【2025年9月】香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジ訪問ブログ

香港国際空港内には東アジア圏で数少ない、アメックスセンチュリオンラウンジがあります。
2025年に香港から日本へ帰国する際にセンチュリオンラウンジに訪問してきたので、その時の様子をブログレビューとしてお届けしていきます。
結論、料理の品数などは少ないものの、快適な時間を過ごせました。
香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジのアクセス方法

香港国際空港のセンチュリオンラウンジは60番ゲート付近の7階にあります。
センチュリオンラウンジまでは、イミグレーション通過後、空港内列車(ピープルムーバー)を利用して15分〜20分程度ぐらいの距離です。
イミグレーションを通過したらまず、40~80番ゲートの標識を目指します。

40番ゲート〜80番ゲート付近の標識を目指し、エスカレーターを下ると空港内列車(ピープルムーバー)があります。
この列車に乗り、40番ゲート〜80番ゲートのあるエリアへと進みます。
空港内列車を利用せずに徒歩で向かうことも可能ですが、イミグレーションから30分弱程度歩くので空港内列車を活用するのが無難です。

列車を降り、エスカレーターを昇ると、免税店やレストランなどのあるエリアに到着します。
すると、エミレーツ航空のロゴとラウンジの表示のある看板があるので、この看板を頼りに進んでいきます。

歩くとすぐに7階へつながるエスカレーターがあるので、上に上がりましょう。

7階に到着するとラウンジエリアが広がります。
7階にはセンチュリオンラウンジのほか、プライオリティパスで入室できるプラザプレミアムラウンジやチェイスサファイアラウンジなどもあります。
2025年現在は初年度年会費無料でプライオリティパスのプレステージ会員が付与される、「セゾンプラチナビジネスアメックスカード」の発行が圧倒的におすすめです。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードの特徴やそのほかのプライオリティパス付きおすすめクレジットカードについては下記記事で詳しく解説しています。
【2025年9月版】プライオリティパス付きおすすめクレジットカード18枚を徹底比較

看板の矢印の通りに進んでいくと、上記のような開けたエリアに出てきます。
アメックスのロゴが見える場所がセンチュリオンラウンジになります。

それではセンチュリオンラウンジの中に潜入していきましょう。
香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジの利用条件

香港国際空港のアメックスセンチュリオンラウンジへ入室するためには下記カードを所有する必要があります。
アメックスプラチナカード
アメックスセンチュリオンカード
デルタスカイマイルズ リザーブカード(日本未進出)
これらのカードを所有している人は同伴者+2名までラウンジへ入室できます。
同伴者のため、家族でなくても、ご友人、恋人、職場の部下などとラウンジを利用することも可能です。
注意点として、セゾンプラチナビジネスアメックスカードやApollo station platinumなど発行元がアメリカンエキスプレス社以外のプラチナカードでは入室できないので注意してください。

2025年7月には羽田空港第3ターミナルにもアメックスセンチュリオンラウンジが誕生しました。
こちらもアメックスプラチナカードを所有していれば同伴者+2名までラウンジを利用できます。
香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジ内の様子

ラウンジ内はこんな感じ。
開放的な空間になっており、そこまで広さはなくこじんまりとした空間です。


中央にはバーエリアが用意されており、アルコールはバーテンダーの人にリクストする形です。

ラウンジ内のテーブル席からは駐機する飛行機の様子を間近で楽しめます。


コピー機の用意もあります。
パスポートなどのコピーが必要な場合は、こちらでダウンロードできます。

個室型の会議室の用意もあります。
小さいお子さんとラウンジを利用される場合におすすめです。

一人ソファー席のあるフォーンブース。

ラウンジ奥には金色のアメックスロゴの場所が。
こちらはアメックスセンチュリオンカード専用エリアになっています。
センチュリオンカード専用エリアではシャンパンの提供、瓶に入ったキャビア、アラカルト形式のメニューが用意されており、通常エリアで提供されている軽食やドリンクと一線を画すアルコールや軽食が用意されています。
私がセンチュリオンラウンジを訪問した際はセンチュリオンカード専用エリアに年配の中国系の人が何人も入っていき、世の中はお金持ちだらけなんだなぁと思いました。
筆者もいつかセンチュリオンラウンジを利用してみたいです。
香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジの軽食&バーコーナー

ここからはビュッフェ台のメニューとアルコールのラインナップを見ていきましょう。
アルコールはバーテンダーの人にオーダーする形式。
赤・白ワインやオリジナルカクテルなどが充実しています。
他のブログではシャンパンの提供があると記載されていましたが、2025年現在はプロセッコの提供に変更されていました。

ただし、リキュールコーナーにはなんとジャパニーズウイスキーの「余市」が用意されています。
香港はウイスキーなどのアルコール度数の高いリキュール系の価格が高く、香港市内にあるリカーショップでは2万円程度で売られていました。
そんな余市が飲み放題はお酒好きにはたまらないです。

ソフトドリンクコーナー。
ペットボトルのミネラルウォーターなどの用意はありません。
ウォーターサーバーから水をくむスタイルでした。

ティーブランドはディルマのtシリーズ。
以前はTWGが用意されていたようです。

ビュッフェ台のラインナップは少なめ。
豚肉のシュウマイと紫いもの蒸しパン。

シュウマイは豚肉の旨みをしっかり味わうことができビールや白ワインのおつまみにぴったりな一品でした。
ラウンジ内で用意されているメニューの中で一番おいしかったです。

インドカレーにバスマティライス。
カレーは本格的な辛さ。
海外の空港ラウンジって必ずと言っていいほど、インドカレーが用意されていますよね。

オイスターソースベースで煮込んだ牛ほほ肉の煮込み料理に豚トロ。
牛ほほ肉の煮込みは日本人の口にも合いやすく、おいしかったです。
赤ワインとの相性抜群。
豚トロもビールのおつまみに最高です。

シーフードトマトパスタに日本式の野菜炒め。
パスタはトマトソースが濃厚で美味。

コールドミールコーナーにはカットフルーツや創作系サラダなどが並んでいました。

中華系の揚げたデザートなど。

クミンなどが入った薬膳系のスープもあります。

抹茶のチョコレートタルト、お餅。
隣にはナチョスも用意されています。

海外の珍しいカップアイスクリームの用意もありました。

色々とピックアップしてきました。
料理のラインナップはプライオリティパスラウンジと比較すると少なめですが、一品ごとの料理のクオリティが高く満足でした。
またウイスキのラインナップも充実しているのでお酒好きの人であれば満足するのではないでしょうか。
香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジのシャワールーム

シャワールームは1室のみです。
利用する場合はレセプションで予約する必要があります。
トランジットや深夜便で利用する場合はラウンジ訪問後、すぐにレセプションで予約受付をおすすめします。
香港国際空港アメックスセンチュリオンラウンジを利用して出発まで快適なひとときを過ごそう

今回は香港国際空港のアメックスセンチュリオンラウンジの訪問レビューをお届けしました。
軽食のラインナップはプライオリティパスラウンジの一つであるチェイスサファイアラウンジの方が充実していました。
アルコールのラインナップに余市が用意されているのにはテンションは上がりましたが、羽田空港第3ターミナルのセンチュリオンラウンジに比べると満足度は低いかもしれません。
とはいえ、アメックスプラチナカードを所有している人であればぜひ一度は訪問してみてはいかがでしょうか。