ダイナースクラブカードとは?メリット・デメリット・プライオリティパス・審査基準などを完全ガイド!

ダイナースクラブカードとは、プライオリティパス相当の特典が付帯している国際ブランドのクレジットカードです。
ステータス性を重視するユーザーからの人気が高く、提携レストランやマイルへの還元などさまざまな優待が得られます。
今回は、ダイナースクラブカードのメリットやデメリットを詳しく解説していきます。
さらに、ダイナースクラブカードの気になる審査難易度や審査の基準についても触れています。
これからダイナースクラブカードを発行しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ダイナースクラブカードとは?

ダイナースクラブカードは国際的なクレジットカードブランドで、世界で初めてクレジットカードを発行したとされています。
日本では三井住友トラストクラブが発行しており、国内シェア率は低めでありながらも、ステータス性の高さが支持されています。
以下はダイナースクラブカードの基本情報をまとめた表です。
ダイナースクラブカードの基本情報 | |
ブランド | Diners Club |
入会条件 | 所定の基準を満たす人 |
年会費 | ・本会員 24,200円(税込) ・家族会員 5,500円(税込) |
入会キャンペーン | 2025年11月30日までの新規入会で ①初年度入会費無料 ②条件達成で10,000円のキャッシュバック キャンペーン実施中 |
利用可能枠 | 一律の制限なし |
空港ラウンジ利用 | ・国内空港:回数制限なく無料 ・国際空港:年10回まで無料、 11回目以降は3,500円(税込) ※家族カードも10回分プライオリティパス無料 |
付帯保険 | ・最大1億円の海外旅行傷害保険 ・国内旅行傷害保険 ・ショッピング・リカバリー |
マイルの還元率 | ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル |
メリット | ・ANAマイル還元率1.0% •エグゼクティブ ダイニング(全国約400店舗で1名無料) •利用限度額に一律制限なし •24時間365日コンシェルジュサービス •海外旅行傷害保険最高1億円 •独自ラウンジネットワーク •ANAグループ利用時ボーナスマイル25%加算 •高いステータス性と世界的認知度 ・国内旅行傷害保険、および海外旅行傷害保険が手厚い ・利用可能枠に一律の制限なし ・ダイナースクラブカードで購入した商品を購入日から90日以内に誤って破損した場合、盗難などに遭った場合、年間500万円まで補償 |
デメリット | ・ANAマイルへ移行する際は「ダイナースグローバルマイレージ」(年会費6,600円税込)への加入が必須 ・ANAマイルの移行は年間40,000マイルまで ・海外空港ラウンジの年間利用回数に制限がある ・国内のプライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設の利用不可 ・ANA以外の航空会社のマイルへの還元率が低い |
ダイナースクラブカードを発行するメリット

ダイナースクラブカードにはプライオリティパス相当の空港優待が付帯しているだけでなく、豪華なグルメ優待やANAマイルの優遇などステータス性の高さを感じさせるメリットがあります。
他にも海外旅行保険の補償額の高さや、高額な買い物にも対応しやすいといったメリットがあるので詳しく解説します。
プライオリティパス相当ラウンジの特典が充実している

ダイナースクラブカードには、プライオリティパス相当のラウンジ優待が付帯しており、全世界1,600カ所以上の空港ラウンジを利用できます。
ダイナースクラブカードのプライオリティパス相当ラウンジの特典は下記の通りです。
- プライオリティパス相当ラウンジが年10回まで無料
- 家族カードも同じ条件で利用可能
- 11回目からは1回につき3,500円(税込)
- 同伴者は有料1回につき3,500円(税込)
- 国内空港ラウンジは何度でも無料
- 国内の食事/リフレッシュ/休憩に該当する施設は利用対象外
ダイナースクラブカードの空港ラウンジ優待は、他のクレジットカードよりも充実しています。
実際、アメリカン・エキスプレスは海外空港ラウンジの利用に1回あたり35米ドル必要です。

注意点として2025年4月1日より国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用が不可になりました。

海外空港の空港レストラン・リフレッシュ施設については引き続き利用可能です。
プライオリティパス相当のラウンジ内ではアルコールや軽食などが充実しており、搭乗前に仕事をしたりリラックスした時間を過ごしたりできます。
深夜便を利用する際はシャワー室も用意されている空港ラウンジも存在するので使い勝手も抜群です。
ANAマイルの還元率が良い

ダイナースクラブカードは、1,000ポイント = 1,000マイルでANAマイルへ還元できます。
ダイナースグローバルマイレージに年間6,600円(税込)を支払い利用するのが条件で、移行するための手数料はかかりません。
他の航空会社にマイルとして移行することもできますが、ANAの還元率が最も高く設定されているのが特徴です。
そのため、普段からANAを利用している方にとっては、メリットの多いカードでしょう。
注意点として、移行上限マイル数は年間40,000マイルまでと定められています。
グルメ特典が充実している

ダイナースクラブカードには、対象レストランのコース料理を2名以上で利用すると1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」といった、さまざまなグルメ特典があります。
エグゼクティブダイニングで提携しているレストランの数は日本国内で400店舗以上あり、アメックスプリファードゴールドカードやプラチナカードに付帯している「招待日和」と比較しても提携数が充実していることがポイントです。
エグゼクティブ ダイニング | 対象コース料理を2名以上で利用した場合、1名分が無料。 (※グループ特別プラン対象店の場合は、6名以上で2名分の料金を無料で提供。) |
The Club Dining | 対象レストランで優待が受けられる。内容は店舗によって異なる。 |
ひらまつ | 飲食代10%割引 4名以上の利用でスパークリングワイン1本プレゼント・個室への優先案内 |
トランジットグループ | コース料理の割引やドリンクサービス、ボトルワインを半額で提供。 (※店舗によって異なる) |
ナイトイン銀座 | 対象店舗のBARにてウェルカムドリンクがサービス。 対象CLUBにて優待料金の案内が可能。 |
デュカス・パリ | 国内レストランにてドリンクや割引の優待がある。 |
料亭プラン | 対象料亭の予約をダイナースクラブが代行してくれる。 |
さまざまなグルメ特典が付帯しているダイナースクラブカードは、日常的に外食する人にとってメリットに富んだクレジットカードです。
プレミアムカードになると対象店舗が拡充されるため、より充実した特典を受けられるでしょう。
高級ホテルの優待特典が充実している

ダイナースクラブカードのメリットの1つに、HoteLuxのエリート会員資格を無料利用できる優待特典があります
通常HoteLuxのエリート会員利用には、349米ドル(51,000円相当)相当の年会費が必要ですが、ダイナースクラブカードを発行すると1年間無料でサービスを体験できます。
HoteLuxのエリート会員資格で受け取られる特典は下記の通りです。
- ポイント獲得
- 部屋の無料アップグレード
- 2名分まで朝食が無料
- 最大200米ドル相当の館内利用券
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 限定プロモーション(3泊目無料・4泊目無料など)

筆者は実際にHoteLuxの特典を使い、バンコクのラグジュアリーホテル「デュシタニ バンコク」に宿泊しました。
レイトチェックアウトや朝食、100米ドルのホテルクレジットなどが付帯され快適なホテルステイを楽しめました。
しかし、ダイナースクラブカードの会員であれば12ヶ月間無料で利用できます。

さらに、2025年12月31日までHoteLux ローンチキャンペーンを実施中です。
キャンペーンを利用してダイナースクラブカードに入会した人の中から、抽選で3名にラグジュアリーホテルの無料宿泊が当たります。
また、ダイナースクラブカードでは、HoteLux以外の宿泊優待も用意されています。
- 一休.comの特別優待
- 加盟ホテルのポイントアップ
- 加盟ホテルでの特別プラン
- オンラインでのホテル予約時にボーナスポイントやキャッシュバック
- 東山高台寺の会員制宿「月乃舟」が宿泊可能
特に一休.comではプラチナ会員特典を体験できる、特別キャンペーンを実施しています。
予約で獲得したポイントをそのまま支払いにあてられる「今すぐポイント割引」や、プライベートセールを体験できる嬉しい優待です。

また、一休.comではダイナースクラブカードの会員限定で、毎月先着100名に、5,000円分のクーポンをプレゼントしています。
30,000円以上の宿泊に利用することが条件ですが、お得にホテル予約できるチャンスです。
海外旅行の特典が充実している

ダイナースクラブカードには海外旅行へ行く際に心強い特典が付帯しています。

ファストトラックは保安検査や出入国審査の際に特別レーンを利用できる制度で、空港での待ち時間を短縮してその分ラウンジでゆったり過ごしたり、買い物を楽しめたりできるのが嬉しいです。
また、世界55カ国200都市以上で使えるハイヤーサービスを利用すれば、海外の空港からホテルまでの移動を予約できます。
ファストトラックとハイヤーサービスは、2025年6月2日から追加された新しいサービスです。
ダイナースクラブカード会員のために用意された新サポートを利用して、海外旅行を快適に楽しみましょう。
利用限度額に一律制限なし
ダイナースクラブカードは利用限度額に制限がなく、可能枠を個別で設定してもらえます。
一般的にクレジットカードは会社やカードのランクによって、利用限度額の上限を定めているケースが多いです。
例えば楽天カードの場合だと、本人にいくら支払い能力があったとしても、100万円までという枠の上限が決まってるので、高額な決済は難しいでしょう。
ダイナースクラブカードならば個別に限度額が設定されているため、個人の利用状況に合わせて使用できます。
そのため、高級腕時計の購入や賃貸マンションの初期費用といった、高額な決済にも対応しやすいです。
大きな買い物を検討している場合や、結婚や引っ越しなど出費の多いイベントを控えている方にとってはメリットの大きいカードでしょう。
追加カードの特典が充実している

ダイナースクラブカードの追加カードには、さまざまな特典が付帯しています。
追加カード | カード発行手数料 | 年会費 | 申し込み条件 |
---|---|---|---|
ETCカード | 無料 | なし | 1枚につき、会員様ご本人が所有する車両台数(車載器台数)に応じ、ETCカードを5枚まで |
家族カード | なし | 5,500円(税込) | 本会員の配偶者、ご両親、18歳以上のお子様 |
ダイナースクラブパーソナルローンカードレス | なし | 無料 | 以下の条件を満たす人 ・すでにダイナースクラブカード、TRUSTCLUBカードの個人カードをお持ちの人 ・20歳以上69歳以下で毎月安定した収入のある人 |
ダイナースクラブリボルビングカード | 無料 | なし | ダイナースクラブカードをお持ちの人 |
特にETCカードには、有料道路の支払いをポイントに還元できるマイレージサービスが備わっています。
還元したポイントはその後の支払いにあてられるため、通行料金を節約できるのがメリットです。
他にも、国際的なシェア率が高いマスターカードを付帯している、ダイナースクラブコンパニオンカードも追加できます。
マスターカードのプラチナグレードが無料で付帯しているため、空港クロークや宿泊予約といった優待を利用できるのがメリットです。
マスターカードであれば海外での加盟店の数も多く、ダイナースクラブカードが加盟していない店の支払いも問題ありません。
海外旅行保険の特典が最大1億円とプラチナカード級の付帯
ダイナースクラブカードには、海外旅行中の怪我や病気に対応できるよう、海外旅行傷害保険が付帯しています。
それぞれ補償金額は異なりますが、最大で1億円まで補償されるのが特徴です。
- 救援者費用
- 携行品損害
- 賠償責任
- 疾病治療費用
- 傷害治療費用
- 傷害死亡・後遺障害
アメリカン・エキスプレスの場合は5,000万円、三井住友カードだと2,000万円なのでダイナースクラブカードの補償金額は手厚いことが分かるでしょう。
2025年4月1日より、ダイナースクラブカードの海外旅行傷害保険は利用条件付きに変更となりました。
空港に向かう鉄道料金やバス、渡航先への航空券や旅行ツアーをダイナースクラブカードで支払っていることが条件です。
対象となる主な利用内容(いずれかのご利用で利用条件の対象となります) | ・空港に向かう鉄道代金(モノレール含) ・有料特急列車代金(新幹線、成田エクスプレス、スカイライナー等) ・空港に向かう電車代 ・タクシー代金 ・リムジンバス乗車代金旅行会社で予約した海外旅行ツアー代金渡航先への航空券(地方空港~国際空港含む) ・海上運送法に基づく事業会社が所有する船舶代金燃油サーチャージ代、座席のアップグレード代 |
対象とならない主な利用内容 | ・電車、バスの定期券 ・回数券自家用車で空港まで向かう際のガソリン代金 ・空港までの高速道路料金 ・空港の駐車場料金 ・レンタカー料金 ・空港利用税 ・航空券の発券手数料 ・空港ラウンジ利用料ビザ申請費用 ・ESTA申請料ホテルの宿泊費用(※国内旅行における宿泊中の火災・爆発事故のみ補償対象) |
国内カードラウンジの特典が充実している

ダイナースクラブカードは、全国34の空港にある国内ラウンジの利用も可能です。

国内カードラウンジでは基本的にソフトドリンク・WiFiが無料といった最低限の特典があるのみです。
軽食やビールなどのアルコール類に関しては有料の施設がほとんどです。
- 無料利用の回数制限はなし
- 家族カードも同じ条件で利用可能
- 同伴者は有料(支払いをダイナースクラブカードにする必要有り)
羽田空港のPOWER LOUNGEや、関西国際空港のアネックス六甲といった国内の空港ラウンジが、何度でも無料で利用できます。
ただし、国内カードラウンジを利用する際は、ダイナースクラブカードの他に当日の搭乗券が必要です。
近年はICチェックインサービスを利用してするケースが多いため、事前にスマホやパソコンの画面を用意しておきましょう。
ダイナースプレミアムカードのインビテーションを受け取れる可能性がある

ダイナースクラブカードは、プレミアムカードへアップグレードしたい場合にインビテーションを受け取れる可能性があります。
ダイナースクラブの中で最もグレードが高く、優待も充実しているプレミアムカードですが、入会条件は非公開とされています。
ただ、これまでの利用実績や信用情報を基に審査している可能性が高く、スタンダードカードの利用者はインビテーションを受けやすいかもしれません。
ステータス性の高いプレミアムカードを使用したいのであれば、インビテーションを受け取れる可能性のあるダイナースクラブカードは選びましょう。
ライフスタイルを充実させる優待が楽しめる
ダイナースクラブカードには演劇やコンサートチケットの優先予約や、設備が整ったフィットネスジムでの運動といった優待が付帯しています。
日常をグレードアップしてくれるだけでなく、ヘリコプターのチャーターや乗馬体験など、普段の生活ではなかなか味わえないようなワンランク上の体験も可能です。
ラグジュアリーな優待内容は、ステータス性の高さが有名なダイナースクラブカードならではでしょう。
名門ゴルフ場でのプレイができる

よみうりカントリークラブといった名門ゴルフ場も、ダイナースクラブカードがあればプレイできます。
歴史や格式をもつ名門ゴルフ場は会員制を採用している所が多く、高額な入会費や紹介が無ければ入会できません。
ダイナースクラブカードは、難しいとされている名門ゴルフ場への予約も代わりに行ってくれるため、普段プレイできないような環境でゴルフを楽しめます。
さらにダイナースクラブカードにはコンペ開催の優待も用意されているので、接待でゴルフをプレイする機会が多い人におすすめです。
ショッピングがお得になる
ダイナースクラブカードは大丸松坂屋のオンラインストアや、タカシマヤインテリア百華といった各種ショッピングへの優待も用意しています。
特別価格での提供や割引など、日々のショッピングがお得になるような魅力のある優待です。
ポイントを貯めてショッピングに利用することも可能なので、ダイナースクラブカードを使うことでよりショッピングの幅が広がるでしょう。
ダイナースクラブカードを発行するデメリット
ダイナースクラブカードは豪華な優待がメリットですが、デメリットも併せ持っています。
デメリットも理解することで、ダイナースクラブカードが自分に合うか判断しやすくなるでしょう。
詳しく解説していきます。
審査基準が難しい
ステータス性の高いダイナースクラブカードは、クリーンな信用情報や一定の収入がある人でないと審査に落ちる可能性が高いです。
- 年収が500万以上
- 信用情報に傷がついていない
- 正社員や一部上場企業での勤務
- 勤続年数が長い
以前は27歳以上であることが申し込みの条件として設定されていましたが、2023年9月より年齢制限は廃止されました。
以前の年齢制限からも分かるように、審査のハードルは高めです。
比較的審査基準が緩いカードであれば主婦や学生でも入会しやすいですが、ダイナースクラブカードは一定のステータスが無いと入会は難しいでしょう。
年会費が高め
ダイナースクラブカードのデメリットは、他社よりも年会費が高いことです。
年間で24,200円(税込)支払わなければならず、金銭的な負担となる可能性があります。
同じくステータス性の高さが人気のアメリカン・エキスプレスでも、月会費は1,100円(税込)です。
年会費に換算すると13,200円(税込)と、ダイナースクラブカードよりも安く設定されています。

ただし、ダイナースクラブカードでは新規入会キャンペーンを実施中です。
2025年11月30日までの入会で初年度の年会費が無料になります。
さらに3ヶ月以内に20万円利用すると、10,000円分のキャッシュバックがついてくるためお得です。
新規入会キャンペーンを利用すれば、デメリットである年会費の高さも気にならないでしょう。
貯まったポイントをマイルへ移行するのに手数料が発生する
ダイナースクラブカードで貯めたポイントをマイルへ移行する場合、年間で6,600円(税込)のダイナースグローバルマイレージへの参加料が必要です。
マイルへ移行する際に追加で手数料はかかりませんが、マイルを移行しなかった年でも参加料はかかります。
航空券を年単位で利用しない人からすると、デメリットとなる制度ですが、ダイナースクラブカードのポイントに有効期限はありません。
ポイントをしっかり貯めてからマイルへ移行させられる点は嬉しいですね。
ANAマイル以外のマイルへの還元率が悪い
ANA以外のマイルに対する還元率が悪く、他の航空会社を利用したい人にとってはデメリットの1つです。
基本的にダイナースクラブカードで溜めたポイントは、ANAマイルに1,000ポイント=1,000マイルで還元できます。
しかし、他の航空会社だと還元率が下がってしまうため、特定の航空会社を利用したい人には不向きかもしれません。
日本航空/JALマイレージバンク | 2,500ポイント=1,000マイル |
デルタ航空/スカイマイル | 2,000ポイント=1,000マイル |
ユナイテッド航空/マイレージプラス | 2,000ポイント=1,000マイル |
大韓航空/スカイパス | 2,000ポイント=1,000マイル |
キャセイパシフィック航空/「キャセイ」会員プログラム | 2,500ポイント=1,000マイル |
全日本空輸/ANAマイレージクラブ | 1,000ポイント=1,000マイル |
ただし、現在(※2025年9月)ダイナースクラブカードでは、JALのマイルを獲得できるボーナスキャンペーンを実施中です。
2025年9月1日(月)~9月30日(火)の期間中にキャンペーンへ参加登録し、1,000マイル以上のポイントをJALマイルへ移行すると、追加で20%分のボーナスマイルを獲得できます。
ANA以外でもお得にマイルを貯められるチャンスなので、この機会にぜひ入会してみてください。
家族カードは1枚目から年会費が発生する
ダイナースクラブカードはステータス性が高く、充実した優待が付帯しているがゆえに、家族カードにも年会費がかかるというデメリットを持っています。
1枚目から5,500円(税込)の年会費が発生するため、共有したくても家族カードを追加しにくいでしょう。
ちなみにMarriott Bonvoyや アメリカンエキスプレスといった他社の家族カードは1枚目まで年会費無料なので、ダイナースクラブカードとの差を感じてしまうかもしれません。
海外で加盟店が少ない
ダイナースクラブカードは、海外での加盟店が少ない点がデメリットです。
2015年に実施された調査によると、世界で最もシェア率の高いクレジットカードはVisaで、全世界5,000万店舗以上で利用できます。
一方ダイナースクラブカードのシェア率は1%と低く、利用できる店舗も限られています。
ただし、ダイナースクラブカードにはマスターカードの権限を使用できる、コンパニオンカードという追加カードがあります。
マスターカードは国際的なシェア率も高いため、海外での利用の幅もぐっと広がるはずです。
海外旅行や出張が多い方は、ぜひコンパニオンカードの利用も検討してみましょう。
ダイナースクラブカードの審査基準
ダイナースクラブカードの基準は明かされていませんが、クレジットカードの審査で重要になるポイントは存在します。
- 過去の滞納歴や支払い状況
- 本人の職業や勤続年数
- 年収や雇用形態
- 申し込み状況
カード会社は個人の信用情報を照会できるため、過去に滞納歴があると審査に通りにくくなります。
また、現在のローン状況も合わせて確認されるので、他社の借り入れ額や件数が多い人も不利です。
他にも、本人の職業や勤続年数、年収や雇用形態もチェックされます。
ダイナースクラブカードは一般的にステータス性が高いと言われているため、他のカード会社よりも基準が厳しい可能性が高いです。
社会的地位があり、安定した収入がないと審査に通る確率が下がります。
さらに、複数のカード会社へ一度に申し込むのもおすすめできません。
クレジットカード会社は情報を共有しているため、一度に複数のカードを申し込むと「お金に困っているのでは?」と判断される可能性があるからです。
ダイナースクラブカードがおすすめな人・おすすめしない人
ダイナースクラブカードを持つことでメリットを感じられるのは、以下のような人です。
- 会食やレストランでのディナーに行くことが多い人
- 飛行機を使う機会が多い人
- 高額な決済を控えている人
ダイナースクラブカードは豊富な優待が大きなメリットです。
年会費はスタンダードカードでも24,200円(税込)と高めですが、会食やレストランでのディナーへ行く機会が多い方にとっては年会費の元も取りやすいでしょう。
また、国内外の航空ラウンジが使えたり、ANAマイルへの還元率が高かったりと、飛行機に乗る機会が多い人にもおすすめです。
最大で1億円の海外旅行保険が付帯しており、ハイヤーのチャーターも可能なため、特に海外へ行くことの多い方に向いています。
他にも、結婚や引っ越しなど高額な決済を控えている方にもダイナースクラブカードはおすすめです。
数百万単位の高額な決済にも対応しやすいというメリットがあるので、他のカード会社では利用限度額が物足りない方に適しています。
一方ダイナースクラブカードは、以下のような人にはあまりおすすめできません。
- 飛行機に搭乗する機会が少ない人
- クレジットカードをあまり使わない人
- 旅行や出張へ行く機会が少ない人
ダイナースクラブカードは審査基準が難しいとされており、主婦や学生だと審査に落ちる可能性があります。
明確な審査基準は明かされていませんが、信用情報に傷がある方も同様の理由でおすすめできません。
また、ダイナースクラブカードはスタンダードカードでも年会費が高額なため、普段クレジットカードを使わない人にとってはデメリットを感じやすいです。
高額な年会費の元を取れないのであれば、年会費無料のクレジットカードを検討した方がお得でしょう。
さらに、ダイナースクラブカードは飛行機を利用する人にとって便利な優待が多いクレジットカードです。
そのため、普段旅行や出張へ行く機会が少ないのであれば、より自分のニーズに合った優待を設定しているクレジットカードを検討しましょう。
ダイナースクラブカードの新規入会キャンペーン情報

ダイナースクラブカードでは、初年度の年会費が無料になる新規入会キャンペーンを実施中です。
2025年11月30日までに申し込みをすると、通常24,200円(税込)かかる年会費が初年度分は無料になります。
家族会員も対象なので、ダイナースクラブカードで家族カードも作ろうと思っている方は、この機会にぜひお得なキャンペーンを利用してみてください。
さらに3ヵ月以内に20万円分利用すると、10,000円分のキャッシュバックが付与されます。日々の支払いをお得にできるチャンスなので、この機会を見逃さないようにしましょう。
ダイナースクラブカードについてよくある質問

ダイナースクラブカードの利用を検討しているのであれば、よく寄せられる質問をチェックしておきましょう。
1つずつ詳しく解説していきます。
年会費の元は取れる?
ダイナースクラブカードの年会費は、頻繁に外食をすることで元が取れるかもしれません。
例えば優待の1つであるエグゼクティブダイニングを利用すれば、1名分のコース料理が無料になります。
指定のレストランを2名以上で予約するのが条件ですが、レストランのディナーを利用する機会が多い方は、それだけで元が取れるでしょう。
また、年会費以上にポイントを貯めれば元を取ることもできます。
100円の利用ごとに1ポイントが貯まるため、年会費以上のポイントを貯めてマイルや対象商品と交換するとお得に使えるはずです。
審査に落ちたらどうする?
ダイナースクラブカードに落ちてしまった場合、再申し込みは6か月程度期間を開けましょう。
短いスパンでたくさんのクレジットカードを申し込んでいると、「お金に困っている」と判断されて審査に響く可能性があります。落ちても焦らず、期間を設けてから再度申し込む方が入会しやすいでしょう。
再び申し込むまでの間に、自分の信用情報を確認しておくのもおすすめです。
日本には、以下の信用情報機関が存在します。
- CIC
- JICC
- 一般社団法人全国銀行個人信用情報センター
手数料を支払うことで、自分の信用情報を確認できるため、審査の妨げになるような情報が無いか調べておくと良いでしょう。
ポイントの有効期限は?
ダイナースクラブカードのポイントに、有効期限はありません。
貯めたポイントは有効期限を気にせずマイルに換算したり、優待に利用できます。
そのため、海外旅行のためにマイルをしっかり貯めておきたい方や、コツコツポイントを貯めたい方にとってもメリットです。
解約時の注意点は?
ダイナースクラブカードの解約は、電話しか受け付けていないので注意しましょう。
営業時間は平日の9時~17時と限られており、原則本会員しか解約できません。
本会員に代わって、家族が解約の電話をかけても手続きはできないので気をつけてください。
ただし、本会員が病気や高齢などで1人での手続きが難しい場合は、家族が代理で解約できます。
ダイナースクラブカードを発行して上質なライフスタイルを楽しもう
ダイナースクラブカードは、プライオリティパスや豪華な優待が魅力的です。
特にレストランや飛行機を頻繁に利用する方にとっては、メリットを感じやすいでしょう。
また、ダイナースクラブカードの年会費は高額で、審査基準も難しいとされていることから、保有しているだけでステータスになります。
賃貸住宅や高級腕時計といった高額な決済にも活用しやすいため、ダイナースクラブカードを利用することで質の高いライフスタイルが楽しめます。
もちろん年会費が高いといったデメリットもありますが、優待やポイントを利用して元を取ることも可能なので、賢く利用してみましょう。
今だけ初年度入会費が無料になり、一定額利用で10,000円分キャッシュバックされるキャンペーンを実施しています。この機会にぜひ、ダイナースクラブカードを発行してみてはいかがですか。