【2025年11月】マイルが貯まる最強クレジットカード14選を徹底比較!

クレジットカードでマイルを貯めて、憧れのビジネスクラスやファーストクラスを実質無料で楽しみませんか?
マイルが貯まりやすいクレジットカードを選べば、日常の買い物や公共料金の支払いだけで、年間数万〜数十万マイルを貯めることも可能です。
この記事では、陸マイラー10年の筆者が厳選するANAマイル・JALマイルが最も貯まる最強クレジットカードを14枚ご紹介します。
マイル還元率の比較、ANAとJALどちらを選ぶべきか、初心者でも失敗しないカードの選び方、そして貯めたマイルを最大限活用する方法まで徹底解説します。
結論、ANAマイルを貯めるなら最大7万マイル獲得できるANAアメックスゴールドカード、JALマイルを貯めるならセゾンプラチナビジネスアメックスカードがおすすめです。
- ANAマイル・JALマイルどちらを中心に貯めるべきか
- ANA・JALマイルの貯まりやすいクレジットカードの情報
- ワンランク上の旅を楽しめるクレジットカードの情報
- マイルが貯まる最強クレジットカード14選!
- ANAアメックスゴールドカードなら新規入会キャンペーンで7万マイル以上獲得
- ダイナースクラブカードなら本会員+家族カードの初年度年会費無料
- 初年度年会費無料&JALマイル還元率が1.125%のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
- 世界中の航空会社のマイルを効率良く貯められるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード
- 最大マイル還元率1.5625%のANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
- 年会費を抑えて、ANAマイルを貯めるならANA JCBカード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードはANAマイルの還元率が1%
- 年会費永年無料でJALマイルが貯まるイオンカードセレクト
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)ならマイルを含む豊富な特典が盛りだくさん!
- マイルだけでなく特典が充実しているANA JCBゴールドカード
- 29歳以下なら年会費永年無料のANA JCB CARD FIRSTがおすすめ!
- 年会費を抑えつつ、JALマイルを貯めるならJALカード普通カード
- 20代限定!JALラウンジ利用OKのJAL CLUB EST(普通カード)
- 三井住友カード プラチナプリファードはマイルの還元率だけでなく豊富な付帯特典が魅力
- マイルとは?
- ANAマイルとJALマイルどちらを貯めるべき?
- マイルが貯まれば憧れの国際線ファーストクラスの利用も可能!
- マイルが貯まる最強クレジットカードの選び方
- クレジットカードで貯まったマイルの活用方法
- マイルが貯まるクレジットカードでよくある質問
- マイルが貯まるクレジットカードを発行して空の旅を充実させよう!
マイルが貯まる最強クレジットカード14選!
それでは、陸マイラー10年目の筆者が厳選するマイルが貯まる最強おすすめクレジットカード14選の詳細や特徴をチェックしていきましょう。
ANAアメックスゴールドカードなら新規入会キャンペーンで7万マイル以上獲得

ANAマイルを最速で貯めることに特化したカードである、ANAアメックスゴールドカード。
日々のカード決済で1%マイルが貯まるだけでなく、ANA便の航空券などを購入する際は最大3%もマイル還元率が上昇します。
新規入会で2,000マイル獲得、更新のタイミングでも2,000マイルが獲得できます。
ANマイルを貯めるカードとして優秀なANAアメックスゴールドカードですが、最大70,000マイル獲得できる新規入会キャンペーンを実施中!
最大70,000マイル獲得できる新規入会キャンペーンは過去最大級のマイル付与数です。

70,000マイル獲得できれば、東京↔︎バンコク線などのビジネスクラス特典航空券を一発で発行できるようになります!
70,000マイル獲得できる内訳は下記の通りです。
・新規入会キャンペーン:最大68,000マイル
・マイ友プログラム:2,000マイル
最大70,000マイル獲得
まずは、ANAアメックスゴールドカードの発行元であるアメックス社が2025年11月に開催中の新規入会キャンペーンです。
・新規入会でもれなく2,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計60万円以上のカードご利用で16,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計100万円以上のカードご利用で12,000マイル付与
・ご入会後3ヶ月以内に合計180万円以上のカードご利用で20,000マイル付与
・180万円分の通常決済で18,000マイル付与
合計:68,000マイル付与

次にマイ友プログラムについてです。
マイ友プログラムとは、ANAカードの紹介制度です。
ANAカード既存会員からの紹介番号をもらうことによって、ANAカード新規会員はボーナスマイルを獲得できます。
ANAカードの発行が初めてかつ、ANAアメックスゴールドカードを新規で発行する場合はボーナスマイルとして2,000マイルが付与されます。
ぜひこの機会にANAアメックスゴールドカードを発行して、一気にANAマイルをGETしてください!!

またANAアメックスゴールドカードには、「ポイントのマイル移行上限数や移行手数料」がありません。
そのため、追加の費用をかけずに日々の決済で貯まっていくポイントをマイルへ移行できます。
ただし、デメリットは年会費の高さとプライオリティパスの利用回数が年に2回までという点。
年会費34,100円とANAゴールドカードの中でもトップクラスの年会費が設定されています。
年会費がここまで高いのはANAマイルの還元率の良さに起因するものだと考えられます。
プライオリティパスの利用は年に2回まで無料になっており、3回目以降は都度35米ドル(約5,400円)が発生します。
同伴者や家族については1回目の利用より35米ドル発生します。
ANAアメックスゴールドカードを発行する場合は、あくまで新規入会キャンペーン目的で発行するといった考えが良いでしょう。
※ポイントから移行したマイルの有効期限は、移行された月から36ヶ月後の月末まで。
ダイナースクラブカードなら本会員+家族カードの初年度年会費無料

歴史と高いステータス性を誇るダイナースクラブカードは、独自のサービス体系で多くの愛用者を獲得してきたクレジットカードの一つです。

ダイナースクラブのANAマイル還元率は大きな魅力の一つです。
ANAダイナースカードでは以下の特典が受けられます。
- マイル還元率:1.0%
- マイル交換:1リワードポイント=1ANAマイルに交換
- 年間最大40,000マイルまで移行可能
- 移行手数料としてダイナースグローバルマイレージに加入必須(6,600円)
- ポイント有効期限:なし(実質無期限でマイル貯蓄可能)
ダイナースクラブカードで貯まったポイントはANAマイルと1:1で移行可能です。
ただし、移行手数料としてダイナースグローバルマイレージに加入必須(6,600円)となっています。
一方でJALマイルの還元率は0.4%と低いため、JALマイルをこつこつ貯めたい人は先ほどご紹介した初年度年会費無料のセゾンプラチナビジネスアメックスカードの発行をおすすめします。

また、ダイナースクラブカードには、ホテル上級会員特典や無料宿泊などの特典はないものの、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルが即時予約できる会員制高級ホテル予約アプリHoteLuxのエリート会員が1年間無料で体験できます。(通常:51,000円相当)
HoteLuxのエリート会員特典で得られる特典は下記の通りです。
- 朝食2名分が滞在中無料
- お部屋の無料アップグレード
- 最大200US$相当の館内利用券
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 限定プロモーション(3泊目無料・4泊目無料など)
HoteLuxに加盟しているホテルはハイアットやフォーシーズンズ、マンダリンオリエンタルなど世界を代表する高級ホテルばかりです。
予約できるホテルの金額は各ホテル公式サイトの金額に準拠しているため、お得な特典が付くのにもかかわらず、割高感はほぼありません。
ホテルステイ好きには嬉しい特典と言えます。

筆者は実際にHoteLux経由で、バンコクにある最高級ホテル「フォーシーズンズ バンコク」に宿泊しました。

お部屋をスイートルームにアップグレードしていただけでなく、無料の朝食や100米ドルのホテルクレジットも付帯されており、普段のホテルステイよりもワンランク上の上質な滞在経験になりました。
さらに、空港ラウンジの特典も充実しています。

ダイナースクラブカードのプライオリティパス同等の特典として、国内外1,700箇所以上の空港ラウンジを年に10回まで無料で利用できます(家族カード同様)。
2025年4月1日より日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可に改悪しましたが、海外の空港レストランやリフレッシュ施設については引き続き利用可能です。
詳細は次の通りです。
- 利用回数:本会員・家族会員ともに年間10回まで無料
- 追加利用料:11回目以降は1回の利用につき3,500円(税込)
- レストラン特典:2025年4月1日以降も海外の空港レストランは引き続き利用可能(国内は利用不可)
- 利用期間:発行日を基準に1年

さらに、2025年11月30日まで期間限定で初年度年会費無料キャンペーンを開催。
対象は本会員(24,200円 税込)と家族カード(5,500円)が無料になるため、発行した1年目は家族で無料でプライオリティパスラウンジを楽しめます。
さらにキャンペーン期間中に公式アプリに登録&3ヶ月以内に20万円のカード決済で、1万円のキャッシュバックも適用されます。
つまり、今入会すれば39,700円相当の特典が手に入る計算になります。
ぜひ初年度年会費無料キャンペーンを有効活用してダイナースクラブカードをお得に発行してください。
総じて、ダイナースクラブカードはプライオリティパスの利用回数に制限はあるものの、家族と一緒に最安でプライオリティパスを発行したい人におすすめの1枚と言えます。
| カード基本情報 | |
| ブランド | Diners Club |
| 入会条件 | 所定の基準を満たす人 |
| 年会費 | 24,200円(税込) 初年度年会費無料 |
| 家族カード | 5,500円(税込) 初年度年会費無料 |
| プライオリティパス利用回数 | プライオリティパスラウンジ相当のラウンジが年10回まで無料(家族カード同様) |
| 空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 可能(海外のみ) (国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」に該当する施設は2025年4月1日より利用不可) |
| マイルの還元率 | ・ANA 【移行単位】 1,000ポイント=1,000マイル 【年間移行マイル数の上限】4万マイル ・大韓航空・ユナイテッド航空 【移行単位】 2,000ポイント=1,000マイル 【年間移行マイル数の上限】12万マイル ・デルタ航空 【移行単位】 2,000ポイント=1,000マイル 【年間移行マイル数の上限】14万マイル ・JAL 【移行単位】 2,500ポイント=1,000マイル 【年間移行マイル数の上限】なし ・キャセイパシフィック航空 【移行単位】 2,500ポイント=1,000マイル 【年間移行マイル数の上限】なし |
| 特徴 | ・ANAマイル還元率1.0%(移行手数料無料・有効期限なし) •エグゼクティブ ダイニング(会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分の料金が無料) ・HoteLuxのエリート会員が1年間無料 •利用限度額に一律制限なし •海外旅行傷害保険最高1億円 •独自ラウンジネットワーク •高いステータス性と世界的認知度 ・国内旅行傷害保険、および海外旅行傷害保険が手厚い ・利用可能枠に一律の制限なし ・ダイナースクラブカードで購入した商品を購入日から90日以内に誤って破損した場合、盗難などに遭った場合、年間500万円まで補償 |
初年度年会費無料&JALマイル還元率が1.125%のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

JALマイルをお得に貯めるなら、発行するだけで初年度年会費無料(通常:33,000円 税込)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックスカード)が圧倒的におすすめ!
セゾンプラチナビジネスアメックスカードを発行し、年会費5,500円(税込)の「SAISON MILE CLUB」に入会することにより、JALマイルの還元率が1.125%と高還元率で貯めることができます。(※年間最大15万マイルまで)
SAISON MILE CLUBに登録すると、通常1,000円で1ポイント貯まる永久不滅ポイントが貯まらない(セゾン・アメリカン・エキスプレス®・カードSAISON MILE CLUB優遇サービスの優遇ポイント、移行上限を超えた場合、セゾンポイントモールご利用時などを除きます。)代わりに、1,000円につき10JALマイルが積算されます。
さらに、永久不滅ポイントが2,000円につき1ポイント貯まります。
この永久不滅ポイントは200ポイント→500マイルに移行できるため、JALマイルの還元率が1.125%という計算になるわけです。
セゾンマイルクラブに入会せず、永久不滅ポイントをJALマイルへ移行する場合は還元率が0.25%と極端に低くなります。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはビジネスカードという位置付けですが、 サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です!
プラチナカードという位置付けですが20代〜50代と幅広い層から支持されており、年収が400万円程度あれば比較的審査は通りやすいとされています。
そのため、プラチナカードは審査難易度が高そうに思えますが通過率は高いのかもしれません。
さらに、セゾンプラチナビジネスアメックスカードは通常年会費469ドル(約7万円相当)のプレステージ会員資格が無料で付帯(空港レストラン・リフレッシュ施設の利用もOK)するため、年に数回国内外の空港を利用される人であれば十分に元が取れる計算になります。
筆者はこれまでに下記のようなプライオリティパス対応ラウンジを無料で楽しみました。



セゾンプラチナビジネスアメックスカードに付帯されるプライオリティパスは、近年改悪が進む空港レストラン・リフレッシュ施設も使い放題ということもあり、プライオリティパスラウンジ好きに絶大な支持を受けています。
セゾンプラチナビジネスアメックスカードはJALマイルが高還元率で貯まること、プライオリティパスが発行できることだけでなく下記のような魅力的な特典も付帯されています。
- 初年度年会費無料
- 国内空港ラウンジ無料(本会員のみ)
- タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込)
- 最高1億円の海外旅行保険付帯
- 国内ホテルレストランの優待オントレ entréeが無料
- セゾンプレミアムレストランby接待日和が無料(通常:33,000円 税込)
- 一休ダイヤモンド会員が半年間無料
- セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料(入会金330,000円、年会費275,000円 税込)
- 24時間対応のコンシェルジュサービス
- ABEMAプレミアム1ヶ月間無料

対象のレストランのコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる、セゾンプレミアムレストランby接待日和も魅力的な特典の一つ。
対象となるのは高級お鮨や鉄板焼きなど1名のコース料理が2万円以上超えるレストランばかりです。
対象レストランは約240か所にも及び、日本国内はもちろん、シンガポール、台湾、ハワイなどの海外のレストランも利用できます。
円安・世界的なインフレの状況の中、海外旅行で贅沢な食事をお得に楽しめるのは非常にポイントが高いです。

また国内のホテル高級ホテル予約サイトとして絶大な人気を誇る、一休.comの最上級ステータスである一休ダイヤモンド会員が半年間無料になるのも嬉しいポイント。
一休ダイヤモンド特典は下記の通りです。
- アーリーチェックイン
- レイトチェックアウト
- 冷蔵庫の中のドリンクフリー
- ホテルクレジット数千円分無料
- ワインボトル1本無料
メリットだらけのセゾンプラチナビジネスアメックスカードですが、当然デメリットもあります。
主なデメリットは以下の通りです。
- プライオリティパスラウンジを同伴者と利用する場合、35米ドル発生する
- JALマイルの還元率を最大1.125%にするにはSAISONマイルクラブ5,500円(税込)への入会必須
- ANAマイルへの還元率は0.3%。
- 追加カードは原則、決済機能のみ。(※プライオリティパス・海外旅行保険などは付帯なし)
年間利用額が少ない人や、プライオリティパスを年に1〜2回しか利用しない人にとっては、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
そのため、セゾンプラチナビジネスアメックスカードをとりあえず発行してみて、1年間タダでカードの特典を存分に堪能してから継続するかどうか決めることをおすすめします。
また、ANAマイルを中心に貯めていきたい人にとっては、マイルの還元率が0.3%と低いので、あまりおすすめできません。
特典が改悪される前にセゾンプラチナビジネスアメックスを発行して、JALマイルを効率良く貯めてください。
| カード基本情報 | |
| ブランド | American Express® |
| 年会費 | 33,000円(税込) 発行するだけで初年度年会費無料 |
| 追加カード | 一人3,300円(税込) ※18歳以上の社員、または本会員と生計をともにする18歳以上の家族が対象 |
| 空港ラウンジ | プライオリティパスのプレステージ会員が無料(約70,000円) |
| マイル還元率 | JALマイルが最大1.125% |
| 入会条件 | 18歳以上の安定収入のある人 ※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な人(学生、未成年を除く) |
| 特徴 | ・初年度年会費無料 ・プライオリティパスのプレステージ会員が無料(約70,000円) ・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(5500円税込)が要件) ・国内空港ラウンジ無料 ・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込) ・国内ホテル・レストランの優待オントレ entréeが無料 ・一休.comダイヤモンド会員特典が6ヶ月間無料 ・最高1億円の海外旅行保険付帯 ・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが(入会金330,000円、年会費275,000円 税込) ・セゾンプレミアムゴルフサービス ・24時間対応のコンシェルジュサービス ・ビジネスサポートローン ・ビジネスアドバンテージ ・顧問弁護士サービスリーガルプロテクト ・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料 ・サイバー保険 ・ゴルフ保険 ・ビジネスカードだけでなくプライベートカードも発行無料 |
世界中の航空会社のマイルを効率良く貯められるマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードは、マリオットのMarriott Bonvoyポイントを貯められるクレジットカードです。

年間400万円以上の決済が完了すると、最大90,000ポイント以下のマリオット系列ホテルに無料宿泊できたり、マリオットボンヴォイゴールドエリート会員が自動付帯されていたりとホテル好きの人や旅行好きの人におすすめの1枚です。
そんなマリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードでは日々の決済100円につき、マリオットポイントが3ポイント積算されます。

貯まったポイントはANAやJALなど計40以上のエアラインが提供するマイルへ移行することが可能。
マイルとポイントの交換比率は基本的に3:1。
マリオットボンヴィポイント3ポイントで1マイルになるという計算です。
さらに、マリオットボンヴォイアメックスカード経由で60,000ptをまとめて交換すると、通常の20,000マイルに加えて、ボーナスマイルが5,000マイル追加されます。(デルタ航空や大韓航空など一部のエアラインではボーナスマイルの付与なし)
還元率に置き換えると1.25%。
クレジットカード業界の中でも高水準の還元レートと言えます。
そのため、マイルを使った特典航空券を発券したいと考えているマイラーの方々にもぴったりのカードといえます。
マイルの還元率については、各航空会社によって異なるため、詳細はマリオット公式サイトをご確認ください。
| 航空会社 | マイル還元率 |
| 日本航空 | 60,000pt→25,000マイル |
| 全日空 | 60,000pt→25,000マイル |
| ユナイテッド航空 | 60,000pt→27,500マイル |
| ブリティッシュエアウェイズ | 60,000pt→25,000マイル |
| シンガポール航空 | 60,000pt→25,000マイル |
| タイ航空 | 60,000pt→25,000マイル |
| アラスカ航空 | 60,000pt→25,000マイル |
| デルタ航空 | 60,000pt→20,000マイル |
| 大韓航空 | 60,000pt→20,000マイル |
貯まったポイントはマイルだけでなく、マリオットボンヴォイに加盟しているホテルの無料宿泊にも使えます。

例えば、リッツカールトン東京に宿泊する場合、通常料金だと、1泊約28万円するところ、ポイントを利用する133,000ポイントで宿泊できます。
つまり、ポイントの還元率は1ポイントあたり2円以上の価値がある計算です。
「今年は海外旅行には行けないけど、国内で贅沢したい」などのニーズにも応えられるため、旅好きにとって万能型のクレジットカードと言えます。
| カード基本情報 | |
| ブランド | American Express® |
| 年会費 | 82,500円(税込) |
| 追加カード | 家族カード1枚無料/2枚目以降41,250円(税込) |
| 空港ラウンジ | 国内外29の空港ラウンジの利用が可能 |
| マイル還元率 | 最大1.25% |
| 入会条件 | 18歳以上の安定収入のある人 |
| 特徴 | ・ご入会でMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格付与 ・カードの年間決済額500万円以上ご利用でMarriott Bonvoy「プラチナエリート」会員資格付与 ・カード更新のタイミングで、年間決済額が400万円以上超えると、交換レート最大90,000ptまでのホテルに無料宿泊可能 ・カード入会のタイミングまたはカード更新のタイミングで15泊分の宿泊実績を加算 ・国内外のリッツ・カールトンやセントレジスホテルに連泊する際は100米ドルのホテルクレジットをプレゼント。 ・ポケットコンシェルジュ経由のレストラン予約で20%キャッシュバック特典(半年に5,000円まで) |
最大マイル還元率1.5625%のANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ANAマイルを効率的に貯めたい陸マイラーにとって、必須級のクレジットカードがANA To Me CARD PASMO JCB、通称「ソラチカカード」です。
ソラチカカードは、ANAカード、東京メトロのTo Me CARD、PASMOの3つの機能が一体化した交通系ANAカードです。

このカードの最大の魅力は、東京メトロの乗車で貯まる「メトロポイント」をANAマイル90%という高レートで交換できる点です。
100メトロポイント=90ANAマイルで交換できるため、首都圏在住で東京メトロを日常的に利用する方にとっては、通勤・通学だけで効率的にマイルを貯められます。
メトロポイントの貯まり方は以下の通りです。
- 平日:1乗車につき5ポイント
- 土日祝日:1乗車につき15ポイント
- 店舗利用ポイント
- メトロポイントPlus加盟店:200円=1ポイント
- 自動販売機:100円=1ポイント
さらに、クレジットカード決済で貯まるOki Dokiポイントも、メトロポイント経由でANAマイルに交換することで、より高い還元率を実現できます。
マイル移行コースは2種類から選べます。
・5マイルコース(移行手数料無料)
1,000円=5マイル(還元率0.5%)
・10マイルコース(移行手数料5,500円/税込)
1,000円=10マイル(還元率1.0%)
年間のカード利用額が55万円以上であれば、10マイルコースの方がお得になる計算です。
また、Oki Dokiポイントをメトロポイント経由でANAマイルに交換する「ソラチカルート」を活用すれば、さらにマイル還元率を高められます。
1 Oki Dokiポイント→5メトロポイント→4.5ANAマイル
これにより、実質的なマイル還元率は0.45%相当となり、10マイルコースと組み合わせると最大1.45%のマイル還元率を実現できます。
JCBスターメンバーズの制度を利用すれば、年間利用額に応じてボーナスポイントも獲得できるため、使い方次第で最大1.5625%のマイル還元率も可能です。
「JCBスターメンバーズ」とは、JCBカードを一定金額以上利用された方だけが、Oki Dokiポイントの倍率がアップするオトクなサービスです(登録不要)。
カードの年間利用額に応じて、自動的に翌年のポイント倍率が上がります。
ソラチカカードの場合、以下のポイント倍率になります。
年間50万円以上決済→1.1倍
年間100万円以上決済→1.2倍
年間300万円以上決済→1.25倍
ANAカードとしての基本特典も充実しています。
- 入会・継続ボーナス:1,000マイル
- 搭乗ボーナスマイル:フライトマイルの10%
- ANA航空券購入:100円=1.5マイル相当
年会費は2,200円(税込)で初年度は無料。

2025年11月現在、最大19,000マイル獲得できる新規入会キャンペーンも開催中。
詳細は下記の通りです。
・特典1:入会ボーナス
1,000マイル付与
・特典2:利用金額に応じたボーナス
カード利用対象期間(2025年11月1日~2026年5月31日)での利用金額に応じて、以下のマイル相当ポイントを付与。
ANA JCB 一般カードの場合
40万円(税込)以上:3,000マイル相当
70万円(税込)以上:6,000マイル相当
100万円(税込)以上:9,000マイル相当
150万円(税込)以上:18,000マイル相当
入会ボーナス:1,000マイル
150万円利用ボーナス:18,000マイル相当
合計:19,000マイル相当
・参加条件
カード入会:2025年11月1日〜2026年2月20日
MyJCBログイン:必須
キャンペーン参加登録:カード到着後に登録
発行したJCBカーアドで決済
つまり、入会ボーナス1,000マイル+150万円利用ボーナス18,000マイル相当=合計19,000マイル相当を確実に獲得できる計算になります。

19,000マイルあれば、東京↔︎ソウル間の往復エコノミークラス特典航空券(ローシーズン12,000マイル)が発券できるマイル数です。
通勤で毎日東京メトロを利用するだけで、自動的にマイルが貯まっていくのは想像以上に魅力的です。
ただし、デメリットもあります。
- 家族カードの年会費が1,100円(税込)かかる
- 通常のショッピング還元率は0.5%と低め
- PASMOオートチャージはできるが、モバイルPASMOへの移行は不可
- 東京メトロを利用しない地方在住者にはメリットが少ない
- 空港ラウンジサービスなし
東京メトロを日常的に利用する首都圏在住者で、ANAマイルをコツコツ貯めたい陸マイラーの方には、最もコストパフォーマンスの高いカードと言えます。
ぜひ新規入会キャンペーンを積極的に活用しましょう。
年会費を抑えて、ANAマイルを貯めるならANA JCBカード

ANAカードの一番スタンダードタイプであるANA JCBカード。
クレジットカードの年会費は初年度年会費無料など、年会費を少しでも抑えたい人にぴったりのカードです。
通常は200円につき1マイル、すなわち還元率は0.5%です。
年会費5,500円(税込)のマイル2倍コースに入会することで、100円につき1マイル獲得できるようになります。
マイルの還元率を良くするためにも、年会費に5,500円のマイル2倍コースに入会して利用することをおすすめします。
その他の特典として、ANA便の搭乗ボーナスマイルとして10%付与されるほか、継続ボーナスで1,000マイルを毎年獲得できます。
たった2,200円(税込)の年会費を継続するだけで無条件で1,000マイルもらえるのであれば持っておいて損なしのカードと言えます。
2025年11月現在、合計19,000マイル相当が獲得できる新規入会キャンペーンも開催中です。
キャンペーンの詳細は次の通りです。
・特典1:入会ボーナス
1,000マイル付与
・特典2:利用金額に応じたボーナス
カード利用対象期間(2025年11月1日~2026年5月31日)での利用金額に応じて、以下のマイル相当ポイントを付与。
ANA JCB 一般カードの場合
40万円(税込)以上:3,000マイル相当
70万円(税込)以上:6,000マイル相当
100万円(税込)以上:9,000マイル相当
150万円(税込)以上:18,000マイル相当
入会ボーナス:1,000マイル
150万円利用ボーナス:18,000マイル相当
合計:19,000マイル相当
・参加条件
カード入会:2025年11月1日〜2026年2月20日
MyJCBログイン:必須
キャンペーン参加登録:カード到着後に登録
発行したJCBカーアドで決済
期間中に150万円以上決済すると、無条件で18,000マイル相当のポイントを獲得できます。
年会費に6,600円のマイル2倍コースに入会して150万円を決済すると15,000マイル獲得できるので、合計33,000マイル獲得できる計算になります。
33,000マイルあれば日本↔︎東南アジア線などのエコノミークラス特典航空券を発券できるマイル数です。
ぜひ新規入会キャンペーンを積極的に活用しましょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードはANAマイルの還元率が1%

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードはANAマイルの還元率が1%です。
ただし、貯まったポイントをANAマイルへ移行する際に年間5,500円(税込)の移行手数料と40,000マイルまでの移行上限数が定められています。
プライオリティパスは年に2回まで無料。
2回目以降については35米ドルの利用料が発生し、同伴者と利用する場合は1回目から35米ドル発生します。
なお、発行元がアメリカンエキスプレス社のカードということもあり、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用は不可です。
アメックスゴールドプリファードカードはダイニングやホテル、トラベルのサービスが手厚く、ラグジュアリーな体験を楽しめます。

例えば、年間の決済額が200万円達成すると、翌年の更新タイミングで国内有名チェーン店のホテルが1泊無料になるフリーステイギフトが進呈されます。
宿泊できるホテルはマリオット系列やヒルトン系列など1泊3万円〜5万円程度のホテルとなっており、フリーステイギフトを利用するだけでも年会費の元が十分取れてしまいます。
最近だと、カード更新のタイミングで無料宿泊が付与されていたマリオットボンヴォイアメックスカードなどの年会費や無料宿泊に必要な決済額などが大幅に上昇したこともあり、代替先のカードとしても人気があります。
そのため、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは空港の利用頻度はそう高くないものの、ラグジュアリーレストランやホテルも楽しみたい人におすすめです。

さらに、アメックスゴールドプリファードカードでは期間限定で新規入会キャンペーンを開催中!
新規入会、およびカードの利用条件達成で合計65,000ポイント獲得できます。
アメックスゴールドプリファードカードの新規入会キャンペーンの特典を獲得するには、以下2つの条件を満たす必要があります。
| ご利用ボーナス1 | 入会から3カ月以内に合計50万円のカードの利用で20,000ボーナスポイントを付与。 |
| ご利用ボーナス2 | 入会から6カ月以内に合計150万円のカードの利用で30,000ボーナスポイントを付与。 |
| 通常ご利用ポイント | 合計150万円のカードの利用で15,000ボーナスポイントを付与。 |
決済の条件達成で1年間は実質年会費が無料になります。
クレジットカードの年会費を少しでも抑えたいという人はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの新規入会キャンペーンを積極的に活用してください。
| カード基本情報 | |
| ブランド | American Express |
| 入会条件 | 20歳以上で安定した収入がある人 |
| 年会費 | 39,600円(税込) |
| 家族カード | 2枚まで無料 3枚目以降19,800円(税込) |
| プライオリティパス利用回数 | 年間2回まで無料 |
| 空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 利用不可 |
| マイルの還元率 | ・ANAマイル::1ポイント=1マイル(還元率1.0%) *別途「メンバーシップ・リワード ANAコース」(年会費5,500円)への登録が必要 ・その他の航空会社:1ポイント=0.5~0.8マイル(還元率0.5~0.8%) |
| 特徴 | ・メタル製のカード ・ANAマイルの還元率1% ・対象加盟店ならポイント3倍 ・200万円決済達成、翌年カード更新のタイミングでフリー・ステイ・ギフトカード(1泊名分)を付与 ・有名アーティストのチケット先行販売や特別なプランに申し込み可能 ・国内カードラウンジが同伴者+1名まで無料 ・レストランにおいて所定のコースメニューの2名以上の予約、利用で1名分のコース料金が無料 ・カード更新時にアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインのホテル予約で利用可能な10,000円分のクーポンをプレゼント ・Seibu Prince Global Rewardsの上級会員資格を付与 ・最高1億円の旅行保険 |
年会費永年無料でJALマイルが貯まるイオンカードセレクト

年会費を一切かけずにJALマイルを貯めたい方におすすめなのが、イオンカードセレクトです。
クレジットカード機能、イオン銀行キャッシュカード機能、電子マネーWAONの3つの機能が1枚に集約されており、イオングループでのお買い物が多い方には特にメリットが大きいカードと言えます。
イオンカードセレクトの最大の魅力は、年会費が永年無料でありながら、貯まったポイントをJALマイルに交換できる点です。
200円(税込)につき1ポイントのWAON POINTが貯まり、貯まったポイントは2ポイント=1マイルのレートでJALマイルへ交換できます。
つまり、マイル還元率は0.25%となります。
還元率自体は他のJALカードと比べると低めですが、年会費永年無料という点を考慮すれば十分に魅力的です。
さらに、イオングループの対象店舗でお買い物をすると、通常の2倍のポイントが貯まります(200円で2ポイント=マイル還元率0.5%)。

毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では、イオングループでのお買い物が5%オフになるほか、毎月10日の「ありが10デー」ではポイントが5倍(200円で5ポイント)になります。
イオン銀行との組み合わせでさらにお得に使える点も見逃せません。
イオン銀行の普通預金口座を給与振込口座に指定したり、WAONのオートチャージを設定することで、イオン銀行Myステージのステージが上がり、普通預金金利が最大年0.15%(税引後0.119%)になります。
ただし、デメリットとしては以下の点が挙げられます。
- マイル還元率が0.25%〜0.5%と低め
- JALマイルへの交換は3,000ポイント(=1,500マイル)以上、500ポイント単位
- ANAマイルへの交換は不可
- 空港ラウンジサービスなし
- 旅行傷害保険なし
年会費無料でマイルを少しずつ貯めたい方や、イオングループでのお買い物が多い主婦層、マイル初心者の方にとっては、リスクなく始められる最初の1枚としておすすめです。

さらに2025年11月現在、新規入会&利用で最大5,000WAON POINT進呈される新規入会キャンペーンも開催中です。
詳細は下記の通りです。
- webより新規入会で1,000WAON POINT進呈
- カード発行の翌々月までのクレジットカードご利用分10%相当を最大4,000WAON POINTまで還元
2,000WAON POINTあれば1,000JALマイルに交換できるため、新規入会キャンペーンだけで最大2,500JALマイルを獲得できる計算になります。
さらに、カード発行後1ヶ月間は対象店舗での請求が5%OFFになるため、大きな買い物を予定している方にとってはこの機会に発行するメリットが大きいと言えます。
| カード基本情報 | |
| ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
| 入会条件 | 18歳以上(高校生不可)で、イオン銀行の口座をお持ちの方 |
| 年会費 | 永年年会費無料 |
| 家族カード | 年会費無料 |
| プライオリティパス利用回数 | 利用不可 |
| 空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無 | 利用不可 |
| マイルの還元率 | 0.25%~0.5%(JALマイルのみ) |
| 特徴 | ・年会費永年無料 ・WAON POINT 200円=1ポイント ・2ポイント=1JALマイルで交換可能 ・イオングループ対象店舗でポイント2倍 ・毎月20日・30日はお買い物代金5%OFF ・毎月10日はポイント5倍 ・WAONオートチャージでポイントが貯まる ・イオン銀行Myステージでランクアップ ・クレジットカード+キャッシュカード+WAON一体型 ・Apple Pay、イオンiD対応 ・ショッピングセーフティ保険付帯(年間50万円まで) |
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)ならマイルを含む豊富な特典が盛りだくさん!

ソラチカカードの上位版として、さらにマイルを効率的に貯めたい方におすすめなのが、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールド)です。
ソラチカゴールドの最大の特徴は、一般カードと比べてマイル移行手数料が無料になる点です。
一般カードでは10マイルコースを選択すると年間5,500円(税込)の移行手数料がかかりますが、ゴールドカードだと、この手数料が一切かかりません。
つまり、1,000円=10マイル(還元率1.0%)を追加費用なしで実現できます。
さらに、ソラチカルートを活用すれば、一般カードと同様に最大1.5625%のANAマイル還元率を達成できます。
JCBスターメンバーズ制度により、年間300万円以上の利用でロイヤルαランクに到達すると、通常ポイントに加えて25%のボーナスポイントが付与されます。
このボーナスポイントもメトロポイント経由でANAマイルに交換できるため、最終的なマイル還元率が大幅にアップするのです。
具体的な計算は以下の通りです。
基本マイル還元率
1,000円=10マイル(1.0%)
ソラチカルート活用分
1 Oki Dokiポイント→5メトロポイント→4.5ANAマイル(0.45%)
JCBスターメンバーズ(ロイヤルα)
ボーナス25%→0.075%相当
合計:最大1.5625%
メトロポイントの貯まり方は一般カードと同じで、東京メトロ乗車で平日5ポイント、土日祝日15ポイントが貯まり、100メトロポイント=90ANAマイルで交換できます。
ゴールドカードならではの充実した特典も魅力です。
- 継続ボーナス:2,000マイル(一般カードは1,000マイル)
- 搭乗ボーナスマイル:フライトマイルの25%(一般カードは10%)
- ビジネスクラス専用カウンター利用可能(国際線利用時)
- 国内主要空港ラウンジ無料(本会員のみ)
- ラウンジ・キー(年2回まで無料、3回目以降35米ドル)
- 旅行傷害保険も手厚くなっています。
- 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯5,000万円)
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
- 国内航空傷害保険:最高5,000万円
- ショッピングガード保険:年間最高500万円(海外・国内)
エコノミークラス登場時でもビジネスクラス専用のチェックインカウンターを使えることによって、長蛇の列に並ぶストレスが解消されるだけでなく、プライオリティパスラウンジ相当のラウンジが年に2回まで無料で利用できるので空港での過ごし方がより充実したものになるでしょう。
年会費は15,400円(税込)と一般カードの2,200円と比べて高額ですが、マイル移行手数料5,500円が無料になること、継続ボーナスが2,000マイルであることを考慮すれば、年間のカード利用額が多い方にとってはむしろコストパフォーマンスが良いです。
損益分岐点を計算すると、年間カード利用額が約100万円以上あれば、一般カードよりもゴールドカードの方がお得になります。

さらに、2025年11月現在、最大152,000マイル獲得できる新規入会キャンペーンを開催中です。
・入会ボーナス:2,000マイル付与
・利用金額に応じたボーナス
カード利用対象期間(2025年11月1日~2026年5月31日)での利用金額に応じて、以下のOki Dokiポイント(マイル相当)を付与
ソラチカゴールドカードの場合
40万円(税込)以上:6,000マイル相当
70万円(税込)以上:9,000マイル相当
100万円(税込)以上:13,500マイル相当
150万円(税込)以上:27,000マイル相当
200万円(税込)以上:60,000マイル相当
・抽選プレゼント
300万円(税込)以上利用された本会員に抽選で50名様に90,000マイル相当のポイント(150,000 J-POINT)プレゼント
入会ボーナス:2,000マイル
200万円利用ボーナス:60,000マイル相当
抽選当選:90,000マイル相当
合計:152,000マイル相当
・参加条件
カード入会:2025年11月1日〜2月28日
MyJCBログイン:必須
キャンペーン参加登録:カード到着後に登録
発行したJCBカードでの決済

152,000マイルもあれば、東京↔︎ニューヨーク線やパリ・ロンドン線などの欧米路線ビジネスクラス特典航空券(85,000〜95,000マイル)が発券できるマイル数です!
東京メトロ沿線にお住まいの方で、年間100万円以上カードを使う方であれば、間違いなくおすすめできる1枚です。
ただし、デメリットもあります。
- 年会費15,400円(税込)は決して安くない
- SFC(スーパーフライヤーズカード)への切り替えは不可
- プライオリティパスは付帯しない(ラウンジ・キーのみ、年に2回まで無料)
- 東京メトロを利用しない地方在住者には恩恵が少ない
東京メトロを日常的に利用し、年間100万円以上カードを使う人で、ANAマイルを本気で貯めたい陸マイラーにとっては、ANAカードの中でも最もコストパフォーマンスに優れた1枚です。
ぜひ新規入会キャンペーンを積極的に活用してください。
マイルだけでなく特典が充実しているANA JCBゴールドカード

ステータスや特典の充実度を重視するなら、ANA JCBゴールドカードを検討しましょう。
マイルの還元率は基本が1%、ANA航空券購入時には還元率が2.0%に上昇します。

年会費は15,400円と高額ですが、国内/海外のJCB空港ラウンジへのアクセス、ANA便搭乗時のビジネスクラス専用カウンターでのチェックイン、JCB GOLD Service Club Offで最大90%の割引優待など、旅行やエンターテイメントを楽しめる特典がたくさん付いています。
また、継続ボーナスとして2,000マイルも付与されるため、サクサクとマイルを貯めたい場合におすすめです。

ANA JCBゴールドカードでは、2025年11月現在、新規入会キャンペーンも開催中です。
・入会ボーナス:2,000マイル付与
・利用金額に応じたボーナス
カード利用対象期間(2025年11月1日~2026年5月31日)での利用金額に応じて、以下のOki Dokiポイント(マイル相当)を付与
ソラチカゴールドカードの場合
40万円(税込)以上:6,000マイル相当
70万円(税込)以上:9,000マイル相当
100万円(税込)以上:13,500マイル相当
150万円(税込)以上:27,000マイル相当
200万円(税込)以上:60,000マイル相当
・抽選プレゼント
300万円(税込)以上利用された本会員に抽選で50名様に90,000マイル相当のポイント(150,000 J-POINT)プレゼント
入会ボーナス:2,000マイル
200万円利用ボーナス:60,000マイル相当
抽選当選:90,000マイル相当
合計:152,000マイル相当
・参加条件
カード入会:2025年11月1日〜2月28日
MyJCBログイン:必須
キャンペーン参加登録:カード到着後に登録
発行したJCBカードでの決済
| カード基本情報 | |
| ブランド | JCB |
| 年会費 | 15,400円(税込) |
| 追加カード | 一人4,400円(税込) ※ 生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上) |
| 空港ラウンジ | 国内/海外のJCB空港ラウンジが無料 |
| マイル還元率 | 1.00%~2.00% |
| 入会条件 | 18歳以上(学生不可)で、本人や配偶者に安定した収入がある |
| 特徴 | ・新規入会で2,000マイル付与 ・継続ボーナスで2,000マイル付与 ・Oki Dokiポイントのマイル移行レートは10マイルか5マイル ・ショッピングカード保険は年間最高500万円(海外/国内) ・旅行傷害保険は最高1億円(海外)/5,000万円(国内) ・国内航空傷害保険は最高5,000万円 ・Edyでチャージすると200円で1マイル付与 ・ANA便の搭乗ボーナスマイルが25% ・マイルの移行手数料は無料 ・国内/海外のJCB空港ラウンジ無料 ・ラウンジ・キーへのアクセス(利用料金はUS35ドル) ・ANA便のビジネスクラス専用カウンターでのチェックイン ・ゴールド会員専用デスクのコンシェルジュサービス ・対象施設でJCB GOLD Service Club Offの優待を受けられる |
29歳以下なら年会費永年無料のANA JCB CARD FIRSTがおすすめ!

18歳〜29歳まで限定で申し込めるANA JCB CARD FIRST。(※29歳で申し込み後も34歳まで利用可能。)
申し込み後、年会費が5年間無料で利用できるだけでなく、カードを持っているだけで毎年3,000マイルのボーナスマイルが付与されます。
マイルの還元率は100円=1マイルと年会費無料で発行できるクレジットカードの中では業界トップクラスのマイル還元率。
また、年間100万円以上の決済を行うと、ボーナスマイルとして5,000マイル付与。
つまり、年間100万円決済するだけで1年間で18,000マイルも獲得できるんです!
18,000マイルもあれば、東京↔︎ソウル間のエコノミークラスの特典航空券が毎年発行できる計算です。
空港ラウンジ特典やその他の優待特典はあまり充実していませんが、29歳以下の人であれば発行して損なしのクレジットカードです。
| カード基本情報 | |
| ブランド | JCB |
| 年会費 | 18歳〜29歳まで限定(29歳で申し込み後も34歳まで利用可能) 5年間無料 ※5年間無料後はANA JCBカード普通へ移行 |
| 追加カード | 無料 ※生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上) |
| 空港ラウンジ | 利用不可 |
| マイル還元率 | 1.00%~2.00% |
| 入会条件 | 18歳〜29歳まで限定 |
| 特徴 | ・年会費無料 ・マイルの還元率は1.0% ・搭乗ボーナスマイルは10% ・ショッピングカード保険は年間最高500万円(海外) ・マイルの移行手数料は無料 ・継続ボーナスで3,000マイル付与 ・条件を満たすと利用ボーナスで5,000マイル付与 |
年会費を抑えつつ、JALマイルを貯めるならJALカード普通カード

「JALカード普通カード」は、初年度年会費無料でマイルを貯めたい人におすすめのクレジットカードです。
マイルの還元率は0.5%と高くないものの、JAL便の入会搭乗ボーナス及び初回搭乗ボーナスでそれぞれ1,000マイル付与などの特典があり、出費を抑えながらマイルをゲットできます。
年会費4,950円(税込)のショッピングマイル・プレミアムを追加で申し込むことによって、100円につき1マイルの還元率に上昇します。
年会費が2,200円(税込)と低いものの、毎年JAL便の初回搭乗で1,000マイル付与や、カード更新のタイミングで1,000マイルが付与されるのも嬉しい特典の一つと言えます。
クレジットカードの年会費を抑えて、効率良くJALマイルを貯めたいという若年層の人に特におすすめです。
JAL カード普通カード公式サイトはこちら
| カード基本情報 | |
| ブランド | Visa、Mastercard、TOKYU POINT ClubQ、Suica、American Express® |
| 年会費 | 2,200円(税込) 初年度年会費無料 ※JALアメリカン・エキスプレス・カードの場合は6,600円 |
| 追加カード | 一人1,100円(税込) ※JALアメリカン・エキスプレス・カードの場合は2,750円 ※生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生不可、18歳以上) |
| 空港ラウンジ | ブランドにアメリカン・エキスプレス®を選んだ場合のみ 国内主要空港とハワイのダニエル.K.イノウエ国際空港への無料アクセス |
| マイル還元率 | 0.50%~1.00% |
| 入会条件 | 18歳以上(高校生不可)で、本人に安定した収入がある |
| 特徴 | ・JAL便の入会搭乗ボーナスで1,000マイル付与 ・毎年JAL便の初回搭乗ボーナスで1,000マイル付与 ・JAL便の搭乗ボーナスマイル+10%・100円=1マイルが貯まるショッピングマイル・プレミアム ・ショッピングマイル・プレミアムに入会すると100円=1マイルが付与 ・旅行傷害保険は最高1,000万円(海外/国内) ※JALアメリカン・エキスプレス®・カードは最高3,000万円 ・機内販売が10%オフ ・空港店舗及び免税店での割引 ・JALのパッケージツアーが最大6%オフ(海外/国内) ・ホテルニッコー&JALシティでの割引や優待 ・JALカード割引でのフライト予約(マイル加算100%) ・JALアメリカン・エキスプレス®・カードの場合は国内主要空港とダニエル.K.イノウエ国際空港への無料アクセスが付与 ・JALアメリカン・エキスプレス®・カードの場合は世界8,000以上のホテル・レストランで10〜70%オフ ・JALアメリカン・エキスプレス®・カードの場合は海外サービス窓口が利用可能 |
20代限定!JALラウンジ利用OKのJAL CLUB EST(普通カード)

JAL CLUBESTカードは20代限定のカード。
30代以降の人は発行できないので注意してください。
旅好きの20代におすすめなのが、JAL CLUB EST(普通カード)です。
前述したJAL普通カードで追加費用のかかるショッピングマイル・プレミアムは自動入会され、通常の還元率は1%ですが、JALマイルを航空券へ交換する際の還元率は2%です。
20代の人はJAL普通カードよりもJAL CLUBESTカードの発行が圧倒的におすすめです!
さらにJAL CLUB ESTを発行さえすれば、国内線で人気のサクララウンジが年間5回まで無料で利用できるので、トランジットの合い間やフライト前にゆったりと寛げます。

サクララウンジを利用したいためにJALの飛行機に何回も搭乗する修行僧もいる中、カードを発行するだけで国内線のサクララウンジを利用できるなんて30代以降の人からすればうらやましい特典です。
JALマイル最低還元率1%、国内線JALラウンジの無料利用特典以外にも下記のような充実した特典が揃っています。
- JAL CLUB EST新規カード発行+JAL便搭乗で最大6,000マイル付与
- 毎年JAL便に初回搭乗時に最大3,000マイル付与
- マイルの有効期限が最大60ヶ月に延長
- 国際線を利用する場合、エコノミークラスを予約していてもビジネスクラスのチェックインカウンターの利用可能
- カード更新のタイミングでJAL2,500マイル付与
| カード基本情報 | |
| ブランド | VISA,MasterCard,JCB |
| 年会費(CLUBESTの年会費含む) | ・普通カード7,700円(税込)〜 ・CLUB-Aカード 16,500円(税込) ・ゴールドカード 19,600円(税込)〜 ・プラチナカード 34,100円(税込) |
| 空港ラウンジ | ・国内線のJALサクララウンジ、国内外のラウンジ29箇所で利用可能 |
| マイル還元率 | 1.00%~2.00% |
| 入会条件 | ・普通カード: 18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある人で、日本国内でのお支払いが可能な人 ・CLUB-Aカード :18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある人で、日本国内でのお支払いが可能な人 ・JALゴールドカード :20歳以上で、ご本人に安定した継続収入のある人 |
| 特徴 | ・初年度年会費無料 ・継続ボーナスで2,500マイル付与 ・JAL便の入会搭乗ボーナスで1,000マイル付与 ・毎年JAL便の初回搭乗ボーナスで1,000マイル付与 ・JAL便の搭乗ボーナスマイル+5% ・ショッピングマイル・プレミアムへの自動入会で100円=1マイル ・年間最大5回までサクララウンジを利用可能 ・JALビジネスクラス・チェックインを利用可能 ・旅行傷害保険は最高1,000万円(海外/国内) ・機内販売が10%オフ ・JAL PLAZA利用時のボーナスマイル付与 ・コーラルウェイが10%オフ ・成田空港及び羽田空港の一部の免税店が5%オフ ・JALのパッケージツアーが最大5%オフ(海外/国内) |
三井住友カード プラチナプリファードはマイルの還元率だけでなく豊富な付帯特典が魅力

「ポイントを最大限貯めて、ANAマイルやJALマイルに交換したい!」と考えている人におすすめなのが、三井住友カード プラチナプリファードです。
通常のクレジットカードでは、マイル還元率が1%程度が一般的ですが、三井住友カード プラチナプリファードなら、特約店でのお買い物で最大15%ポイント還元を実現。
貯まったVポイントは、ANAマイルやJALマイルなど、様々なマイレージプログラムへ交換できるため、普段の生活でどんどんポイントを貯めて、お得にマイルへ移行できます。
年会費は33,000円(税込)とプラチナカードとしては比較的リーズナブルで、ポイント還元率の高さを考えれば十分に元が取れる計算です。
三井住友カード プラチナプリファードの最大の魅力は、圧倒的なポイント還元率の高さにあります。
以下はポイント還元率の高い店舗の例です。
- コンビニ(セブン‐イレブン、ローソン等):最大7%
- マクドナルド:最大7%
- ドトールコーヒーショップ:最大7%
- すき家、はま寿司:最大7%
- エクスペディア:最大10%
- Hotels.com:最大10%
- Relux:最大10%
- ETC:3%
- 阪急百貨店、阪神百貨店:3%
さらに、海外での利用なら常時3%還元となるため、海外旅行が多い方にとっては特に大きなメリットです。
例えば、毎月の生活費をコンビニやスーパー、ETC利用などで合計20万円決済し、年間2回海外旅行で合計50万円使う場合を考えてみましょう。
- コンビニ・飲食店等(月5万円×12ヶ月):60万円×7%=42,000ポイント
- その他生活費(月15万円×12ヶ月):180万円×1%=18,000ポイント
- 海外旅行:50万円×3%=15,000ポイント
- 継続特典(年間100万円以上利用):10,000ポイント
- 合計:85,000ポイント
85,000Vポイントあれば、ANAマイルなら42,500マイル、JALマイルなら42,500マイルに交換可能です。(※Vポイント2ポイント→1マイルのレート)
42,500マイルもあれば、東京↔︎ハワイのANAエコノミークラス往復特典航空券(ローシーズン35,000マイル)も発券できる計算になります!
また、三井住友カード プラチナプリファードには、年間利用額に応じた魅力的な継続特典があります。
- 年間100万円以上利用:10,000ポイント
- 年間200万円以上利用:10,000ポイント
- 年間300万円以上利用:10,000ポイント
- 年間400万円以上利用:10,000ポイント
つまり、年間400万円以上利用すれば、継続特典だけで最大40,000ポイント=20,000マイル相当が獲得できるんです!
年間400万円というと一見ハードルが高そうに感じますが、月々約33万円の決済。
家賃、光熱費、通信費、食費、日用品、保険料、車のローン、旅行費用など、日常生活の支払いをすべてカードにまとめれば、決して難しい金額ではありません。
三井住友カード プラチナプリファードは、ポイント還元率の高さだけでなく、プラチナカードとしての充実したサービスも魅力です。
- 国内主要空港ラウンジ無料(本会員+家族会員)
- ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ラウンジ無料招待(年1回)
- プラチナグルメクーポン(対象レストランで1名分無料)
- プラチナオファー(ホテル・ダイニング等の優待)
- コンシェルジュサービス(24時間365日対応)
- 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険
- 年間500万円までのショッピング補償
- 継続サポート(カード継続時にギフト券等プレゼント)
特にプラチナグルメクーポンは、対象レストランで所定のコース料理を2名以上で利用すると1名分が無料になる特典です。
1名分のコース料理が15,000円〜30,000円のレストランが多いため、年に数回利用するだけで年会費の元が取れる計算になります。

三井住友カード プラチナプリファードでは、2025年11月現在、最大65 ,600円相当のポイントを獲得できるお得な新規入会キャンペーンを実施中です。
キャンペーンの詳細は下記の通りです。
- 新規入会&利用特典・ご入会月の3ヶ月後末までに40万円(税込)以上のご利用でプラス40,000ポイントプレゼント
- 新規入会&スマホのタッチ決済1回以上ご利用で7,000円分プレゼント
- 新規入会&ご利用で最大2,000円相当のVポイントプレゼント!
- SBI証券デビュー応援プラン(最大16,600円相当のVポイント)
最大68,000ポイント獲得できれば、ANAマイル換算で34,000マイル、これだけで東京↔︎ソウル往復(12,000マイル〜)や、東京↔︎台北往復(17,000マイル〜)の特典航空券が発券可能です!
キャンペーン条件は入会後の一定期間内に指定の金額を利用するだけなので、比較的達成しやすいのもポイント。
普段の生活費をカードで支払うだけで、大量のポイントがゲットできるチャンスです。
三井住友カード プラチナプリファード公式サイトはこちら>
| カード基本情報 | |
| ブランド | Visa |
| 年会費 | 33,000円(税込) |
| 追加カード | 無料 |
| 空港ラウンジ | 国内主要空港ラウンジ無料(本会員+家族会員) |
| マイル還元率 | 0.5%〜7.5%(ANAマイル換算) |
| 入会条件 | 20歳以上で安定継続収入のある人 |
| 特徴 | ・基本還元率1.0% ・プリファードストアで最大15%ポイント還元 ・海外利用で3%ポイント還元 ・継続特典で年間最大40,000ポイント ・新規入会で最大68,000ポイント獲得 ・ANAマイル、シンガポール航空マイル等に交換可能 ・国内主要空港ラウンジ無料 ・プラチナグルメクーポン(対象レストランで1名分無料) ・24時間365日コンシェルジュサービス ・最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険 ・年間500万円のショッピング補償 ・USJラウンジ年1回無料招待 |
マイルとは?

「マイルを貯めて海外旅行に行きたい!」と思っても、そもそもマイルとは何なのか、どうやって貯めればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか?
この章では、マイル初心者の方に向けて、マイルの基本的な仕組みから効率的な貯め方まで、分かりやすく解説していきます。
マイレージプログラムの仕組み
マイレージプログラムとは、航空会社が提供するポイントプログラムのことです。
飛行機に搭乗したり、クレジットカードで買い物をすることで「マイル」というポイントが貯まり、貯まったマイルを航空券やアップグレード、電子マネーなどに交換できる仕組みになっています。
日本では主に以下の2つのマイレージプログラムが人気です。

- ANA マイレージクラブ(AMC)全日空(ANA)が運営するマイレージプログラム
- JAL マイレージバンク(JMB)日本航空(JAL)が運営するマイレージプログラム
例えば、ANAのマイレージプログラムに登録してANA便に搭乗すると、飛行距離に応じてマイルが貯まります。
東京→沖縄間(約984マイル)をエコノミークラスで搭乗した場合、片道で984マイルが積算されます。
往復では1,968マイルです。
貯まったマイルは、12,000マイルで東京↔︎沖縄間の往復特典航空券と交換できます(レギュラーシーズンの場合)。
つまり、東京↔︎沖縄間を約6往復すれば、1回分の往復航空券が無料で手に入る計算になるわけです。
ただし、マイルには有効期限があります。
ANAマイルもJALマイルも、基本的に獲得月から36ヶ月後の月末までが有効期限となっています。
例えば、2025年11月に獲得したマイルは、2028年11月30日まで有効です。そのため、計画的にマイルを貯めて使うことが重要になります。
【初心者必見】マイルを貯める2つの方法
マイルを貯める方法は、大きく分けて2つあります。
1つ目は「空マイラー」と呼ばれる、飛行機の搭乗でマイルを貯める方法。
2つ目は「陸マイラー」と呼ばれる、クレジットカードの日常利用でマイルを貯める方法です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
空マイラー:飛行機の搭乗でマイルを貯める
空マイラーとは、飛行機に乗ることでマイルを貯める人のことです。
出張や旅行で頻繁に飛行機を利用する方に向いています。
飛行機に搭乗すると、飛行距離に応じて「フライトマイル」が積算されます。
例えば、ANAで東京→沖縄間(約984マイル)をエコノミークラスで搭乗した場合、片道で984マイルが貯まります。
さらに、ANAカードやJALカードなどのマイル系クレジットカードを持っていれば、搭乗ボーナスマイルも追加で獲得できます。
フライトマイル:984マイル
搭乗ボーナス(25%):246マイル
合計:1,230マイル
このように、クレジットカードの種類によって搭乗ボーナスマイルの積算率が異なります。
一般カードは10%、ゴールドカードは25%、プラチナカードは30%〜50%といった具合です。
空マイラーのメリット・デメリットについては以下の通りです。
- 一度に大量のマイルが貯まる:長距離路線なら1回の搭乗で数千〜数万マイル獲得可能
- 上級会員を目指せる:搭乗回数や飛行距離に応じてステータスがアップし、ラウンジ利用やアップグレードなどの特典が受けられる
- ビジネスクラス・ファーストクラスなら積算率が高い:座席クラスが上がるほど、より多くのマイルが貯まる
- 飛行機に乗らないとマイルが貯まらない:出張や旅行の機会が少ない人には不向き
- LCC(格安航空会社)ではマイルが貯まらない:ピーチやジェットスターなどLCCの多くはマイル積算対象外
- コストがかかる:航空券代が必要なため、マイルを貯めるためだけに飛行機に乗るのは非効率
陸マイラー:クレジットカードの日常利用でマイルを貯める
陸マイラーとは、飛行機に乗らずに、クレジットカードの日常利用でマイルを貯める人のことです。
「おかマイラー」とも呼ばれ、近年マイルを貯める主流の方法となっています。
マイル系クレジットカードで買い物や公共料金の支払いをすることで、利用金額に応じてマイルやポイントが貯まります。
例えば、還元率1.0%のクレジットカードで月10万円使った場合:月10万円 × 1.0% = 1,000マイル。
年間12,000マイル。
12,000マイルあれば、ANAの国内線特典航空券(東京↔沖縄往復:ローシーズン12,000マイル)と交換できます。
つまり、飛行機に乗らなくても、日常の支払いをクレジットカードにまとめるだけで、年に1回は無料で旅行できる計算になるのです。
日常生活のあらゆる支払いをクレジットカードにまとめることで、効率的にマイルを貯められます。
- 家賃(クレジットカード払い可能な場合)
- 光熱費(電気・ガス・水道)
- 通信費(スマホ・インターネット)
- 食費(スーパー・コンビニ・外食)
- 日用品(ドラッグストア・Amazon)
- 保険料
- 車のローン・ガソリン代
- サブスクリプション(Netflix・Spotifyなど)
- 旅行費用
筆者の場合、月々の固定費だけで約15万円をクレジットカード払いにしているため、年間18,000マイル以上が自動的に貯まっています。
陸マイラーのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 飛行機に乗らなくてもマイルが貯まる:日常生活の支払いだけでOK
- コストゼロでマイルを貯められる:航空券代などの追加出費が不要
- 誰でも始められる:クレジットカードを作るだけですぐにスタート
- 新規入会キャンペーンで一気にマイルが貯まる:入会特典で数万マイル獲得できることも
- 一度に貯まるマイル数は少なめ:空マイラーに比べると1回あたりの獲得マイルは少ない
- 年会費がかかるカードが多い:高還元率カードは年会費が必要な場合が多い
- 有効期限に注意が必要:マイルの有効期限は基本3年なので、計画的に貯める必要がある
アライアンス(航空連合)について
マイルを効率的に貯めて使うために、ぜひ知っておいてほしいのがアライアンス(航空連合)の仕組みです。
アライアンスとは、複数の航空会社が加盟する国際的な航空連合のことで、加盟航空会社間で以下のサービスを共有できます。
- マイルの相互積算(A航空会社の便に乗ってB航空会社のマイルを貯める)
- 特典航空券の相互利用
- ラウンジの相互利用
- 優先チェックイン・搭乗
世界には主に3つの大きなアライアンスがあります。
スターアライアンス(ANA系)

スターアライアンスは、世界最大規模の航空連合で、ANAが加盟しています。
主な加盟航空会社は以下の通りです。
- 全日空(ANA)
- ユナイテッド航空
- ルフトハンザドイツ航空
- エアカナダ
- シンガポール航空
- タイ国際航空
- エバー航空
- アシアナ航空
- トルコ航空
- エアインディア
- スカンジナビア航空
- スイス インターナショナル エアラインズ
- オーストリア航空
- LOTポーランド航空
- エーゲ航空
- TAPポルトガル航空
- クロアチア航空
- 南アフリカ航空
- エジプト航空
- エチオピア航空
- アビアンカ航空
- コパ航空
- 深圳航空
- エアチャイナ
例えば、ANAマイルを貯めている人が、タイ国際航空やシンガポール航空の飛行機に搭乗しても、ANAマイルとして積算されます。
また、ANAマイルを使って、ユナイテッド航空やルフトハンザドイツ航空の特典航空券を発券することも可能です。
筆者も実際に、ANAマイルを使ってシンガポール航空のビジネスクラス特典航空券を発券したことがあります。
スターアライアンスは加盟航空会社数が最も多く、ヨーロッパ・アジア・北米のネットワークが充実しているのが特徴です。
ワンワールド(JAL系)

ワンワールドは、JALが加盟している航空連合です。
主な加盟航空会社は以下の通りです。
- 日本航空(JAL)
- アメリカン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- キャセイパシフィック航空
- カンタス航空
- フィンエアー
- イベリア航空
- カタール航空
- マレーシア航空
- ロイヤル・ヨルダン航空
- スリランカ航空
- オマーン航空
- フィジー・エアウェイズ
ワンワールドは加盟航空会社数こそスターアライアンスより少ないものの、高品質なサービスで知られる航空会社が多いのが特徴です。
特に、カタール航空のビジネスクラス「Qsuite」や、キャセイパシフィック航空のファーストクラスは世界的に高い評価を受けています。
JALマイルを貯めていれば、これらの航空会社の上級クラスに乗れるチャンスが広がります。
スカイチーム

スカイチームは、デルタ航空を中心とした航空連合です。
日本の航空会社は加盟していませんが、以下のような航空会社が加盟しています。
- デルタ航空
- エールフランス
- KLMオランダ航空
- 大韓航空
- チャイナエアライン
- ベトナム航空
- 中国東方航空
- アエロメヒコ航空
- アエロフロート・ロシア航空
- アリタリア航空
- アルゼンチン航空
- ケニア航空
- サウディア
- タロム航空
- チェコ航空
- ミドル・イースト航空
- 厦門航空
スカイチームは、ヨーロッパ・アジア・北米のネットワークがバランスよく充実しているのが特徴です。
日本在住者の場合、ANAまたはJALのマイルを貯めるのが一般的ですが、デルタ航空のマイル「スカイマイル」には有効期限がないという大きなメリットがあります。
そのため、飛行機にあまり乗らない方や、じっくりマイルを貯めたい方には、デルタ航空のマイルを貯めるという選択肢もあります。
ANAマイルとJALマイルどちらを貯めるべき?

ANAマイルとJALマイルのどちらを貯めるか迷ったときは、自分自身の休みの取りやすさを基準に考えましょう。
海外特典航空券の場合、ダイナミックプライシング制を導入しているJALの方がANAよりも空席日が多いという特徴が見られます。
ただし、必要なマイル数に関しては、JALが変動するのに対してANAの方は固定かつ少ないマイル数で利用できます。

例えば、日本↔︎バンコク線の特典航空券を発見しようとする場合、ANAマイルの場合、片道もしくは往復を提携航空会社のタイ国際航空を利用することで60,000マイルでビジネスクラスの特典航空券が発券できます。(往復ANA便の場合は82,500マイル)
注意点として、マイルで特典航空券を発券する場合、必要マイル数に加えて、燃油サーチャージ台+空港利用手数料などが発生します。そのため、完全無料で特典航空券を発券することはできません。
燃油サーチャージ台についてはJAL・ANA共に3ヶ月に1回程度改定が行われています。

その一方で、JALの場合は75,000マイル必要になります。
休みが柔軟に取れる方はANAマイル、休みが取りづらいならJALマイルというように、自身のスケジュールやライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
なお、以下はANAマイルとJALマイルを比較した表です。
| JAL | ANA | |
|---|---|---|
| 最低必要マイル数の例 | 国内線 Aゾーン:片道4,000 国際線 日本⇔ソウル:片道7,500 | 国内線 0~300マイル区間:片道6,000(ローシーズン) 国際線 日本⇔韓国:往復12,000(ローシーズン) |
| 有効期限 | 3年間 | 3年間(キャンペーンマイルを除く) |
| 予約変更 | マイル引き落とし後の変更は不可 予約・手配完了済みの特典が未使用の場合はマイルの払い戻し可能 | 出発前かつ搭乗希望便出発の24時間前までなら可能 |
| キャンセル | 3,100円(税込) | 3,000マイル ※2025年8月27日より3,000円(税込)の取り消しも可能に |
| 片道発券 | 可能 | 可能 |
| 就航地数(国内線) | 133路線 | 143路線 |
| 就航地数(国際線) | 66路線 | 59路線 |
| 提携している航空会社数 | 22 | 34 |
マイルが貯まれば憧れの国際線ファーストクラスの利用も可能!
マイルを貯めれば、憧れの国際線ファーストクラスに搭乗することだって可能です!

例えば、2025年現在、片道約80万円する羽田→バンコク線のJALファーストクラスにJALマイル70,000マイル+燃油サーチャージ代や空港税などが含まれる手数料20,000円だけで搭乗できます。
筆者は2025年2月に搭乗しました。

機内では、1本約15万円もする超高級シャンパーニュである「SALON 2013」を楽しめた他(※現在は長距離線のファーストクラスのみで提供)、ミシェラン3つ星シェフが監修した高級懐石料理が提供され充実したフライトを楽しめました。

黒毛和牛や鰻などの前菜。

車海老とキャビア。

ミシュラン3つ星レストラン「カンテサンス」監修の和牛のフィレステーキ。
たのもマイルを貯められるクレジットカードを発行したおかげです。
ぜひ皆さんもマイルが貯まるクレジットカードを発行してラグジュアリーな空の旅をお得に楽しんでください。
マイルが貯まる最強クレジットカードの選び方

マイル還元型のクレジットカードは多数ありますが、自分に合った一枚を見極めることが肝心です。
以下、マイルを最大限に貯めるためのカード選びのコツを紹介します。
還元率
マイル系クレジットカードを選ぶ際、最も注目すべきは「還元率」です。
日々の買い物や支払いをカード決済に切り替えることで、着実にマイルを積み上げることができます。
カードの還元率は種類やランクによって0.5%から3%程度まで幅があり、この差が積み重なると獲得マイル数に大きな違いが生まれます。
高還元率のカードを選択すれば、同じ支出額でもより多くのマイルを短期間で貯められるでしょう。
ただし、高還元率カードは年会費も比例して高くなる傾向があります。
そのため、コストパフォーマンスを考慮すると、還元率1%以上を基準に選ぶのが賢明です。

さらに、効率的にマイルを貯めたい場合は、クレジットカードの特約店にも注目しましょう。
多くのクレジットカードには提携している特約店があり、特約店でショッピングをすることで還元率がアップする仕組みがあります。
日頃から頻繁に利用する店舗が特約店に含まれている場合、通常よりも効率的にマイルを貯めることが可能です。
クレジットカードを選ぶ際は、事前に各カードの特約店リストを確認し、自身のライフスタイルに合ったカードを見極めることが大切です。
これにより、よりお得にマイルを貯め、旅行や特典を楽しむことができるでしょう。
新規入会キャンペーン

効率的にマイルを貯めたいなら、新規入会キャンペーンを上手く活用しましょう。
クレジットカードの多くは定期的に新規入会キャンペーンを実施しており、キャンペーン期間中にクレジットカードを作ることでボーナスマイルが付与されます。
具体的なボーナスマイルのポイント数はクレジットカードやキャンペーン内容によって異なるものの、入会するだけでマイルを獲得できるのは嬉しいポイント。
また、入会後に指定された金額以上を使うことでプラスアルファのポイントが付与されるケースも多く、中には10万マイル相当のポイントを貯められるキャンペーンもあります。
キャンペーンは常に開催されているわけではないので、クレジットカードを作る予定の人は各クレジットカードのキャンペーン内容や期間の詳細を確認した上で申請しましょう。
2025年11月現在は、JALマイルの還元率が最大1.125%のセゾンプラチナビジネスアメックスカードが初年度年会費無料の新規入会キャンペーン、ANAアメックスゴールドカードが最大10.2万マイル付与するキャンペーンを実施中です。
年会費
マイルが貯まる最強のクレジットカードを選ぶ上で、気を付けなければならないのが年会費。
ランクや種類によって異なる年会費が設定されており、無料のものから3万円以上のものまでさまざまなクレジットカードがあります。
年会費が無料のクレジットカードは初期費用を抑えて手軽に発行できるものの、特典やサービス内容の充実度が低いのがデメリット。
一方で高額なクレジットカードには空港ラウンジ、レストラン、海外旅行保険、ホテルの優待プランをはじめとするバリエーション豊富な特典が付与されており、ステータスカードとしても人気があります。
年会費が高いクレジットカードはメリットも多いのは事実ですが、単にマイルを貯めることが目的なら年会費が安いクレジットカードで十分なケースが多くなっています。
どんなに特典がたくさん付いているクレジットカードでも、使うシーンがなければ意味がありません。
むしろ、高額な年会費にかかるランニングコストによって負担が大きくなる可能性もあるため、自身にとっての必要性や経済的なバランスを考えた上で発行しましょう。
空港ラウンジが使えるかどうか

空港ラウンジの利用可否をチェックすることで、旅行好きな人にとって満足度の高いクレジットカードを見つけられます。
クレジットカードの中には国内線、国際線、空港内の一般エリアに設けられているラウンジへの入場特典が付いているものもあり、フライト前後の時間を快適に過ごせます。
空港ラウンジの利用を希望する場合は、プライオリティパスが特典として付いているプラチナカード以上のランクのクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
プライオリティパスは、世界1,700か所以上の空港ラウンジを利用できるサービスで、プラチナカードの多くは、プライオリティパスの中でも最もハイランクなプレステージ会員を無料で利用でききます。
空港ラウンジをお得に楽しみたい!という人は前述でご紹介した初年度年会費無料で発行できるセゾンプラチナビジネスアメックスカードの発行が断然おすすめです!
空港ラウンジが利用できるクレジットカードについては以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事>【2025年11月版】プライオリティパス付帯のおすすめクレジットカード19枚を徹底比較!最安はどれ?
海外旅行に行く機会が多いのであれば海外旅行保険も重要

頻繁に海外旅行をする人であれば、海外旅行保険の有無についても確認しておくのがおすすめです。
クレジットカードの中には海外旅行保険が付帯されているものも多く、クレジットカードのランクや種類によって補償額や詳細が異なります。
一般的な海外旅行保険と同様に死亡・後遺障害保険、疾病・傷害治療費補償、賠償責任保険、ショッピング保険、携行品損害保険などに対応していますが、具体的な補償金額の上限は500万円~1億円程度まで差があります。
また、クレジットカードの海外旅行保険付帯には、自動付帯と利用付帯の2種類がある点にも注意が必要です。
自動付帯はクレジットカードを旅行時に使用していなくても補償が受けられる一方で、利用付帯では旅行代金をクレジットカードで支払っていることが補償の条件となります。
海外旅行保険の充実度が高いクレジットカードの方が年会費も高額になりやすいものの、海外旅行に行く機会が多い場合はコストパフォーマンス良さを実感できます。
クレジットカードで貯まったマイルの活用方法

マイルにはさまざまな使い道があり、自身に合う使い方について考えることで生活費の節約や快適かつリーズナブルな旅行を実現できます。
以下では、クレジットカードで貯まったマイルの活用方法5選について見ていきましょう。
国際線特典航空券
国内線と同様に、クレジットカードで貯めたマイルを国際線特典航空券に交換することも可能です。
国際線特典航空券では、エコノミークラス・プレミアムエコノミークラス・ビジネスクラス・ファーストクラスの航空券の予約が可能です。
ただし、区間、シーズン、座席クラスに応じて必要なマイルは違うため、詳細や条件をチェックした上で利用するのがおすすめです。
またJALやANAの場合、必要マイル数に加えて、燃油サーチャージ台や空港税などが発生します。

例えば、ANAマイルで羽田↔︎ロンドンの往復特典航空券を発見する場合、115,000マイルに加えて、手数料として116,840円発生します。
国内線特典航空券
貯めたマイルは、ANAとJALの両方の国内線特典航空券に交換できます。
ただし、区間、シーズン、座席クラスによって必要なマイルが変動する点に注意が必要です。

なお、国内線について国際線と異なり、燃油サーチャージ代などはかからず、片道600円〜800円程度の旅客施設利用料が発生します。
飛行機の座席アップグレード
クレジットカードで貯めたマイルの使い道として、飛行機の座席アップグレードを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ANAではANA便の国際線にてマイルを使った座席アップグレードを受け付けており、エコノミークラスからプレミアムエコノミー、プレミアムエコノミー・エコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスへの変更が可能です。
必要なマイルはフライト距離によって異なり、ANAのコードシェア便では使えないなどの注意点もあります。
また、JALでも国際線の座席アップグレードに対応しており、東アジア、オセアニア、中東、ヨーロッパといったさまざまなエリアへのフライトで利用できます。
マイルの座席アップグレードを行う場合は小児・幼児でも大人と同じマイル数が必要となるため、詳細を把握した上で申し込みすることが大切です。
ANAスカイコイン・eJALポイントなど

クレジットカードで貯めたマイルは、ANAスカイコインやeJALポイントに交換することも可能です。
どちらも航空券、燃油サーチャージ、旅行商品などの購入に使える点が特徴で、国内線・国際線の両方で活用できます。
ANAでは1マイル=1スカイコインで換算しており、手持ちのマイルを1マイル単位から交換できるのが嬉しいポイント。
10,000マイル以上の場合は交換率が1.2倍~1.7倍になるため、よりお得にスカイコインを貯められます。
ただし、具体的な交換率は交換マイル数やANAマイレージクラブ会員ステイタスによって変わるため、気になる方は事前に確認しておくようにしましょう。
JALマイルに関しては、1,000マイル=1,000 eJALポイントや10,000マイル=15,000 eJALポイントなどの単位を組み合わせて交換する仕組みです。
使用は1 eJALポイントからOKなので、上手く活用することで経済的に旅行を楽しめます。
電子マネー
マイルの使い道=航空券や旅行関連の使用というイメージを抱きがちですが、現金のように使えることはご存知でしょうか?
ANAマイルとJALマイルは電子マネーへの交換に対応しており、電子マネーを使って日常の買い物を済ませられるところがメリットです。
ANAマイルの提携ポイントには楽天Edy、楽天ポイント、Tポイント、nanaco、Vポイント、マツキヨココカラポイントなどがあり、一部を除いて1万マイル=1万ポイントとして使えます。
一方のJALはWAONやdポイントへの交換ができるため、マイルを貯めることで生活費の節約に繋がります。
マイルが貯まるクレジットカードでよくある質問

ここでは、マイルが貯まるクレジットカードに関して頻繁に寄せられる質問に回答していきます。
疑問を解決して、損なく効率的にポイントを貯めてくださいね。
貯まったポイントをマイルへ移行する際の手数料は発生する?
マイルを使う上で、ポイントをマイルへ移行する際の手数料について気になる方も多いのではないでしょうか?
マイル移行に伴う手数料の詳細は、利用するクレジットカードや移行するマイルによってさまざまです。
例えば、ANAのゴールドカードを保有している場合、マイルへの移行にかかる手数料は無料とされています。
また、JALカードでもマイル移行にかかる手数料は設けておらず、マイルへの自動精算に対応しているのも特徴です。
一方で、アメックスゴールドカードでは移行回数にかかわらずマイル移行への手数料(年間5,500円 税込)を徴収される仕組みになっています。
手数料が高額なクレジットカードを利用している場合、ポイントをマイルへ移行するたびに余分な出費に繋がります。
コストパフォーマンスの悪さにも直結してしまうため、ポイントを頻繁にマイルへ移行する予定の方は事前に手数料の有無や具体的な金額について確認しておくことが大切です。
マイルの有効期限は?
マイルを貯めるにあたって、有効期限がある点に注意が必要です。
ANAマイルとJALマイルにはそれぞれ有効期限が設けられており、条件に応じて有効期限が異なります。
ANAマイルの場合、フライトや日常の支払いなどでマイルを貯めるグループ1、期間限定のグループ2、用途・期間限定マイルに分類されるグループ3、航空関連サービス・期間限定マイルのグループ4の合計4種類があります。
グループ2~グループ4はキャンペーンによって付与されるケースが多く、グループ1のみが通常マイルです。
グループ1の有効期限は積算月の36カ月後の月末までですが、グループ2~グループ4に関してはキャンペーン内容によって違うため事前に確認しておくことが大切です。
また、JALマイルの場合は、搭乗日の36か月後の月末までが有効期限とされています。
マイルの有効期限は日本時間を基準としているので、失効しないようにスケジュールをチェックしながらマイル活用の計画を立てましょう。
どれくらい貯まればマイルを利用できる?
ANAとJALでは、利用できる最低マイルのポイント数が違います。
ANAマイルは1マイルから利用可能となっており、ANAスカイコインへの変更がOK。
ANAの航空券、燃油サーチャージ、旅行商品などに使えるため、「中途半端にマイルが貯まっていて使い道が分からない」「有効期限が近いけど貯まっているマイルが少ない」という場合でも無駄なく活用できます。
なお、JALに関しては500マイルを最低利用ポイント数としており、JAL Payポイントに交換可能です。
1JAL Payポイント=1円相当で、国内はもちろん、海外でのショッピングやATM利用に使える仕組みです。
ANAマイルと比べるとJALマイルの方が最低利用ポイントの数値が高めに設定されているため、失効する前に計画的にマイルを使い切るようにしましょう。
マイルの価値は1マイル何円相当ですか?
マイルの価値は、使い方によって1マイル=1円〜15円以上と大きく変動します。
これがマイルの最大の特徴であり、魅力でもあります。
具体的な価値を、実際の特典航空券の例で見ていきましょう。
国内線エコノミークラス(東京↔︎沖縄)
必要マイル数:12,000マイル(レギュラーシーズン往復)
通常運賃:約40,000円
1マイルの価値:約3.3円国際線エコノミークラス(東京↔︎ハワイ)
必要マイル数:40,000マイル(レギュラーシーズン往復)
通常運賃:約12万円
1マイルの価値:約3.0円国際線ビジネスクラス(東京→ニューヨーク)
必要マイル数:85,000マイル(片道)
通常運賃:約80万円
1マイルの価値:約9.4円国際線ファーストクラス(東京→ニューヨーク)
必要マイル数:150,000マイル(片道)
通常運賃:約150万円
1マイルの価値:約10円国際線ファーストクラス(東京→バンコク)
必要マイル数:70,000マイル(JAL、片道)
通常運賃:約80万円
1マイルの価値:約11.4円このように、マイルの価値は使い道によって大きく異なります。
一般的に、以下のような傾向があります。
国内線<国際線エコノミー<国際線ビジネス<国際線ファースト
ただし、注意点もあります。
- 電子マネーやギフト券への交換:1マイル=1円程度
- 商品交換:1マイル=1円以下になることも
マイルの価値を最大化したい場合は、国際線の上級クラス特典航空券への交換が圧倒的におすすめです。
家族でマイルを合算できますか?
家族間でのマイル合算については、ANAとJALで取り扱いが異なります。
ANAでは、家族のマイルを合算して特典航空券を発券できる「特典利用者登録」という制度があります。
- 会員本人の配偶者
- 会員本人の二親等以内の家族(両親、子供、兄弟姉妹、祖父母、孫)
- 会員本人の配偶者の二親等以内の家族
- 登録可能人数:最大10名まで
例えば、夫が50,000マイル、妻が30,000マイル持っている場合、合算して80,000マイル分の特典航空券を発券できます。
ただし、マイル口座を統合するわけではなく、あくまで特典航空券を発券する際に家族のマイルを利用できるという仕組みです。
JALも同様に、家族間でマイルを合算して特典航空券に交換できます。
- 会員本人の配偶者
- 会員本人の二親等以内の家族(両親、子供、兄弟姉妹、祖父母、孫)
- 会員本人の配偶者の二親等以内の家族
- 登録可能人数:最大10名まで
JALの場合も、ANAと同様にマイル口座を統合するわけではなく、特典交換時に家族のマイルを利用できる仕組みです。
家族でマイルを合算する場合、以下の点に注意が必要です。
- 同じ航空会社のマイルしか合算できない(ANAマイルとJALマイルは合算不可)
- 事前に家族登録が必要
- 本人以外の特典航空券を発券する場合も可能
マイルを家族で効率的に貯めるには、家族全員が同じ航空会社のマイルを貯めることが重要です。
例えば、夫はANAマイル、妻はJALマイルを貯めていると、マイルを合算できないため非効率になります。
家族会議を開いて、「我が家はANAマイルを貯める!」または「我が家はJALマイルを貯める!」と決めることをおすすめします。
マイルが貯まるクレジットカードを発行して空の旅を充実させよう!

一口にクレジットカードと言ってもさまざまな種類があり、提携するマイルもANAとJALの2種類があります。
海外特典航空券を発見したい場合、旅行のために休みが取りやすいならANA、取りづらいのであればJALといった選び方がおすすめです。
また、クレジットカードによってポイントの還元率や特典なども違うため、総合的なバランスと利便性を比較した上で自分にとっての最強クレジットカードを選んでくださいね。


