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【2025年11月】プライオリティパスのレストラン特典が無料付帯のおすすめクレジットカード6枚を比較!

【2025年11月】プライオリティパスのレストラン特典が無料付帯のおすすめクレジットカード6枚を比較!

空港での待ち時間を有効活用したい旅行者にとって、プライオリティパスは欠かせないサービスとなっています。

プライオリティパスでは、通常の空港ラウンジ利用だけでなく、空港内レストランやリラクゼーション施設を楽しめることから、多くの旅行好きに利用されています。

しかし、2024年から2025年にかけて、多くのクレジットカード会社がレストラン・リフレッシュ施設の利用を制限する改悪を次々と実施しています。

現在でもレストラン特典を利用できるクレジットカードは貴重な存在となっており、早めの検討が重要になってきました。

本記事では、2025年11月現在でもレストラン・リフレッシュ施設特典が利用できるクレジットカードを厳選し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説いたします。

もくじ
目次を全て見る
  1. 空港レストラン・リフレッシュ施設が使えるプライオリティパス付きクレジットカード6選
    1. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは国内外の空港レストラン・リフレッシュ施設が無料で使い放題!
    2. ダイナースクラブカードは年に10回まで海外の空港レストラン・リフレッシュ施設が使える
    3. 空港レストラン・リフレッシュ施設が使い放題のapollostation THE PLATINUM
    4. ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™は家族カード1枚目から有料で高額
    5. JCBプラチナカードは海外の空港レストラン・リフレッシュ施設が無制限で使える
    6. エポスプラチナカードは本会員だけ空港レストラン・リフレッシュ施設が使い放題
  2. プライオリティパス付きクレジットカードのレストラン特典は改悪が進んでいる
  3. プライオリティパス対応の空港レストラン・リフレッシュ施設の改悪が進む原因
    1. カード会社の経済的負担増加
    2. 空港レストラン・リフレッシュ施設増加によるホッピング利用者の増大
    3. 利用者急増による運営負担の増大
  4. 日本国内のプライオリティパスレストラン・リフレッシュ施設一覧まとめ
  5. 日本国内のプライオリティパスレストラン・リフレッシュ施設訪問例
  6. プライオリティパスで空港レストラン・リフレッシュ施設も楽しもう!

空港レストラン・リフレッシュ施設が使えるプライオリティパス付きクレジットカード6選

2025年11月現在、空港レストラン・リフレッシュ施設特典も利用できるプライオリティパス付きクレジットカードは限られています。

こちらの項目では、改悪が進む中でも利用可能な貴重なカードの特徴を詳しく解説します。

カード名年会費(税込)プライオリティパスラウンジ利用回数空港レストラン対応家族カード対応おすすめ度
セゾンプラチナビジネスアメックスカード初年度年会費無料
2年目以降33,000円
無制限利用OKなし★★★★★
ダイナースクラブカード初年度年会費無料
2年目以降24,200円
年10回まで海外レストラン・リフレッシュ施設利用可能なし★★★★☆
apollostation THE PLATINUM22,000円無制限
※2025年11月4日以降年30回
利用OKあり(3,300円 初年度年会費 無料)★★★★☆
ラグジュアリーカード Titanium55,000円無制限利用OKあり(16,500円)★★★☆☆
JCBプラチナカード27,500円無制限海外レストラン・リフレッシュ施設利用可能なし★★★☆☆
エポスプラチナカード30,000円
※招待なら20,000円
無制限利用OKなし★★☆☆☆

上記の比較表を踏まえると、2025年11月現在はセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが最もおすすめです。

初年度年会費無料でプライオリティパス特典を試すことができ、レストラン特典も無制限で利用可能な唯一のカードとなっています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは国内外の空港レストラン・リフレッシュ施設が無料で使い放題!

セゾンプラチナビジネスアメックスカードの情報をまとめたオリジナル図解

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックスカード)は、2025年11月現在、最もコストパフォーマンスに優れたプライオリティパス付きクレジットカードです。

発行するメリット

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、初年度年会費無料(通常年会費:33,000円 税込)により、リスクなしでプライオリティパス特典を1年間フル活用できます。

カードを発行することにより、通常年会費469ドル(約7万円相当)のプレステージ会員資格が無料で付帯するため、年に数回でも国内・海外旅行をする人なら十分に元が取れる計算になります。

空港レストラン・リフレッシュ施設の改悪が相次ぐ中でも、無制限で利用できます。

初年度年会費無料だからといって、セゾンプラチナビジネスアメックスカードに付帯されている特典が制限されないことは非常に嬉しいポイントです。

同伴者と利用する場合は、1回の利用ごとに35米ドル必要です。

家族でプライオリティパスラウンジをお得に楽しみたい!という人は、セゾンプラチナビジネスアメックスカードの本会員を2枚同時に発行するという方法もおすすめです。

JALの機材

また、SAISON MILE CLUB(追加の年会費5,500円 税込)に登録することでJALマイルの還元率が最大1.125%になるのも魅力的なポイントの一つです。

セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスでもお申し込み可能です。

年収400万円程度の中小企業勤務というステータスでも審査に通ったとの報告がネット上にあり、プラチナカードの中でも比較的審査の通りやすいクレジットカードの可能性が高いです。

カードラウンジの様子

国内カードラウンジについては本会員のみ無料で入室できます。

同伴者と利用する場合は追加の費用が発生します。

追加カードを発行してもカードラウンジの特典は付帯されていません。

無料のドリンクバー

カードラウンジでは基本的に無料のソフトドリンクが提供されます。

IASS executive lounge成田のビールサービス

ただし、一部カードラウンジでは、缶ビールが1本だけ無料といったサービスも提供しています。

一休ダイヤモンド会員

セゾンプラチナビジネスアメックスカードの人気特典のひとつが、一休.comダイヤモンド会員が6ヶ月間無料で付与されるというものです。

一休.comは、ハイクラスなホテルや旅館に特化した予約サイトです。

マンダリンオリエンタル、フォーシーズンズ、アマンなど世界を代表する高級チェーンホテルのお得な宿泊プランを多数販売しています。

一休.comは、レギュラー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの4種類のランクがあり、会員ステージに応じて異なる優待を受けられます。

一休.comは4月~9月と10月~3月の6ヶ月間の利用実績を基に会員ステージを決めるシステムで、最も会員ステージが高いダイヤモンド会員になるには6ヶ月間で30万円を利用しなければなりません。

しかし、セゾンプラチナビジネスアメックスカードに加入すれば、一休.comのダイヤモンド会員が6ヶ月間付与されます。

以下は一休.comのダイヤモンド会員が受けられる特典の例です。

  • ダイヤモンド会員を対象とした、宿泊プラン
  • ポイント還元率のアップ
  • 客室のアップグレード
  • レイトチェックアウト
  • ホテルからのウェルカムギフト
  • ホテルクレジット

通常は30万円の利用で手に入れられる一休.comのダイヤモンド会員。

国内の高級ホテル好きにはたまらない特典です。

フレンチのお店

プラチナ・グルメセレクションでは、厳選された高級レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。

国内だけでなく、ハワイ・台湾・シンガポールの一部レストランでも利用できるため、円安と世界的なインフレ続く中でもお得に海外旅行を楽しめます。

発行するデメリット

追加カードでのプライオリティパス発行不可が最大のデメリットです。

夫婦や家族でプライオリティパス特典を利用したい場合、それぞれが個別にカードを作成する必要があります。

発行せずに利用する場合は、都度35米ドルの利用料金が発生します。

また、2年目以降の年会費33,000円(税込)は決して安い金額ではありません。

年間利用額が少ない人や、プライオリティパスを年に1〜2回しか利用しない人にとっては、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。

そのため、とりあえずセゾンプラチナビジネスアメックスカードを発行してみて、1年間プライオリティパス施設を存分に堪能してから継続するかどうか決めるという意思決定をおすすめします。

新規入会キャンペーン情報

セゾンプラチナビジネスアメックス新規入会キャンペーン

2025年11月現在、セゾンプラチナビジネスアメックスカードでは新規入会キャンペーンも開催中。

通常特典の初年度年会費無料の特典に加えて、新規入会後から3か月間にわたって、ショッピングでの利用時に永久不滅ポイントが通常の4倍付与されます。

80万円分の上限がありますが、永久不滅ポイントが最大2,400ポイント貯まり、円に換算すると12,000円相当分のポイントがボーナスポイントとして付与される計算です。

通常は1,000円につき1永久不滅ポイントのため、これからマイルやポイントをコツコツ貯めていきたいという人におすすめの入会キャンペーンになっています。

キャンペーンの注意点は以下の通りです。


・1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合となります。

・交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。

・通常ポイントは、月間のご利用金額に対し1,000円毎に1ポイント付与いたします。

・ボーナスポイントは、対象期間中の合算利用金額に対して1,000円毎に3ポイント付与いたします。
対象期間はカード発行月+3ヵ月間となります。
例)2025年6月にカード発行の場合:2025年6月~2025年9月まで
ボーナスポイントの付与対象となる利用金額の上限は80万円(ボーナスポイントの上限は2,400ポイント)となります。

・ボーナスポイントは、1,000円毎に1ポイント付与加盟店でのご利用が対象となります。
※一部還元率の異なるサービスおよび加盟店がございます。

・ボーナスポイントは、ご入会月の5ヵ月後下旬にポイント付与いたします。

・本特典につきましては、2025年6月以降ご入会のカードが対象となります。

「ご入会月」は、カード発行月とします。お申込月ではありませんので、ご注意ください。

・審査により、お申込月と発行月が異なる場合がございます。

本特典につきましては、お1人様1度限りとなります。

・過去に本特典の対象となった方は対象外となります、あらかじめご了承ください。

・セゾンマイルクラブへご入会いただいている方は本サービスの対象外となります。

出典:セゾンプラチナ公式サイト

おすすめの人

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、個人利用でプライオリティパス特典を最大限活用したい人におすすめのクレジットカードです。

特に以下のような人に強くおすすめします。

  • 年に3回以上海外旅行や出張をされる人
  • JALマイルを効率的に貯めたい人
  • ビジネス関連の優待サービスを活用したい人
  • 初年度無料でプライオリティパスを試してみたい人
  • 高級レストランでの食事機会が多い人

初年度年会費無料という破格の条件を活用して、まずは1年間じっくりと特典を試してみてはいかがでしょうか。

項目詳細
正式名称セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
国際ブランドAmerican Express®
年会費初年度無料、2年目以降33,000円(税込)
ETCカード年会費無料
家族カード発行不可
追加カード1枚につき3,300円で発行可能
プライオリティパスプレステージ会員無料付帯(無制限利用)
プライオリティパス同伴者料金1名につき35米ドル
申込条件個人事業主・法人代表者(学生・未成年除く) ※会社員も実質的に申込可能
マイル還元率JALマイルが最大1.125%
特徴・初年度年会費無料

・本会員がプライオリティパスのプレステージ会員無料

・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(税込5,500円)が必要)
※SAISON MILE CLUBに入会しない場合のJALマイルの還元率は0.25%

・ANAマイルの還元率0.3%

・国内空港ラウンジ無料

・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込)

・国内ホテル・レストランの優待オントレ entreeが無料

・一休.comダイヤモンド会員特典が6ヶ月間無料

・最高1億円の海外旅行保険付帯

・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料

・セゾンプレミアムゴルフサービス

・24時間対応のコンシェルジュサービス

・ビジネスサポートローン

・ビジネスアドバンテージ

・顧問弁護士サービスリーガルプロテクト

・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料

ダイナースクラブカードは年に10回まで海外の空港レストラン・リフレッシュ施設が使える

ダイナースクラブカードの情報をまとめたオリジナル図解

長い歴史と高いステータス性を誇るダイナースクラブカードは、独自のサービス体系で多くの愛用者を獲得してきたクレジットカードの一つです。

発行するメリット

ラウンジnoaの外観

ダイナースクラブカードのプライオリティパス同等の特典として、国内外1,700か所以上のプライオリティパス相当の空港ラウンジを年に10回まで無料で利用できます(家族カード同様)。

2025年4月1日より日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可に改悪しましたが、海外の空港レストランやリフレッシュ施設については引き続き利用可能です。

詳細は次の通りです。

  • 利用回数:本会員・家族会員ともに年間10回まで無料
  • 追加利用料金:11回目以降は1回の利用につき3,500円(税込)
  • 同伴者利用料金:1回の利用につき3,500円(税込)
  • レストラン特典:2025年4月1日以降も海外の空港レストランは引き続き利用可能(国内は利用不可)
  • 利用期間:発行日を基準に1年

追加利用の金額を35米ドル(約5,500円)とドルに設定しているクレジットカードが多い中、ダイナースクラブカードは日本円で設定しているため、為替変動の影響を受けず、良心的な価格設定と言えます。

ダイナースクラブで予約したダイニング

ダイナースクラブカードではダイニング特典も充実しています。

例えば、エグゼクティブ ダイニング特典では、全国約400店舗の高級レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。

アメックスプラチナカードやゴールドカードに付帯されている「接待日和」というダイニングサービスと比較しても提携店舗の数は圧倒的にダイナースクラブカードが多いです。

プライオリティパス以外でも充実した食事特典を楽しめる点は大きな魅力です。

ホテラックスのロゴ

また、ダイナースクラブカードにはホテル上級会員特典や無料宿泊などの特典はないものの、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルが即時予約できる会員制高級ホテル予約アプリHoteLuxのエリート会員が1年間無料で体験できます。(通常:51,000円相当)

HoteLuxのエリート会員特典で得られる特典は下記の通りです。

  • 朝食2名分が滞在中無料
  • お部屋の無料アップグレード
  • 最大200US$相当の館内利用券
  • アーリーチェックイン
  • レイトチェックアウト
  • 限定プロモーション(3泊目無料・4泊目無料など)

HoteLuxに加盟しているホテルはハイアットやフォーシーズンズ、マンダリンオリエンタルなど世界を代表する高級ホテルばかりです。

予約できるホテルの金額は各ホテル公式サイトの金額に準拠しているため、お得な特典が付くのにもかかわらず、割高感はほぼありません。

ホテルステイ好きには嬉しい特典と言えます。

パークハイアットロンドンの客室

筆者は実際にHoteLux経由で、ロンドンにある最高級ホテル「パークハイアットロンドン」に宿泊しました。

お部屋をスイートルームにアップグレードしていただけでなく、無料の朝食や100米ドルのホテルクレジットも付帯されており、普段のホテルステイよりもワンランク上の上質な滞在経験になりました。

ANAB787-9の機材

ダイナースクラブのANAマイル還元率も大きな魅力の一つ。

貯まったポイントは1ポイント=1マイル(還元率1.0%)でANAマイルへ移行可能です。

ただし、ポイントをANAマイルへ移行する場合は年間参加料6,600円(税込)のダイナースグローバルマイレージクラブへの入会が必須になります。

  • マイル還元率:1.0%
  • ポイント付与:100円利用ごとに1リワードポイント
  • マイル交換:1リワードポイント=1ANAマイルに交換
  • ポイント有効期限:なし(実質無期限でマイル貯蓄可能)
  • 年間参加料6,600円(税込)ダイナースグローバルマイレージクラブへの入会が必要
  • マイルの年間移行上限数は40,000ANAマイルまで

発行するデメリット

やきすきやんまの外観

2025年4月1日以降の国内制限導入により、羽田空港All Day Dining Grande Aileなどを含む日本国内の空港レストランやリフレッシュ施設が利用できなくりました。

年会費の高さも負担となる要素の一つです。

24,200円(税込)という年会費は、他社ゴールドカードの多くが1万円以下や利用実績による無料化を提供している中で高めの設定です。(※ただし、2025年11月現在、初年度年会費無料キャンペーンを開催中

また、貯まったポイントをANAマイルへ移行する場合は、年会費6,600円(税込)にダイナースグローバルマイレージに追加加入することが必要です。

さらに、加盟店舗数の制限により、VISAやMastercardと比べて利用できる場所が限定されており、オンラインショッピングや海外の一部地域では、利用できない場合があります。

おすすめの人

ダイナースクラブカードは、ステータス性を重視される人、海外利用が中心の人、ANAマイルを効率的に貯めたい人におすすめです。

国内プライオリティパスレストラン特典は制限されますが、海外での利用や充実したマイル特典を重視される人には引き続き価値のあるカードといえます。

新規入会キャンペーン情報

ダイナースクラブカード新規入会キャンペーン

2025年11月現在、ダイナースクラブカードでは初年度年会費無料キャンペーンを開催中です。

対象は本会員(24,200円 税込)と家族カード(5,500円)も無料になるため、発行した1年目は家族で無料でプライオリティパスラウンジを楽しめます。

キャンペーン期間中に公式アプリに登録&3ヶ月以内に20万円のカード決済で、1万円のキャッシュバックも適用されます。

つまり、今入会すれば39,700円相当の特典が手に入る計算になります。

ぜひ初年度年会費無料キャンペーンを有効活用してダイナースクラブカードをお得に発行してください。

総じて、ダイナースクラブカードはプライオリティパスの利用回数に制限はあるものの、家族と一緒に最安でプライオリティパスを発行したい人におすすめの1枚と言えます。

項目詳細
カード名ダイナースクラブカード
ブランドDiners Club
年会費24,200円(税込)
初年度年会費無料
追加カード1名様は無料、その他、1人につき5,500円(税込)
※本会員の家族(配偶者・両親・18歳以上の子供)が対象
初年度年会費無料
プライオリティパスラウンジ・年間10回まで無料

・11回目以降は1回につき3,500円(税込)

・家族カードも同様に年間10回まで無料

・同伴者は1回につき3,500円(税込)

・2025年4月1日以降国内レストラン・リフレッシュ施設利用不可(海外は引き続き利用可能)
入会条件所定の基準を満たす人
マイル還元率・ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル(還元率1.0%)

・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%)

・その他の航空会社(ユナイテッド航空、大韓航空、キャセイパシフィック航空など): 2,000ポイント=1,000マイル(還元率0.5%)
特徴•国内外1,700か所以上の空港ラウンジに年間10回まで無料

・国内の空港レストラン・リフレッシュ施設利用不可。

・海外空港でのファストトラックサービス

•ANAマイル還元率1.0%(移行手数料無料・有効期限なし)

•エグゼクティブ ダイニング(会員を含む2名以上で所定のコース料理を利用すると1名分の料金が無料)

•利用限度額に一律制限なし

•海外旅行傷害保険最高1億円

•独自ラウンジネットワーク

•高いステータス性と世界的認知度

空港レストラン・リフレッシュ施設が使い放題のapollostation THE PLATINUM

apollostation THE PLATINUMの情報をまとめたオリジナル図解

apollostation THE PLATINUMは、出光クレジット株式会社が発行するプラチナカードです。

ガソリンスタンド系クレジットカードでありながら、家族でのプライオリティパス利用に対応した貴重な1枚になっています。

発行するメリット

apollostation THE PLATINUMは初年度より年会費が22,000円(税込)が発生しますが、プライオリティパスのプレステージ会員が付与され、国内外の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用も可能です。

家族カードは年会費3,300円(初年度無料)で、配偶者や家族もプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されます。

未成年の子供や恋人などと利用する場合の同伴者料金は35米ドルです。

また、apollostation THE PLATINUMカードで年間300万円以上決済すると、翌年の年会費が無料。

つまり、年間300万円以上のカード決済で家族カードを含むプライオリティパスが無料で維持できるということです。

アポロステーションのガソリンスタンド

ガソリンスタンド系のクレジットカードということもあり、ガソリン・軽油割引特典も充実しています。

例えば、出光・昭和シェルのガソリンスタンドで最大10円/L割引を受けられます。

年間1,000L給油される人なら、ガソリン代だけで年会費の半分程度をカバーできる計算です。

24時間365日コンシェルジュサービスも利用でき、旅行手配やレストラン予約なども依頼可能。

出光系カードながらプラチナカードとして必要な機能は一通り揃っています。

発行するデメリット

2025年11月4日以降の利用制限導入が最大の懸念事項です。

  • プライオリティパスのプレステージ会員付与→年30回までの回数制限へ
  • 同伴者の利用料金2,200円(税込)→35米ドル(約5,500円)へ

これまでの無制限利用から年30回までの制限に変更される予定となっており、頻繁にプライオリティパスを利用される人には大きな影響があります。

また、同伴者の利用も2,200円から35米ドル(約5,500円)に大幅アップしました。

年間の利用回数、同伴者の利用料金の改定はあるものの、引き続きプライオリティパス対応の空港レストラン・リフレッシュ施設については利用可能です。

また、付帯特典の限定性も気になるポイントです。

ガソリンスタンド系カードという性質上、ホテル優待やレストラン優待などは他のプラチナカードと比べて充実度が劣ります。

トラベル関連以外の特典を重視される人には物足りない可能性があります。

またANAマイル・JALマイルなどの還元率は0.6%と低めの設定になっているため、メインカードとしての利用はやや不向きです。

新規入会キャンペーン情報

新規入会キャンペーン

apollostation THE PLATINUMのカード発行日から1ヶ月間限定でapollostationのガソリン・軽油が1リットルあたり5円引き、灯油は3円引きになる特典が利用できます。

通勤や買い物など日常で車の利用が多い人にはうれしい特典です。

カード発行日から1ヶ月間カード発行の1ヶ月後から
ガソリン・軽油5円/L引き2円/L引き
灯油3円/L引き1円/L引き

ただし、ガソリン(ハイオク、レギュラー)、軽油、灯油いずれも、割引が適用されるのは月に300リットルまでなので注意してください。

おすすめの人

apollostation THE PLATINUMは、家族でプライオリティパス特典を利用したい人、車の使用頻度が高い人におすすめのカードです。

2025年11月まではプライオリティパスラウンジを無制限利用できるため、それまでに最大限活用することをおすすめします。

プライオリティパス施設が使い放題!
apollostation THE PLATINUM
公式サイトで申し込む>
項目詳細
カード名apollostation THE PLATINUM
ブランドAmerican Express®
年会費22,000円(税込)
追加カード1名様は無料、その他、1人につき3,300円(税込)
※本会員の配偶者、ご両親、18歳以上のお子様が対象
プライオリティパスラウンジ利用回数制限なし
※家族カードのプライオリティパスが無料
※2025年11月4日以降年30回制限
入会条件20歳以上の安定収入のある人
※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入がある、社会的信用を有する人など(学生、未成年を除く)
マイル還元率ANA・JALマイルが0.6%
特徴•プライオリティパスラウンジプレステージ会員無料

•家族カード保有者もプライオリティパスのプレステージ会員無料

•家族カード1枚目の年会費が無料

•ガソリン・軽油の割引最大10円/L

•対象レストランにて2名以上1名分無料

•国内空港ラウンジ無料

•最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)の海外旅行傷害保険

•高級ホテルの優待特典サービス

・24時間365日対応のコンシェルジュサービス

ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™は家族カード1枚目から有料で高額

ラグジュアリーカードの情報をまとめたオリジナル画像

ラグジュアリーカードチタンは、金属製カードという独特な存在感で話題のプレミアムカードです。

他にはない特別なサービス体験を提供しており、ステータス志向の強い人に人気があります。

発行するメリット

ラグジュアリーカードには、プライオリティパスのプレステージ会員が無料付帯されます。

プライオリティパスの特典については次の通りです。

  • プライオリティパスのプレステージ会員付与(本会員・家族カード)
  • 同伴者は35米ドルで利用可能
  • 家族カードの年会費は無料ではなく年会費16,500円(税込)
  • 専用申し込みフォームから登録、デジタル会員証で即時利用開始

ラグジュアリーカードでは、プライオリティパス以外の特典も充実しています。

例えば、24時間365日対応の高品質コンシェルジュサービスは業界でもトップクラスの対応品質。

また、TOHOシネマズ無料鑑賞特典により、毎月1回まで映画を無料で鑑賞できます。

映画好きの人にとって、年会費の一部をペイできる嬉しい特典です。

アテネホテルラグジュアリーコレクション

高級レストラン優待やライフスタイル特典も充実しており、プレミアムなサービス体験を日常的に楽しむことができます。

発行するデメリット

年会費55,000円(税込)の高額設定により、十分に活用しないとメリットを感じにくい可能性も。

プライオリティパスを利用するためだけに年会費55,000円(税込)を支払うのはやや割高感が否めません。

特典をフル活用できる人でないと、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。

家族カード年会費16,500円(税込)も高額で、家族でのプライオリティパスの利用を考えるとトータル的にコストが大幅に増加します。

家族カードもプライオリティパスを無料で利用できるクレジットカードの情報は下記記事でまとめています。
関連記事>>プライオリティパスが家族も無料のクレジットカードおすすめ4選!

また、JALやANAマイルの還元率は0.6%と低く、メインカードとしての利用はあまりおすすめできません。

審査難易度も高く、年収や職業などの条件を厳しく審査されます。

申込み条件を満たしていても、審査に通過できない場合があります。

おすすめの人

ラグジュアリーカード チタンは、年収が高く年間利用額も多い人、ステータス性を最重視される人におすすめです。

特典を十分に活用できる人であれば、年会費に見合った価値を得られる優秀なカードといえます。

項目詳細
カード名ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™
ブランドMastercard®
年会費55,000円(税込)
追加カード1人につき16,500円(税込)
初年度年会費無料
※配偶者・両親・18歳以上の子供が対象
※家族カードでもプライオリティパス発行可能
プライオリティパスラウンジ利用回数制限なしプレステージ会員無料付帯(通常年会費469米ドル相当)
※148ヶ国、600都市以上、1,700か所以上の施設利用可能
※レストラン・リフレッシュ施設も利用可能デジタル会員証で即時利用開始
入会条件20歳以上で安定継続収入のある人
※年収目安700万円以上
マイル還元率ANA・JALマイルが0.6%
特徴•プライオリティパスのプレステージ会員無料

•金属製カードの特別感と重厚な質感

•TOHOシネマズ映画鑑賞無料特典(毎月1回まで)

•24時間365日高品質コンシェルジュサービス

•基本還元率1.0%(特定利用先で最大2.2%)

•手荷物宅配サービス・リムジンサービス

•海外旅行傷害保険最高1.2億円

•高級レストラン優待

・ライフスタイル特典

•国内空港ラウンジ無料利用

•プレミアムなサービス体験を日常的に提供

JCBプラチナカードは海外の空港レストラン・リフレッシュ施設が無制限で使える

JCBプラチナカードの情報をまとめたオリジナル図解表

JCBプラチナはプライオリティパスのプレステージ会員の資格が付与されるため、プライオリティパスラウンジを無制限で利用できます。

プライオリティパスの特典については次の通りです。

  • プライオリティパスのプレステージ会員付与(本会員のみ)
  • 利用回数:無制限
  • 空港レストラン・リフレッシュ施設:海外のみ利用可能(国内は2024年10月31日20時以降利用不可)
  • 同伴者料金:35米ドル(約5,500円)
  • 家族カード:1枚まで無料、2枚目以降3,300円(税込)だが、家族カードにはプライオリティパス特典は付帯されない

空港ラウンジ・リフレッシュ施設については国内は利用不可。

海外であれば無制限で利用可能です。

年会費27,500円(税込)でプレステージ会員資格が得られるのは、他社プラチナカードと比較しても競争力のある価格設定といえます。

JCBプラチナカードはプライオリティパスの特典以外も充実しており、グルメベネフィットを得られる他、他のクレジットカードにはない特典を提供しています。

USJのエントランス

例えば、有名テーマパークのオフィシャルスポンサーならではのうれしい特典優先搭乗など独自の特典があります。

JCBプレミアムステイ

ホテル特典も充実しており、「JCB Premium Stay Powered by HoteLux」では、HoteLuxで使える20,000円分クーポン(5,000円分のクーポン1枚を年4回配布)やHoteLuxのエリート会員特典も付与されます。

HoteLuxのエリート会員では、ホテル公式サイトの宿泊レートとほぼ変わらない価格で下記のような優待特典が付帯されています。

  • 朝食2名分が滞在中無料
  • お部屋の無料アップグレード
  • 最大200US$相当のホテルクレジット
  • アーリーチェックイン
  • レイトチェックアウト
  • 限定プロモーション(3泊目無料・4泊目無料など)
JCBザクラスの券面

JCBプラチナカードは、JCBの最高ランク「JCB ザ・クラス」へのインビテーション対象カードでもあります。

利用実績を積むことで、さらに上位のブラックカードへの招待を受けられる可能性があるため、長期的なステータスカード戦略としても魅力的です。

24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスクも充実しており、旅行手配やレストラン予約など、さまざまな依頼に対応してくれます。

海外旅行傷害保険は最高1億円まで補償され、国内旅行傷害保険も最高1億円と手厚い保障内容となっています。

JCBのホテラックス特典

また、JCBプラチナカードには「Hotelux」の特典も付帯されており、世界4,000軒以上のラグジュアリーホテルで利用できる20,000円分のクーポン(5,000円分×年4回)とエリート会員特典が得られます。

京都駅内にあるJCB Lounge 京都では、同伴者1名まで無料で利用できるため、京都旅行の際の休憩スポットとしても重宝します。

JCBプラチナカードの新規入会キャンペーン情報

2025年11月現在、最大106,500円の新規入会キャンペーンを開催中です。

詳細は下記の通りです。

  • 200万円以上決済で東京ディズニーシー®・パークチケット(ペア)プレゼントキャンペーン※キャンペーン期間:2025年10月1日(水)~2026年1月12日(月)★JCBは、東京ディズニーランド®、東京ディズニーシー®のオフィシャルスポンサーです。
  • 50万円以上のカード決済で初年度の年会費キャッシュバック(27,500円相当)
  • Amazon利用で20%キャッシュバック(最大30,000円)
  • Apple製品購入で10%キャッシュバック(最大20,000円)
  • スマホ決済利用で20%キャッシュバック(最大3,000円)
  • サブスク、デリバリー、アプリ利用で20%キャッシュバック(最大5,000円)
  • 家族カードの設定で最大4,000円キャッシュバック
  • 5万円(税込)以上利用で、積立金額に対して17%キャッシュバック(最大17,000円)

総じてJCBプラチナは海外出張や旅行の頻度が高い人におすすめのカードと言えます。

カード基本情報
カード名JCBプラチナ
ブランドJCB
入会条件20歳以上の安定した収入がある人
入会キャンペーン最大106,500円分プレゼント
年会費27,500円(税込)
家族カード1枚まで無料
プライオリティパス利用回数プレステージ会員の資格が付与されるため、利用回数に制限なし
空港レストラン・リフレッシュ施設の利用の有無国内不可。海外利用可能
マイルの還元率・JALマイル:1 Oki Dokiポイント = 3 JALマイル(還元率0.5% )
・ANAマイル:1 Oki Dokiポイント = 3 ANAマイル(還元率0.5%)
・デルタスカイマイル:1 Oki Dokiポイント= 3マイル(還元率0.5% )
メリット・本会員のプライオリティパスプレステージ会員が無料

・JCBの最高ランク「JCB ザ・クラス」へのインビテーション対象

・レストランにおいて所定のコースメニューの2名以上の予約、利用で1名分のコース料金が無料

・海外旅行傷害保険が最高1億円補償(利用付帯)

・24時間365日対応のプラチナ・コンシェルジュデスク

・国内カードラウンジが無料(同伴者は有料)

・京都駅内のJCB Lounge 京都に同伴者1名まで無料

・USJ内にあるJCBラウンジの利用可能

・USJのアトラクション施設「ザ・フライング・ダイナソー」優先搭乗可能

・最短5分でカード番号発行

・HoteLuxで使える20,000円分クーポン(5,000円分のクーポン1枚を年4回配布)

・HoteLuxのエリート会員特典付与
デメリット・国内のプライオリティパス加盟の飲食店やリフレッシュ施設利用不可

・海外におけるブランド受容性が低い

・マイルの還元率が低い

エポスプラチナカードは本会員だけ空港レストラン・リフレッシュ施設が使い放題

エポスプラチナカードの券面

エポスプラチナカードは、マルイグループが発行するプラチナカードです。

年間利用額に応じたボーナスポイントシステムが特徴的で、実質的な年会費負担を軽減できる仕組みがポイントです。

発行するメリット

エポスプラチナカードを発行すると、プライオリティパスのプレステージ会員が無料付帯されます。

プライオリティパスの特典は下記の通りです。

  • プライオリティパスのプレステージ会員付与
  • 空港レストラン、リフレッシュ施設の利用もOK
  • 家族カードの発行不可
  • 同伴者と利用する場合は35米ドル

また、国内外21空港29か所のカードラウンジも同伴者1名まで無料で利用でき、トータルでの空港特典が充実しています。

年間利用額ボーナスポイント制度により、年間100万円以上で2万ポイント、200万円以上で4万ポイントが付与されます。

年間200万円利用される人なら、実質年会費負担をゼロにすることも可能な魅力的なシステムです。(貯まったポイントは年会費支払いに利用可能。)

お鮨

また、特典の一つであるプラチナグルメクーポンでは、全国約160店舗の厳選レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。

年2回まで利用でき、高級レストランでの特別な食事体験を楽しめます。

海外旅行傷害保険の自動付帯により、最高1億円まで補償されます。

旅行保険は自動付帯のため、エポスプラチナカードを利用して航空券の購入などを必ずしもする必要はありません。

国内旅行傷害保険も1,000万円まで補償されています。

発行するデメリット

エポスプラチナカードは招待制が基本のため、まずはエポスゴールドカードを取得して利用実績を積む必要があります。

直接申込みも可能ですが、年会費が30,000円(税込)と高くなります。

また家族カードの発行ができないため、家族でのプライオリティパス利用には向いていません。

マイルの還元率もANA・JALそれぞれ0.6%と高還元率ではないことから、メインカードとしては不向きと言えます。

おすすめの人

エポスプラチナカードは、マルイ系列での利用が多い人、年間利用額が多い人におすすめです。

招待を受けられれば年会費が割安になるため、長期的な利用を前提に検討されることをおすすめします。

項目詳細
カード名エポスプラチナカード
ブランドVISA
年会費30,000円(税込)
※招待の場合20,000円(税込)
※年間100万円以上利用で翌年度20,000円(税込)
追加カード発行不可※家族カードの発行はできません
プライオリティパスラウンジ利用回数制限なしプレステージ会員無料付帯(通常年会費469米ドル相当)
※レストラン・リフレッシュ施設も利用可能
入会条件20歳以上で安定継続収入のある人※基本的に招待制(エポスゴールドカードからの招待)
※直接申込みも可能だが年会費30,000円(税込)
マイル還元率ANA・JALマイルが0.6%
特徴• プライオリティパスのプレステージ会員無料

• 年間利用額ボーナスポイント制度(100万円で2万pt、200万円で4万pt)

• プラチナグルメクーポン(全国約160店舗で1名無料・年2回まで)

• 国内外21空港29か所のカードラウンジ同伴者1名無料

• 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯)

• 国内旅行傷害保険最高1,000万円

• マルイ年4回10%OFFセール参加可能

• 24時間365日コンシェルジュサービス

• ポイント有効期限なし• 年間200万円利用で実質年会費負担ゼロも可能

プライオリティパス付きクレジットカードのレストラン特典は改悪が進んでいる

セントレア空港のプライオリティパス対応のレストラン

プライオリティパス特典の改悪は2024年以降急速に進んでおり、多くのカード会社が相次いで空港レストラン・リフレッシュ施設利用を対象外としています。

改悪の流れは今後も継続すると予想されており、現在空港レストラン・リフレッシュ施設が利用可能なクレジットカードを持つことの価値はますます高まっています。

以下はプライオリティパス付きクレジットカードで特に人気のあるカードの最新改悪情報になります。

楽天プレミアムカードの全面制限

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楽天プレミアムカードでは、2025年1月2日よりレストランおよびリフレッシュ施設の利用が完全に対象外となりました。

楽天カード株式会社の公式発表では「ラウンジのみの利用」に変更されており、羽田空港のAll Day Dining Grande Aileをはじめとする人気施設が使用できなくなっています。

年会費11,000円という手頃な価格設定でプライオリティパス特典を提供していたため、多くの旅行者にとって大きな打撃となる改悪。

楽天ポイントとの組み合わせで高い人気を誇っていただけに、利用者からの落胆の声が多数寄せられています。

三菱UFJカードブランドの全面制限

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三菱UFJカード株式会社発行のクレジットカードでは、2024年10月1日以降から国内外を問わず全てのレストラン・リフレッシュ施設の利用が不可能となりました。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどの高年会費カードであっても例外はありません。

成田空港や羽田空港の主要レストラン施設が軒並み利用できなくなり、プライオリティパス特典の魅力が大幅に削減されています。

銀行系カードとして信頼性の高いブランドでしたが、レストラン特典については完全に廃止となっています。

JCBブランドカードの国内制限

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JCB発行のクレジットカードでは、2024年10月31日20時以降から国内空港でのレストラン・リフレッシュ施設利用が不可能となりました。

JCBプラチナカードやJCBプレミアムカードなど、JCBの上位カードも対象となっています。

ただし、海外空港でのレストラン特典については引き続き利用可能となっており、完全廃止ではない点が救いとなっています。

国内旅行中心の利用者には影響が大きいものの、海外旅行が多い人にとってはまだメリットを感じられる状況です。

三井住友カードの国内制限

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三井住友カード株式会社では、2025年4月1日から国内空港でのレストラン・リフレッシュ施設利用が対象外になりました。

三井住友カード プラチナをはじめとする高年会費カードも制限対象となります。

JCBと同様に海外空港での利用は継続される予定であり、完全廃止ではありません。

VISAブランドとしての利便性と海外での高い認知度を考慮すると、海外旅行時には引き続き価値のあるカードといえます。

ダイナースクラブの国内制限

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ダイナースクラブでは、2025年4月1日午前2時以降から国内空港でのレストラン・リフレッシュ施設利用が不可能となりました。

長年にわたってプライオリティパス特典の充実度で定評があったダイナースクラブも、ついに制限対象へ。

ただし、海外空港でのレストラン特典については引き続き利用可能です。

高いステータス性と手厚いサービスで知られるダイナースクラブだけに、利用者への影響は深刻と予想されます。

特に国内出張が多いビジネス利用者にとっては、大きなデメリットとなる変更です。

アメリカン・エキスプレスの先行制限

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アメリカン・エキスプレス発行のクレジットカードでは、2019年8月1日から既にレストラン・リフレッシュ施設特典が対象外となっており、改悪の先駆けとなっています。

アメックス・プラチナ・カードやアメックス・ゴールド・カードなど、高年会費カードであってもレストラン特典は利用できません。

他の特典サービスは充実していますが、プライオリティパスのレストラン特典に関しては長期間制限されています。

セゾンプラチナビジネスアメックスカードの同伴者料金改訂

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2025年11月4日より、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯されているプライオリティパス特典の一部が改定されます。

改定前: 4,400円(税込)
改定後: 35米ドル(約5,500円相当)

つまり、1名あたり約1,000円の値上げとなります。

ただし、本会員については2025年11月以降も引き続き国内外の空港レストラン・リフレッシュ施設を無制限で利用可能です。

apollostation THE PLATINUMの利用制限

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これまで無制限で利用できていたプライオリティパスが、年間30回までの回数制限に変更されます。

年30回の利用制限は本会員・家族会員それぞれにカウントされるため、本会員が15回、家族カードで15回といった使い方はできません。合算で30回となります。

また、同伴者の利用料金についても2,200円(税込)から35米ドル(約5,500円相当)へと大幅に値上げされます。

ただし、改定後も国内外の空港レストラン・リフレッシュ施設については引き続き利用可能です。

年30回という制限はあるものの、月2-3回程度の利用であれば十分に活用できる回数といえます。

セゾンプラチナゴールドカードの大幅改悪

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2025年11月4日より、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードをはじめとするセゾンゴールドカード系列のプライオリティパス特典が大幅に改定されます。

対象カード
今回の改悪対象となるカードは以下の通りです。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード
へきしんセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
スルガ・セゾンゴールド・アメリカンエキスプレス®・カード
三井ショッピングパークカード《セゾン》LOOPゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
建設スマート・ セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード

これまで年会費11,000円(税込)でプレステージ会員資格が付帯されていましたが、2025年12月1日以降はスタンダード会員へと大幅にグレードダウンします。

スタンダード会員ということで、プライオリティパス施設を利用する度に35米ドルが本会員・同伴者ともに発生します。

プライオリティパス対応の空港レストラン・リフレッシュ施設の改悪が進む原因

プライオリティパスの券面

国内空港におけるプライオリティパス改悪は、複数の深刻な問題が重なったことで発生しています。

サービス提供側とカード会社双方にとって持続可能な運営が困難になったことが主な原因です。

カード会社の経済的負担増加

プライオリティパス運営会社への支払い負担が年々増加し続け、カード事業の収益性に大きな悪影響を与えていました。

1回の利用につき約3,400円相当をカード会社が負担するため、利用者が増えるほど赤字が膨らむ構造です。

特に楽天プレミアムカードや2025年11月より改悪が決定しているセゾンゴールドカードのように年会費11,000円(税込)でプライオリティパス特典を提供していたカードでは、年に数回利用されるだけで採算が合わなくなる状況でした。

持続可能なサービス提供のためには、何らかの制限が避けられない状況となっています。

空港レストラン・リフレッシュ施設増加によるホッピング利用者の増大

コロナ明け以降、国内のプライオリティパス対応施設では、空港レストラン・リフレッシュ施設を中心に拡大していました。

例えば、羽田国際空港では国内線・国際線合わせて空港レストラン・リフレッシュ施設が3か所が新設されました。

  • Foot Bath Cafe & Body Care LUCK
  • All Day Dining Grande Aile
  • Body Care LUCK

国際線利用者は最大3か所の空港レストラン・リフレッシュ施設を利用できるだけでなく、制限エリア内にあるプライオリティパス対応の空港ラウンジも利用可能です。

このように、1回の搭乗で複数回のプライオリティパス施設を訪問するホッピングが可能な空港が増えたことにより、クレジットカード会社が想定していた1ユーザーあたりのプライオリティパスの利用回数の限度を超えてしまったことも要因の一つと考えられます。

利用者急増による運営負担の増大

利用者数の爆発的な増加により、空港内の対象施設が慢性的な混雑状態に陥っています。

空港内レストラン・リフレッシュ施設側でも、プライオリティパス利用者増加への対応として様々な制限を導入しています。

  • 利用時間の短縮:従来の営業時間を縮小
  • 予約制の導入:事前予約なしでは利用不可
  • 同伴者料金の値上げ:従来より高額な設定
  • プライオリティパス専用席の設置:一般利用者との分離
  • 利用可能時間帯の制限:ピーク時間の除外

日本国内のプライオリティパスレストラン・リフレッシュ施設一覧まとめ

2025年11月現在、日本国内でプライオリティパスが利用できるレストラン・リフレッシュ施設の一覧をまとめました。

対応クレジットカードをお持ちの人は、3,400円(税込)相当のサービスを無料で利用できます。

日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設は制限区域外に店舗を構えていることが多く、国内線・国際線の搭乗客問わずに利用できるのが特徴です。

空港名ターミナル施設名施設タイプ営業時間
成田国際空港第1ターミナルJapanese Grill & Craft Beer TATSUレストラン11:00-22:00
第1ターミナル肉料理 やきすき やんまレストラン11:00-21:30
第2ターミナル鉄板焼 道頓堀 くり田レストラン11:00-21:30
第2ターミナル9h nine hours Narita Airportカプセルホテル24時間
第3ターミナルぼてぢゅう屋台レストラン10:00-21:00
羽田空港羽田エアポートガーデンAll Day Dining Grande Aileレストラン11:00-15:00
第1ターミナルFoot Bath Cafe & Body Care LUCKリフレッシュ10:00-20:00
羽田エアポートガーデンBody Care LUCKリフレッシュ10:00-20:00
伊丹空港-大阪エアポートワイナリーレストラン11:00-20:00
関西国際空港第1ターミナル(国内線)Botejyu 1946レストラン11:00-21:00
第1ターミナル(国内線)Japan Travelling Restaurant by BOTEJYUレストラン11:00-21:00
中部国際空港フライト・オブ・ドリームズThe Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Barレストラン11:00-22:00
第1ターミナル海膳空膳レストラン11:00-21:00
第1ターミナルぼてぢゅうレストラン11:00-21:00
第1ターミナルくつろぎ処リフレッシュ・温泉11:00-21:00
鹿児島空港-Body Care LUCKリフレッシュ10:00-19:00

空港レストラン・リフレッシュ施設の国内利用での注意点として、2025年8月1日から多くの施設で「出発3時間前以内の搭乗券提示」と利用条件が大幅に変更しました。

  • 到着後の利用は原則不可
  • 早朝に空港到着した場合の利用制限
  • 当日の航空券または予約確認書の提示必須
  • 3,400円を超過した場合は差額支払い

各施設の営業時間や詳細な利用条件は、事前に公式サイトで確認することをおすすめいたします。

余談として、日本国内だけでなく、海外にも空港レストラン・リフレッシュ施設の用意はあります。

クアラルンプール国際空港の空港レストラン・リフレッシュ施設

例えばクアラルンプール国際空港では、一部タパスとドリンクが3時間飲み放題できるレストラン施設やトランジットの際に便利なカプセルホテルが3時間無料で利用できます。

海外の空港レストラン・リフレッシュ施設は「出発3時間前から利用可能」といった利用制限はなく、当日の搭乗券とプライオリティパスを提示することで利用できます。

日本国内のプライオリティパスレストラン・リフレッシュ施設訪問例

中部国際空港セントレアのプライオリティパス施設の食事

筆者は以前、中部国際空港セントレアのプライオリティパス施設「くつろぎ処」に訪問しました。

風の湯で温泉を堪能した後、ビビンパ&冷麺セットをプライオリティパスで無料で楽しめました。

空港内にあるレストランはどこも割高のため、空港レストランも使えるプライオリティパスを発行することで経済的負担を軽減できました。

パイクブリューイングレストランのプライオリティパスメニュー

また、中部国際空港セントレア内に位置する「フライト・オブ・ドリームス」内にあるレストラン「ザ・パイクブリューイング」では無料でクラフトハンバーガーをいただきました。

バンズがふわふわでパテもジューシーで絶品。

本格的なハンバーガーを無料で堪能しました。

中部国際空港セントレアのぼてぢゅう

その後、セントレアの第1ターミナルにあるぼてぢゅうでこだわりのお好み焼きをハイボールと一緒に楽しみました。

出発前にプライオリティパス対応施設に3か所訪問したため、3,400円×3=合計10,200円もの費用を無料で楽しめた計算になります。

羽田エアポートガーデン内にあるボディケアラック

また別の日に、羽田エアポートガーデン内にある「ボディケア LUCK」にて240円の支払いだけで30分間のマッサージを堪能しました。

プライオリティパス利用者だからといって適当にされるわけではなく、しっかりもみほぐしをしてもらえたので大満足でした。

羽田エアポートガーデングランドエール

ボディケア LUCKでマッサージを楽しんだ後は、羽田エアポートガーデン内にある「グランドエール」でランチビュッフェを堪能。

海鮮丼や合鴨ローストなど豪華なランチビュッフェを堪能しました。

やすきすき

成田国際空港の第1ターミナルでは、「肉料理 やきすき やんま」の名物料理やきすきを堪能。

品質の良い和牛のやきすきを無料で楽しみました。

国際線よりも国内線を利用する機会が多い場合は、空港レストラン・リフレッシュ施設の方が圧倒的に使えるか所が多いです。

そのため、「海外旅行に行く機会があまりない」といった人でも、空港レストラン・リフレッシュ施設も利用できるプライオリティパスを発行することで恩恵を受けられます。

空港レストラン・リフレッシュ施設の使えるプライオリティパスを発行することで空港での過ごし方が充実すること間違いなしです。

プライオリティパスで空港レストラン・リフレッシュ施設も楽しもう!

風の湯

プライオリティパスは、単なる空港ラウンジ利用にとどまらず、上質なレストランでの食事体験やリラクゼーション施設での癒しの時間を提供してくれます。

改悪が進むプライオリティパス特典を最大限活用するためには、適切なクレジットカード選びと効率的な利用戦略が重要です。

早めの申込みが重要な理由として、現在レストラン特典が利用できるカードでも、今後さらなる制限が導入される可能性が高いためです。

特にセゾンプラチナビジネス・アメックスカードは初年度年会費無料という破格の条件で提供されているため、早めの申込みをしておきましょう。

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