が盛りだくさん。
一方でマイルの還元率は0.5%と低めの設定になっており、メインカードとしての利用はあまりおすすめできません。
楽天プレミアムカードは年に1回程度海外旅行に行く、日々のお買い物やスマホの通信、投資などは楽天経済圏という方は持っておいて損なしの1枚と言えます。
カード基本情報 | |
カード名 | 楽天プレミアムカード |
ブランド | ・Visa・Mastercard・JCB・American Express |
入会条件 | 安定した収入がある20歳以上の人(アルバイトやパートも可能) |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 11,000円(税込) |
家族カード | 年会費550円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | 年間5回まで無料 以降は1回の利用につき35米ドル 同伴者は1回利用につき35米ドル |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | 基本ポイントの還元率は1%(100円につき1ポイント)。 これをマイルに交換すると、マイル還元率は0.5%(2ポイント=1マイル) |
メリット | ・年収200万円ほどでも入会できる ・ポイント還元率が1%と高い ・ブランドを選択できる ・楽天経済圏の人はポイントが貯まりやすい ・楽天市場での利用はいつでもポイント3倍 ・楽天プレミアムカードで投信積立をすると、全てのクレカ積立対象銘柄で1%ポイント還元 ・誕生日月は楽天市場・楽天ブックスの利用でさらに+1倍 ・国内空港ラウンジも無料利用可能(同伴者は有料) |
デメリット | ・家族カードが無料ではない ・マイル還元率が低い ・空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は対象外 |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードはプライオリティパスの利用回数が年間2枚までと制限があります。
2回目以降については35米ドルの利用料が発生し、同伴者と利用する場合は1回目から35米ドル発生します。
なお、発行元がアメリカンエキスプレス社のカードということもあり、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は不可です。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードでは、ダイニングやホテル、トラベルのサービスが手厚く、ラグジュアリーな体験を楽しめます。

例えば、年間の決済額が200万円達成すると、翌年の更新タイミングで国内有名チェーン店のホテルが1泊無料になるフリーステイギフトが進呈されます。
宿泊できるホテルはマリオット系列やヒルトン系列など1泊3万円〜5万円程度のホテルとなっており、フリーステイギフトを利用するだけでも年会費の元が十分取れてしまいます。
そのため、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは空港の利用頻度はそう高くないものの、ラグジュアリーレストランやホテルも楽しみたい人におすすめです。

さらに、アメックスゴールドプリファードカードでは2025年9月30日までの期間限定で新規入会キャンペーンを開催中!
新規入会、およびカードの利用条件達成で合計120,000ポイント獲得できます。
アメックスゴールドプリファードカードの新規入会キャンペーンの特典を獲得するには、以下4つの条件を満たす必要があります。
オンライン・ショッピング・ボーナス | 入会から6カ月間にわたって対象加盟店での利用時に100円ごとに10ボーナスポイントを付与(上限は20,000ボーナスポイント)。 |
ご利用ボーナス1 | 入会から3カ月以内に合計50万円のカードの利用で20,000ボーナスポイントを付与。 |
ご利用ボーナス2 | 入会から6カ月以内に合計100万円のカードの利用で70,000ボーナスポイントを付与。 |
通常ご利用ポイント | 合計100万円のカードの利用で10,000ボーナスポイントを付与。 |
2025年9月30日までに申し込みを行い、さらに新規ご入会特典条件を全て達成した場合、年会費3年分相当(=120,000ポイント)のポイントを獲得できます。
つまり条件達成で3年間は実質年会費が無料になります。
クレジットカードの年会費を少しでも抑えたいという人はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの新規入会キャンペーンを積極的に活用してください。
カード基本情報 | |
カード名 | アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 入会、およびカード利用条件達成で合計120,000ポイント付与(2025年9月30日(火)お申し込み分まで) |
年会費 | 39,600円(税込) |
家族カード | 2枚まで無料 3枚目以降19,800円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | 年間2回まで |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 利用不可 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル::1ポイント=1マイル(還元率1.0%) *別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年会費5,500円)への登録が必要 ・その他の航空会社:1ポイント=0.5~0.8マイル(還元率0.5~0.8%) |
特徴 | ・メタル製のカード ・対象加盟店ならポイント3倍 ・200万円決済達成、翌年カード更新のタイミングでフリー・ステイ・ギフトカード(1泊名分)を付与 ・有名アーティストのチケット先行販売や特別なプランに申し込み可能 ・国内カードラウンジが同伴者+1名まで無料 ・レストランにおいて所定のコースメニューの2名以上の予約、利用で1名分のコース料金が無料 ・カード更新時にアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約で利用可能な10,000円分のクーポンをプレゼント ・Seibu Prince Global Rewardsの上級会員資格を付与 ・ANAマイルの還元率が高い ・最高1億円の旅行保険 |
デメリット | ・プライオリティパスの利用回数に制限あり ・空港内で受けられるサービスが少ない ・空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は対象外 |
JCBプラチナカード

JCBプラチナカードはプレステージ会員の資格が付与されるため、プライオリティパスを利用回数の上限なく、利用することができます。
空港ラウンジ・リフレッシュ施設については国内は利用不可。
海外であれば無制限で利用可能です。
このカードは海外出張や旅行の頻度が高い人におすすめのカードと言えます。
なお、日本唯一の国際ブランドであるJCB(株式会社ジェーシービー)が発行するプロパーカードです。
カード特典は充実しており、グルメベネフィットを得られる他、他のクレジットカードにはない特典を提供しています。
例えば、USJ内にあるJCBラウンジの利用できたり、USJのアトラクション施設「ザ・フライング・ダイナソー」優先搭乗できたりなどです。
カード基本情報 | |
カード名 | JCBプラチナカード |
ブランド | JCB |
入会条件 | 25歳以上の安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 最大114,500円分プレゼント(期間限定) |
年会費 | 27,500円(税込) |
家族カード | 1枚まで無料 |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 国内不可。海外利用可能 |
マイルの還元率 | ・JALマイル:1 O-neetoポイント = 3 JALマイル(還元率0.5% ) ・ANAマイル:1 O-neetoポイント = 3 ANAマイル(還元率0.5%) ・デルタスカイマイル:1 O-neetoポイント = 3マイル(還元率0.5% ) |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員が無料 ・JCBの最高ランク「JCB ザ・クラス」へのインビテーション対象 ・特別な宿泊体験ができる ・レストランにおいて所定のコースメニューの2名以上の予約、利用で1名分のコース料金が無料 ・海外旅行傷害保険が最高1億円補償と高い ・24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスク ・国内カードラウンジが無料(同伴者は有料) ・京都駅内のJCB Lounge 京都に同伴者1名まで無料 ・USJ内にあるJCBラウンジの利用可能 ・USJのアトラクション施設「ザ・フライング・ダイナソー」優先搭乗可能 |
デメリット | ・25歳以上しか入会できない ・海外におけるブランド受容性が低い ・マイルの還元率が低い ・国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は対象外 |
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

ANAマイルを最速で貯めることに特化したカードである、ANAアメックスゴールドカード。
プライオリティパスの利用は年2回まで無料です。
同伴者は1回目の利用から35米ドル発生。
空港レストラン・リフレッシュ施設については利用不可です。
プライオリティパス特典だけで申し込むにはあまりメリットが無いのは事実ですが、なんといっても新規入会キャンペーン獲得できるマイル数の多さがすごいのです。
2025年8月現在、最大70,000マイル獲得できる新規入会キャンペーンを開催中です。

70,000マイル獲得できれば、東京↔︎東南アジア線のビジネスクラス特典航空券を一発で発行できるようになります!
70,000マイル獲得できる内訳は下記の通りです。以下でそれぞれ詳しく解説していきます。
・新規入会キャンペーン:最大68,000マイル
・マイ友プログラム:2,000マイル
最大70,000マイル獲得
まずは、ANAアメックスゴールドカードの発行元であるアメックス社が2025年8月に開催中の新規入会キャンペーンです。
・新規入会でもれなく2,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計60万円以上のカードご利用で16,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計100万円以上のカードご利用で12,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計180万円以上のカードご利用で20,000マイル付与
合計:68,000マイル付与

次にマイ友プログラムについてです。
マイ友プログラムとは、ANAカードの紹介制度です。
ANAカード既存会員からの紹介番号をもらうことによって、ANAカード新規会員はボーナスマイルを獲得できます。
ANAカードの発行が初めてかつ、ANAアメックスゴールドカードを新規で発行する場合はボーナスマイルとして2,000マイルが付与されます。
ぜひこの機会にANAアメックスゴールドカードを発行して、一気にANAマイルをGETしてください!!
またANAアメックスゴールドカードには、「ポイントのマイル移行上限数」がありません。
そのため、追加の費用をかけずに日々の決済で貯まっていくポイントをマイルへ移行できます。
ただし、デメリットは年会費の高さとプライオリティパスの利用回数が2回までという点。
年会費34,100円とゴールドカードの中でもトップクラスの年会費が設定されています。
その上、マイルの還元率は1%のため、ANAカード、ANAワイドゴールドカードと比較すると、新規入会特典以外、あまりメリットが無いのも事実です。
ANAアメックスゴールドカードを発行する場合は、あくまで新規入会キャンペーン目的で発行するといった考えが良いでしょう。
最大70,000マイル獲得!/
カード基本情報 | |
カード名 | ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード |
ブランド | American Express |
入会条件 | 20歳以上の安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 入会から3カ月以内に合計180万円以上の利用で68,000マイル相当付与 |
年会費 | 34,100円(税込) |
家族カード | 17,050円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | 年間2回まで無料 |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | ・通常利用:100円につき1ポイント(還元率1%) ・ANAグループでの利用:100円につき3ポイント(還元率3%) |
メリット | ・生活費決済で100円につき1マイル付与 ・ANA航空券を購入する際に100円につき3マイル付与 ・新規入会でANA2,000マイル付与 ・カード更新でANA2,000マイル付与 ・国内カードラウンジが同伴者+1名まで無料 ・国際線利用時ANAビジネスクラスチェックインカウンターの利用可能 ・300万円以上決済でANAスカイコイン10,000ポイント付与 ・保険が充実している (海外保険、スマートフォンプロテクション、ショッピングプロテクション) ・新規入会キャンペーンで獲得できるマイル数が圧倒的に多い ・最高1億円の海外旅行保険 |
デメリット | ・家族カードが割高 ・プライオリティパスを無料で利用できる回数が少ない ・空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は対象外 |
ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™

Mastercard最上位クラス"World Elite"の称号を持つ、ラグジュアリーカード チタン。
鉄製のおしゃれなカード券面とプラチナカードレベルの豊富な特典が揃っていることから、クレジットカードマニアに人気の高い1枚です。
プライオリティパスの特典については次の通りです。
- プライオリティパスプレステージ会員付与(本会員・家族カード)
- 同伴者は35米ドルで利用可能
- 家族カードの年会費は無料ではなく年会費16,500円(税込)
- 専用申し込みフォームから登録、デジタル会員証で即時利用開始

また高級ホテルのアップグレードや100米ドルのホテルクレジットなどが付与されるホテル優待特典や国内の高級ホテルでラグジュアリーカード会員専用にお得なラウンジメニューを提供する「ラグジュアリーカードラウンジ」というサービスもあります。
ただし、本会員の年会費が55,000円と高額であること、家族カードが1枚目から16,500円と高額なため、家族でプライオリティパスのプレステージ会員を発行したいと検討している方は慎重に意思決定してください。
カード基本情報 | |
カード名 | ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™ |
ブランド | Mastercard |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 55,000円(税込) |
家族カード | 16,500円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 可能 |
マイルの還元率 | JAL、ANAの還元率0.6% |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員無料 •金属製カードの特別感と重厚な質感 •TOHOシネマズ映画鑑賞無料特典(毎月1回まで) •24時間365日高品質コンシェルジュサービス •基本還元率1.0%(特定利用先で最大2.2%) •手荷物宅配サービス・リムジンサービス •海外旅行傷害保険最高1.2億円 •高級レストラン優待 ・ライフスタイル特典 •国内空港ラウンジ無料利用 •プレミアムなサービス体験を日常的に提供 |
デメリット | ・家族会員の年会費が割高 ・年会費がやや高い ・マイルの還元率が低い |
エポスプラチナカード

エポスプラチナカードは年会費は33,000円(税込)と高額なものの、エポスカードからのインビテーション(招待)経由であれば年会費20,000円(税込)。
プライオリティパスラウンジは、プレステージ会員(約70,000円)が無料付帯。
ただし家族カードはそもそも発行が不可、同伴者と利用する場合は35米ドル必要です。
年間利用額ボーナスポイント制度により、年間100万円以上で2万ポイント、200万円以上で4万ポイントが付与されるなどユニークな年会費割引制度が用意されています。
また、下記のように年間の利用額に応じてボーナスポイントが最大100,000ポイントを付与され、エポスプラチナカードの年会費支払いやマルイ・KITTEの各店舗でのポイント支払い、航空会社のマイル移行が可能です。
年間決済額(万円) | 付与ポイント |
---|---|
100 | 20,000pt |
200 | 30,000pt |
300 | 40,000pt |
500 | 50,000pt |
700 | 60,000pt |
900 | 70,000pt |
1,100 | 80,000pt |
1,300 | 90,000pt |
1,500 | 100,000pt |
エポスカードからのインビテーションや年間100万円の決済をすれば年会費の観点で魅力的ですが、ANAマイルへの移行が還元率0.6%と還元率は悪め。
日々のクレカ決済でマイルを同時に貯めていきたいという方にはあまりおすすめできません。
あくまでプライオリティパスを所有するためのサブカードとして利用することをおすすめします。
カード基本情報 | |
カード名 | エポスプラチナカード |
ブランド | Visa |
入会条件 | 20歳以上の安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | — |
年会費 | ・招待:20,000円(税込)・上記以外:30,000円(税込) |
家族カード | 無し |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 可能 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:0.6% ・JALマイル: 0.5% |
メリット | ・年間の利用額に応じて最大10万ポイントもらえる ・リーズナブルな年会費でありながら特典が多い ・海外旅行傷害保険は家族も補償の対象 ・海外サポートデスクを使える(世界38都市以上の現地デスクが日本語で対応) ・プラチナカードの中では年会費が良心的 ・マルイ・モディにおける利用はポイント2倍 |
デメリット | ・券面が他のプラチナカードよりチープに見えることもある ・マイルの還元率が低い |
JAL・JCBカード プラチナカード

JAL・JCBカード プラチナカードではプレステージ会員の資格が付与されるため、プライオリティパスを年間の上限なく、利用することができます。
空港レストラン・リフレッシュ施設については海外のみ利用可能です。

JALマイルの還元率は最低1%。
JALカードと提携している加盟店については100円につき2マイル付与されるなど、マイルをしっかり貯めていきたい人にもぴったりの1枚です。
JALグループ便の利用では搭乗ごとにフライトマイルの25%がボーナスマイルとして加算され、日常の買い物でも100円につき1マイル、JAL特約店では2マイルが効率的に貯まります。
カード基本情報 | |
カード名 | JAL・JCBカード プラチナ |
ブランド | JCB |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 80,000マイル獲得のチャンス |
年会費 | 34,100円(税込) |
家族カード | 8,800円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | ・プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし ・家族カードにプライオリティパス付帯なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 海外のみ利用可能 |
マイルの還元率 | ・基本還元率:カード利用100円につき1マイル(還元率1%) ・JALカード特約店:200円につき2マイル(還元率2.0%) |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員が無料 ・JALマイルの還元率が最低1% ・特約店での支払は100円で2ポイント貯まる ・JALビジネスクラス チェックインカウンターの利用 ・家族プログラムに登録すれば、家族分を合算してマイルを使える ・ボーナスマイルの種類が豊富・空港店舗・免税店割引を利用できる ・レストラン1名無料サービス ・空港免税店では10%割引、JAL機内販売でも10%割引 ・24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュサービス ・JCB Lounge 京都が同伴者+1名まで無料 ・国内線カードラウンジが無料 |
デメリット | ・家族カードの年会費がやや高い ・国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は対象外 |
ジャックスカードプラチナ

ジャックスカードプラチナはプライオリティパスの利用回数が年間6回までと定められています。
1枚目が年会費無料で発行できる家族カードについても年に6回まで無料で利用できます。
同伴者や7回目以降の利用については35米ドル発生します。
このカードはプラチナカードならではの体験を良心的な年会費で享受したい人におすすめのカードです。
ポイント還元率が高く、かつ空港でも多彩なサービスを受けられるため、非日常的な体験をお得に楽しめます。
ジャックスカードプラチナは空港に行く頻度がやや高く、レストランやコンシェルジュサービスなどの利用もしたい人におすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | ジャックスカードプラチナ |
ブランド | Mastercard |
入会条件 | 23歳以上で安定した収入のある電話連絡可能な人 |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 22,000円(税込) |
家族カード | 1枚目無料、2枚目以降3,300円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | 年間6回まで無料(家族カード同様) |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 年間6回まで無料 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:1,000ポイント=600マイル(還元率0.6%) ・JALマイル:1,000ポイント=500マイル(還元率0.5%) |
メリット | ・家族カードが無料 ・家族カードもプライオリティパス施設が年に6回まで無料 ・リーズナブルな価格でありながら特典が充実している ・レストランにおいて所定のコースメニューの2名以上の予約・利用で1名分のコース料金が無料 ・24時間365日コンシェルジュサービスを利用できる ・旅行保険が充実している ・Mastercardのサービス「Taste of Premium」を利用できる |
デメリット | ・23歳から65歳以下の人までしか申し込めない ・プライオリティパスは同伴者は有料 ・マイルの還元率が低い |
Orico Card THE PLATINUM

Orico Card THE PLATINUMはプライオリティパスを年間6回まで利用できます。
家族カード会員も年に6回まで無料で利用できるのは嬉しいポイントです。
6回目以降、同伴者と利用する場合は、都度35米ドル発生します。
また、Orico Card THE PLATINUMはオリコカード史上最高のポイント還元率を誇ります。
還元率は常時1%以上、誕生月の還元率は2%となります。
さらに、コンシェルジュサービスを24時間365日利用できる他、旅行や出張の際には無料手荷物宅配サービスを利用できます。
Orico Card THE PLATINUMはプライオリティパスの利用が年間6回と限られるものの、オリコモールの利用時にはお得度がアップするため、ポイントや空港内でのサービスなどバランスよく恩恵を受けたい人におすすめです。
カード基本情報 | |
カード名 | Orico Card THE PLATINUM |
ブランド | Mastercard |
入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 3,000オリコポイント付与 |
年会費 | 20,370円(税込) |
家族カード | 2,200円 |
プライオリティパス利用回数 | 年間6回まで(家族会員含む) |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | ・ANAマイル:1,000オリコポイント=600マイル(還元率0.6%)。 ・JALマイル:1,000オリコポイント=500マイル(還元率0.5%) |
メリット | ・誕生月のポイント還元率が2%以上 ・Mastercard Taste of Premiumを利用できる ・オリコモール利用で最大2.5%還元 ・プラチナカードの中では年会費が良心的 ・国内+ハワイホノルル国際空港のカードラウンジが同伴者+1名まで無料 ・シティラウンジサービス(ホノルルとシンガポール)で同伴者+4名まで無料 |
デメリット | ・家族カードが有料 ・プライオリティパスの利用回数に制限がある ・マイルの還元率が低い |
楽天ブラックカード

楽天ブラックカードはプレステージ会員の資格が付与されるため、プライオリティパスを制限なく利用することが可能です。
楽天プレミアムカード同様に空港レストラン・リフレッシュ施設の利用はできません。
同伴者+2名まで無料で利用できるため、子連れの家族の方に特におすすめの1枚と言えます。
ただし入会条件として、楽天プレミアムカードでの12ヶ月の決済額が500万円を超えなければ発行不可です。
そのため、発行難易度が高いクレジットカードと言えます。
カード基本情報 | |
カード名 | 楽天ブラックカード |
ブランド | ・Visa ・Mastercard ・JCB ・American Express |
入会条件 | ・現在、楽天プレミアムカードを保有し、なおかつ楽天プレミアムカードの契約から12カ月以上経過している ・12カ月間のカードご請求金額の合計が500万円以上 *上記2つを満たす必要がある |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 年会費33,000円(税込) |
家族カード | 2,200円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | 0.5% |
メリット | ・ショッピングで100円につき1ポイント付与 ・楽天市場において楽天カード特典分3倍 ・楽天証券の投資信託をクレカ積立で100円につき2ポイント ・コンシェルジュサービス ・プライオリティパスは同伴者2名まで無料 ・海外旅行傷害保険の最高補償が1億円と高い ・カード盗難保険が付帯 |
デメリット | ・入会条件をクリアするのが難しい ・マイルの還元率がやや低い ・券面が安っぽく見えることもある |
TRUST CLUB プラチナ Visaカード

TRUST CLUB プラチナ Visaカードはプレステージ会員の資格が付与されるため、プライオリティパスを利用制限なく、利用することができます。
ただし、家族カード保持者や同伴者と利用する場合は、都度35米ドルが必要です。
空港内にあるラウンジだけでなく、大丸東京店11階にあるメンバーズサロンD'sラウンジトーキョーが無料(同伴者+500円)で使える特典の嬉しいところです。
ポイント還元率は100円(税込)ごとに4ポイント付与され、貯まったポイントはAmazonギフト券、JCBギフトカードなどさまざまなものに交換できます。
ただしJAL・ANAへのマイル還元率は0.5%と低く、マイルを貯めたい人にとってはやや不向きのカードでしょう。
カード基本情報 | |
カード名 | TRUST CLUB プラチナ Visaカード |
ブランド | Visa |
入会条件 | 所定の基準を満たす人 |
入会キャンペーン | — |
年会費 | 38,500円(税込) |
家族カード | 無料 |
プライオリティパス利用回数 | ・プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし ・家族カードにプライオリティパス特典なし |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | JAL・ANAマイル還元率 0.5% |
メリット | ・プライオリティパスのプレステージ会員が無料 ・100円につき4ポイント加算 ・国内外のホテル・旅館で優待を受けられる ・海外から帰国の際に荷物1個を対象空港から自宅、勤務先など指定の場所まで無料で配送 ・レンタカーを割安価格で利用できる ・旅館・ホテル予約はポイントモールで一括検索できる ・「TRUST CLUB ダイニングセレクション」で、2人で食事をすると1名分のコース無料 大丸東京店11階にあるメンバーズサロンD'sラウンジトーキョーが無料(同伴者+500円) ・LINE、電話、メールで24時間365日対応のコンシェルジュサービス |
デメリット | ・空港レストランやリフレッシュ施設の特典がない ・ホテル優待は他のプラチナカードよりもやや弱い ・マイルの還元率が低い |
三井住友プラチナカード

三井住友カードの中でも最上位クラスに位置するカード三井住友プラチナカード。
カードの特典として、プレステージ会員の資格が付与されるため、プライオリティパスを利用制限なく、利用することができます(家族カードも無料)。
空港レストラン・リフレッシュ施設については利用不可です。
同伴者は1回目の利用より35米ドル発生します。
プライオリティパス特典以外にも他のクレジットカードでは提供されていないような特典が充実しています。
例えば、宝塚歌劇団のチケットを優先的に購入できたり、年に1回「プラチナギフト」(カタログギフト)が届いたりします。

さらに2025年8月現在、最大68,600円相当の新規入会キャンペーン開催中。
入会キャンペーン情報は下記の通りです。
- スマホのタッチ決済1回以上でで12,000円分のVポイント付与
- 入会月から3ヶ月後末までに40万円(税込)以上を利用で40,000円相当のVポイント付与
- SBI証券で口座開設&クレジットカード積立などの条件達成で16,600円相当のVポイント付与
カード基本情報 | |
カード名 | 三井住友プラチナカード |
ブランド | ・Visa ・Mastercard |
入会条件 | 30歳以上で安定した収入がある人 |
入会キャンペーン | 68,600円相当の新規入会キャンペーン開催中 |
年会費 | 55,000円(税込) |
家族カード | 無料 |
プライオリティパス利用回数 | ・プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし ・家族カードもプレステージ会員無料 |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 不可 |
マイルの還元率 | Vポイント1ポイント=0.6マイル(ANA、もしくはJALマイル、ANAカード所有者向け) |
メリット | ・プライオリティパスプレステージ会員が無料(家族カード同様) ・国内主要空港・ホノルル空港のラウンジ ・カード利用枠が300万円~と高い ・海外・国内旅行保険が自動付帯で最高1億円 ・宝塚歌劇団のチケットを優先的に購入できる ・メディカルナビゲーションサービスを受けられる ・VisaかMastercardか選択できる ・24時間365日対応のプラチナコンシェルジュデスク ・指定のレストランで2人で食事をすると1名分のコース無料 ・年に1回「プラチナギフト」(カタログギフト)が届く |
デメリット | ・30歳以上でないと入会できない ・マイル還元率がやや低い ・年会費が高い |
dカード PLATINUM

dカードの最高ランクであるdカード PLATINUM。
カードを発行すると本会員様のプライオリティパス施設の利用が年間10回まで無料になります。
11回目以降の利用および同伴者の利用については35米ドルの追加費用が発生します。
また、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は不可です。
プライオリティパス以外のカード特典としてはドコモが発行するカードということもありNTTドコモユーザーに対する特典が充実しています。
たとえば、ドコモ利用料金の1,000円(税抜)ごとに最大20%ポイント還元。
1万円の通信費が発生すると、2,000円分のdポイントが還元される計算になります。
また、NTTドコモユーザーはケータイ補償(最大10万円、購入後3年間)が付帯されています。
dカード PLATINUMはドコモユーザーでプライオリティパスを利用したい人にぴったりの1枚と言えます。

さらに2025年8月現在、新規入会キャンペーンも開催中。
dカード PLATINUMで新規入会後翌々月までに80万円のカード決済で20,000ポイントが付与されます。
カード基本情報 | |
カード名 | dカード PLATINUM |
ブランド | ・Visa ・Mastercard |
入会条件 | 安定した収入がある20歳以上の人 |
入会キャンペーン | 最大20,000円相当のポイントを付与 |
年会費 | 29,700円(税込) |
家族カード | 家族カードは1枚目が無料、2枚目以降は1枚につき年会費1,100円(税込) |
プライオリティパス利用回数 | ・年間10回まで無料 ・11回目以降は35米ドル発生 ・家族カード有料 |
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用 | 利用不可 |
マイルの還元率 | JALマイル:dポイントはJALマイルに交換可能で、4ポイント=1マイル(還元率0.25%) |
特徴 | ・VisaかMastercardか選択できる ・dポイント還元がお得 |
メリット | ・プライオリティパス施設が年10回まで無料 ・ドコモ利用料金の1,000円(税抜)ごとに最大20%ポイント還元 ・前年のお買い物額累計に応じて、最大4万円相当の特典を進呈 ・ライブやスポーツのチケットを優先的に購入できる ・海外旅行保険の補償額が最大1億円と高い ・所定のコースメニューの2名以上の予約 ・利用で1名分のコース料金が無料 |
デメリット | ・年会費がやや高い ・プライオリティパスの利用回数に制限がある ・マイルの還元率が低い |
プライオリティパス付きおすすめクレジットカードの選び方

プライオリティパス付きのクレジットカードと一口でいっても、各カード会社によって特典やプライオリティパスを利用できる回数はさまざまです。
プライオリティパス付きのおすすめクレジットカードを選ぶ際の着目点として、以下の6つが挙げられます。
年会費
プライオリティパス付きのクレジットカードの会員になれば、プライオリティパス単体で会員になるよりもお得になります。
例えば、楽天プレミアムカードは11,000円、UCプラチナカードは16,500円です。
プライオリティパスの中でも一番リーズナブルなスタンダードでも99ドルになるため、プライオリティパス付きのクレジットカードの方がコストを抑えることも可能です。
また、プライオリティパス単体での年会費を考慮すると、年会費が割高感のあるクレジットカードであってもお得なこともあります。例えば、スタンダード・プラスの年会費は329ドルです。
このため、プライオリティパスを10回以上利用する予定の人は、割高感のあるクレジットカードを選んでも最終的にお得になることがあります。
なお、年会費が安いプライオリティパス付きのクレジットカードの場合、プライオリティパスの利用回数に制限が設けられていることが多いです。
例えば、ラウンジの無料利用の上限が年6回だったり、無料利用できる施設が限られていたりします。
空港の年間の利用回数が1~2回程度の人であれば、これらの制限はさほど気にならないはずですが、空港の利用頻度が高い人や通常よりもワンランク上のサービスを期待する人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
入会キャンペーン
プライオリティパス付きのクレジットカードの中には初年度の年会費無料、ポイント付与などのキャンペーンを実施中のものも多くあります。
入会キャンペーンを実施している期間に申し込みを行うと、年会費以上の価値を得やすくなります。
2025年8月現在はセゾンプラチナビジネスアメックスカードが初年度年会費無料のほか、apollostation THE PLATINUMが期間中に60万円の決済で4万円以上相当のポイントを付与するなどのキャンペーンを開催中です。
プライオリティパス利用回数
プライオリティパス付きクレジットカードの種類によってプライオリティパスの利用回数の上限が異なります。
ただし、利用回数を超えても、利用の際に料金を別途支払えば利用できることがほとんどです。
プライオリティパス付きのクレジットカードと一括りにしても、それぞれ値段幅は広いですが、相場よりも安い年会費のクレジットカードはプライオリティパスの利用回数の上限が少なめに設定されている傾向にあります。
特に、年会費が20,000円台のクレジットカードはプライオリティパスの利用が制限されている傾向にあるため、空港を頻繁に利用する人に注意が必要です。
例えば、楽天プレミアムカードは年会費が11,000円と安いものの、プライオリティパスを無料で利用できる回数は年5回、かつ利用施設はラウンジのみです。
ラウンジのみの利用であっても軽食やアルコールを含むドリンクサービスの利用は可能です。
空港内のリラクゼーション施設やレストランの利用は不可となります。
家族カードが無料かどうか
プライオリティパス付きのクレジットカードを選ぶ際、扶養している家族がいる人にとって家族カードが無料かどうかも重要なポイントです。
例えば、apollostation THE PLATINUMは年会費が22,000円ですが、家族カード(年会費3,300円)においてもプライオリティパスを無料で発行できます。
夫婦でプライオリティパスを利用できれば、夫婦でゆったりと旅行を楽しむことができます。
マイルの還元率
飛行機や宿泊施設の利用頻度が高い人は、プライオリティパス付きのクレジットカードを選ぶ際、マイルの還元率も確認してください。
クレジットカードの利用で貯まるマイルは、1マイル=1%相当の価値を持つものはかなりのお得感があります。
航空券の価格をマイルで支払うとすると、1マイルが1円以上の価値を持つことが多いためです。
また、1マイル=1円相当の還元率の場合、ショッピングや旅行など日常生活における利用で貯めたマイルが支出削減や航空券のプレゼントに価値を持ちます。
航空会社のマイレージプログラムの多くにおいて1マイルの価値が1円~2円前後になる事が多く、1%還元率はバランスがよいといえます。
また、クレジットカードのマイル還元率を確認する際は、マイル還元率は利用する店舗によって一律ではないことを確認してください。
例えば、特約店で利用した場合、還元率が高くなることもあります。
自分がよく利用するお店が特約店に入っているか確認することも、マイルを効率よく貯めるためのコツになります。
空港レストラン・リフレッシュ施設も利用できるか
プライオリティパス付きのクレジットカードの中にも空港内のレストランやリフレッシュ施設の利用が対象外のものもあります。
特に、近年は空港レストラン・リフレッシュ施設の利用に関して改訂が進んでおり、利用対象外となった施設やサービスも少なくありませんので注意が必要です。
国内線の利用が多い人にとってレストランやリフレッシュサービスの利用は重要なポイントになるため、最新の情報を必ず確認しておくようにしましょう。
レストラン・リフレッシュ施設を利用できるカード一覧
カード名 | 年会費 | 同伴者料金(税込) | 家族カードにおけるプライオリティパスの発行有無 | おすすめ度(5段階評価) |
---|---|---|---|---|
セゾン・プラチナビジネス | 初年度年会費無料 2年目以降3万3,000円 | 4,400円 | 発行なし | 5 |
apollostation THE PLATINUM | 22,000円 | 2,200円 | 制限なし | 4 |
セゾンプラチナアメックス | 33,000円 | 4,400円 | 制限なし | 4 |
エポスプラチナ | 30,000円 | 35米ドル | 発行なし | 4 |
TRUST Visaプラチナ | 38,500円 | 35米ドル | 制限なし | 3 |
ラグジュアリーカードチタン | 55,000円 | 35米ドル | 制限なし | 4 |
ラグジュアリーカードブラック | 110,000円 | 35米ドル | 制限なし | 4 |
プライオリティパス付きおすすめクレジットカードに関するよくある質問

ここでは、プライオリティパス付きのクレジットカードに関するよくある以下の5つの質問に回答します。
プライオリティパスの申し込み方法は?
プライオリティパス付帯のクレジットカードであっても、ほとんどのカードにおいてプライオリティパスの別途申し込みが必要になります(プライオリティパスの年会費不要)。
申し込み方法はクレジットカード会社によって異なるため、ご自身で確認してみてください。
ただし、いずれのクレジットカードにおいても申し込み方法は難しくはなく、マイページから簡単に申し込みを行えるはずです。
プライオリティパス施設は到着便でも利用できますか?
到着便でも利用できるプライオリティパス施設もありますが、ラウンジの運営方針により異なるため一概にはいえません。
「Landside(制限エリア外)」と記載されているラウンジであれば、到着便においても利用できることが多いです。
8月時点で到着便で利用できるプライオリティパス施設の例
・IASS Executive Lounge1・2(成田空港)(サービス内容:無料ドリンク (アルコール類 お1人様1杯まで無料)、フライト情報、新聞・週刊誌閲覧、無線LAN) ・KIXエアポートカフェラウンジ NODOKA(関西国際空港)(サービス内容:ソフトドリンク、新聞、雑誌、Free Wifi、コンセント) |
同伴者は無料ですか?
プライオリティパスの同伴者(家族、恋人、同僚など)が無料かどうかはクレジットカードによります。
プライオリティパスは同伴者は原則として有料(1名あたり35米ドル 約5,400円)となりますが、特定のクレジットカードに付帯する特典を利用すれば、同伴者も無料で利用可能です。
2025年8月時点で同伴者もプライオリティパスが無料になるクレジットカードの例
カード名 | 年会費 | プライオリティパス利用回数 | 同伴者料金 |
---|---|---|---|
楽天ブラックカード | 33,000円(税込) | 無制限(レストラン利用不可) | 2名まで無料 |
JCB THE CLASS | 55,000円(税込) | 無制限(レストラン利用不可) | 1名まで無料 |
ANAアメックスプレミアムカード | 165,000円(税込) | 無制限(レストラン利用不可) | 1名まで無料 |
アメックスプラチナカード | 165,000円(税込) | 無制限(レストラン利用不可) | 1名まで無料 |
アメックスセンチュリオンカード | 550,000円(税込) | 無制限(レストラン利用不可) | 2名まで無料 |
プライオリティパス施設は小さい子供は無料ですか?
プライオリティパスにおける同伴者は年齢を問わないため、小さい子供でも同伴者の一人としてカウントされます。
前述のとおり、同伴者が無料でプライオリティパスを利用できるクレジットカードであれば、小さい子供も無料で利用できます。
また、子供の場合、3歳未満は無料のプライオリティパス、10歳未満は数百円で利用できるプライオリティパスもあります。
子供が遊べるスペースや周囲への配慮が施された設計など、子連れに優しい施設もあります。子連れの人は事前によくチェックしてみることをおすすめします。
まとめ
プライオリティパス付きクレジットカードの会員になれば、プライオリティパス単体の会員になるよりも年会費を安く抑えることもできます。
クレジットカードによってはプライオリティパス単体の半額以下の年会費で、プライオリティパスのサービスを受けることも可能です。
2025年8月現在は初年度年会費無料でプライオリティパスのプレステージ会員が付与されるセゾンプラチナビジネスアメックスカードや期間中に60万円の決済額で4万円以上のポイントが付与になるapollostation THE PLATINUMの発行がおすすめです。
プライオリティパス付きのクレジットカードを選ぶ際は、クレジットカードの年会費の他、ラウンジの利用上限数やサービス内容についても必ず確認してください。