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【2025年8月版】プライオリティパスでレストラン特典も使えるクレジットカードを徹底比較!

【2025年8月版】プライオリティパスでレストラン特典も使えるクレジットカードを徹底比較!

空港での待ち時間を有効活用したい旅行者にとって、プライオリティパスは欠かせないサービスとなっています。

通常の空港ラウンジ利用だけでなく、空港内レストランやリラクゼーション施設を楽しめることから、多くの旅行愛好家が利用しているサービスです。

しかし、2024年から2025年にかけて、多くのクレジットカード会社がレストラン・リフレッシュ施設の利用を制限する改悪を次々と実施しています。

現在でもレストラン特典を利用できるクレジットカードは貴重な存在となっており、早めの検討が重要になってきました。

本記事では、2025年8月現在でもレストラン・リフレッシュ施設特典が利用できるクレジットカードを厳選し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説いたします。

2024年以降プライオリティパス付きクレジットカードでプライオリティパスレストランの利用不可が進む

プライオリティパス特典の改悪は2024年以降急速に進んでおり、多くのカード会社が相次いでレストラン・リフレッシュ施設利用を対象外としています。

改悪の流れは今後も継続すると予想されており、現在空港レストラン・リフレッシュ施設が利用可能なカードを持つことの価値はますます高まっています。

※詳細はこちらをタップすることで各主要カードのプライオリティパス改悪情報の詳細について確認することができます。

楽天プレミアムカードの制限実施

詳細はこちら

楽天プレミアムカードでは、2025年1月2日よりレストランおよびリフレッシュ施設の利用が完全に対象外となりました。

楽天カード株式会社の公式発表では「ラウンジのみの利用」に変更されており、羽田空港のAll Day Dining Grande Aileをはじめとする人気施設が使用できなくなっています。

年会費11,000円という手頃な価格設定でプライオリティパス特典を提供していたため、多くの旅行者にとって大きな打撃となる改悪。

楽天ポイントとの組み合わせで高い人気を誇っていただけに、利用者からの落胆の声が多数寄せられています。

三菱UFJカードブランドの全面制限

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三菱UFJカード株式会社発行のクレジットカードでは、2024年10月1日以降から国内外を問わず全てのレストラン・リフレッシュ施設の利用が不可能となりました。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなどの高年会費カードであっても例外はありません。

成田空港や羽田空港の主要レストラン施設が軒並み利用できなくなり、プライオリティパス特典の魅力が大幅に削減されています。

銀行系カードとして信頼性の高いブランドでしたが、レストラン特典については完全に廃止となっています。

JCBブランドカードの国内制限

詳細はこちら

JCB発行のクレジットカードでは、2024年10月31日20時以降から国内空港でのレストラン・リフレッシュ施設利用が不可能となりました。

JCBプラチナカードやJCBプレミアムカードなど、JCBの上位カードも対象となっています。

ただし、海外空港でのレストラン特典については引き続き利用可能となっており、完全廃止ではない点が救いとなっています。

国内旅行中心の利用者には影響が大きいものの、海外旅行が多い方にとってはまだメリットを感じられる状況です。

三井住友カードの段階的制限

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三井住友カード株式会社では、2025年4月1日から国内空港でのレストラン・リフレッシュ施設利用を対象外とする予定です。

三井住友カード プラチナをはじめとする高年会費カードも制限対象となります。

JCBと同様に海外空港での利用は継続される予定であり、完全廃止ではありません。

VISAブランドとしての利便性と海外での高い認知度を考慮すると、海外旅行時には引き続き価値のあるカードといえます。

ダイナースクラブの制限導入

詳細はこちら

ダイナースクラブでは、2025年4月1日午前2時以降から国内空港でのレストラン・リフレッシュ施設利用が不可能となります。

長年にわたってプライオリティパス特典の充実度で定評があったダイナースクラブも、ついに制限対象へ。

ただし、海外空港でのレストラン特典については引き続き利用可能です。

高いステータス性と手厚いサービスで知られるダイナースクラブだけに、利用者への影響は深刻と予想されます。

特に国内出張が多いビジネス利用者にとっては、大きなデメリットとなる変更です。

アメリカン・エキスプレスの先行制限

詳細はこちら

アメリカン・エキスプレス発行のクレジットカードでは、2019年8月1日から既にレストラン・リフレッシュ施設特典が対象外となっており、改悪の先駆けとなっています。

アメックス・プラチナ・カードやアメックス・ゴールド・カードなど、高年会費カードであってもレストラン特典は利用できません。

他の特典サービスは充実していますが、プライオリティパスのレストラン特典に関しては長期間制限されています。

日本国内のプライオリティパスレストラン・リフレッシュ施設は改悪が進む原因

国内空港におけるプライオリティパス改悪は、複数の深刻な問題が重なったことで発生しています。

サービス提供側とカード会社双方にとって持続可能な運営が困難になったことが主な原因となっています。

カード会社の経済的負担増加

プライオリティパス運営会社への支払い負担が年々増加し続け、カード事業の収益性に大きな悪影響を与えていました。

1回の利用につき約3,400円をカード会社が負担するため、利用者が増えるほど赤字が膨らむ構造です。

特に楽天プレミアムカードのように年会費11,000円でプライオリティパス特典を提供していたカードでは、年に数回利用されるだけで採算が合わなくなる状況でした。

持続可能なサービス提供のためには、何らかの制限が避けられない状況となっています。

利用者急増による運営負担の増大

利用者数の爆発的な増加により、空港内の対象施設が慢性的な混雑状態に陥っています。

空港内レストラン・リフレッシュ施設側でも、プライオリティパス利用者増加への対応として様々な制限を導入しています。

  • 利用時間の短縮:従来の営業時間を縮小
  • 予約制の導入:事前予約なしでは利用不可
  • 同伴者料金の値上げ:従来より高額な設定
  • プライオリティパス専用席の設置:一般利用者との分離
  • 利用可能時間帯の制限:ピーク時間の除外

日本国内のプライオリティパスレストラン・リフレッシュ施設一覧まとめ

2025年8月現在、日本国内でプライオリティパスが利用できるレストラン・リフレッシュ施設をまとめました。

対応クレジットカードをお持ちの方は、3,400円相当のサービスを無料で利用できます。

日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設は制限区域外に店舗を構えていることが多く、国内線・国際線の搭乗客問わずに利用できるのが特徴です。

空港名ターミナル施設名施設タイプ営業時間利用可能金額
成田国際空港第1ターミナルJapanese Grill & Craft Beer TATSUレストラン11:00-22:003,400円相当
第1ターミナル肉料理 やきすき やんまレストラン11:00-21:303,400円相当
第2ターミナル鉄板焼 道頓堀 くり田レストラン11:00-21:303,400円相当
第2ターミナル9h nine hours Narita Airportカプセルホテル24時間3,400円相当
第3ターミナルぼてぢゅう屋台レストラン10:00-21:003,400円相当
羽田国際空港羽田エアポートガーデンAll Day Dining Grande Aileレストラン11:00-15:003,400円相当
第1ターミナルFoot Bath Cafe & Body Care LUCKリフレッシュ10:00-20:003,400円相当
第2ターミナルBody Care LUCKリフレッシュ10:00-20:003,400円相当
伊丹空港-大阪エアポートワイナリーレストラン11:00-20:003,400円相当
関西国際空港第1ターミナルBotejyu 1946レストラン11:00-21:003,400円相当
第1ターミナルJapan Travelling Restaurant by BOTEJYUレストラン11:00-21:003,400円相当
中部国際空港フライト・オブ・ドリームズThe Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Barレストラン11:00-22:003,400円相当
第1ターミナル海膳空膳レストラン11:00-21:003,400円相当
第1ターミナルぼてぢゅうレストラン11:00-21:003,400円相当
第1ターミナルくつろぎ処リフレッシュ・温泉11:00-21:003,400円相当
鹿児島空港-Body Care LUCKリフレッシュ10:00-19:003,400円相当

注意点として、2025年8月1日から多くの施設で「出発3時間前以内の搭乗券提示」と利用条件が大幅に変更しました。

  • 到着後の利用は原則不可
  • 早朝に空港到着した場合の利用制限
  • 当日の航空券または予約確認書の提示必須
  • 3,400円を超過した場合は差額支払い


各施設の営業時間や詳細な利用条件は、事前に公式サイトで確認することをおすすめいたします。

レストラン施設も使えるプライオリティパス付きクレジットカードを徹底比較

2025年8月現在、レストラン・リフレッシュ施設特典も利用できるプライオリティパス付きクレジットカードは限定的になっています。

こちらの項目では、改悪が進む中でも利用可能な貴重なカードの特徴を詳しく解説します。

カード名年会費(税込)PPラウンジ利用回数同伴者料金(税込)家族カード対応おすすめ度
セゾンプラチナビジネス初年度年会費無料
2年目以降33,000円
無制限4,400円なし★★★★★
apollostation THE PLATINUM22,000円無制限
※2025年11月4日以降年30回
2,200円あり(3,300円)★★★★☆
ダイナースクラブカード24,200円年10回まで
※海外レストラン・リフレッシュ施設利用可能
32米ドル(約4,700円)なし★★★☆☆
エポスプラチナカード30,000円
※招待なら20,000円
無制限35米ドル(約5,400円)なし★★★★☆
ラグジュアリーカード Titanium55,000円無制限35米ドル(約5,400円)あり(16,500円)★★★☆☆

上記の比較を踏まえると、2025年8月現在はセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが最もおすすめです。

初年度年会費無料でプライオリティパス特典を試すことができ、レストラン特典も無制限で利用可能な唯一のカードとなっています。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナビジネスアメックスカードの券面

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(以下:セゾンプラチナビジネスアメックスカード)は、2025年8月現在で最もコストパフォーマンスに優れたプライオリティパス付きクレジットカードです。

発行するメリット

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、初年度年会費無料(通常年会費:33,000円 税込)により、リスクなしでプライオリティパス特典を1年間フル活用できます。

通常年会費469ドル(約7万円相当)のプレステージ会員資格が無料で付帯するため、年に数回でも海外旅行をされる方なら十分に元が取れる計算になります。

空港レストラン・リフレッシュ施設の改悪の嵐が吹き荒れる中でも無制限で利用できます。

また、SAISON MILE CLUB(追加の年会費5,500円 税込)に登録することでJALマイルの還元率が最大1.125%になるのも魅力的なポイントの一つ。

セゾンプラチナビジネスアメックスはビジネスカードという位置付けですが、サラリーマンやフリーランスの方でもお申し込み可能です。

年収400万円程度の中小企業勤務というステータスでも審査に通ったとのネット上では報告があり、プラチナカードの中でも比較的審査の通りやすいクレジットカードの可能性が高いです。

ビジネス向け特典の充実度も見逃せません。

freeeやマネーフォワードなどの会計ソフト優待、AWS優待、Adobe Creative Cloud優待など、現代のビジネスに欠かせないサービスを割引価格で利用できます。

フレンチのお店

プラチナ・グルメセレクションでは、厳選された高級レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。

年に数回利用するだけで年会費の元を取ることができる嬉しい特典です。

発行するデメリット

追加カードでのプライオリティパス発行不可が最大のデメリットです。

夫婦や家族でプライオリティパス特典を利用したい場合、それぞれが個別にカードを作成する必要があります。

発行しないで利用する場合は都度+4,400円(税込)の利用料金が発生します。

また、2年目以降の年会費33,000円(税込)は決して安い金額ではありません。

年間利用額が少ない方や、プライオリティパスを年に1〜2回しか利用しない方にとっては、コストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。

そのため、とりあえずセゾンプラチナビジネスアメックスカードを発行してみて、1年間プライオリティパス施設を存分に堪能してから継続するかどうか決めるという意思決定をおすすめします。

おすすめ対象

セゾンプラチナビジネスアメックスカードは、個人利用でプライオリティパス特典を最大限活用したい方におすすめなカードです。

特に以下のような方に強くおすすめします。

  • 年に3回以上海外旅行や出張をされる方
  • JALマイルを効率的に貯めたい方
  • ビジネス関連の優待サービスを活用したい方
  • 初年度無料でプライオリティパスを試してみたい方
  • 高級レストランでの食事機会が多い方

初年度年会費無料という破格の条件を活用して、まずは1年間じっくりと特典を試してみてはいかがでしょうか。

項目詳細
正式名称セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
国際ブランドAmerican Express®
年会費初年度無料、2年目以降33,000円(税込)
ETCカード年会費無料
家族カード発行不可
追加カード1枚につき3,300円で発行可能
プライオリティパスプレステージ会員無料付帯(無制限利用)
同伴者1名につき4,400円
申込条件個人事業主・法人代表者(学生・未成年除く) ※会社員の方も実質的に申込可能
マイル還元率JALマイルが最大1.125%
特徴・初年度年会費無料

・本会員がプライオリティパスプレステージ会員無料

・JALマイルの還元率が最大1.125%(SAISONマイルクラブへの入会(税込5,500円)が必要)

・ANAマイルの還元率0.3%

・国内空港ラウンジ無料

・タブレットホテル会員権が無料(通常:年会費16,000円 税込)

・国内ホテル・レストランの優待オントレ entreeが無料

・一休.comダイヤモンド会員特典が6ヶ月間無料

・最高1億円の海外旅行保険付帯

・セゾンプレミアムセレクション by クラブ・コンシェルジュが無料

・セゾンプレミアムゴルフサービス

・24時間対応のコンシェルジュサービス

・ビジネスサポートローン

・ビジネスアドバンテージ

・顧問弁護士サービスリーガルプロテクト

・ABEMAプレミアム1ヶ月間無料

apollostation THE PLATINUM

アポロニアプラチナカードの券面

apollostation THE PLATINUMは、出光クレジット株式会社が発行するプラチナカードです。

ガソリンスタンド系カードでありながら、家族でのプライオリティパス利用に対応した貴重な存在となっています。

発行するメリット

apollostation THE PLATINUMは初年度より年会費が22,000円(税込)が発生しますが、プライオリティパスのプレステージ会員が付与され、空港レストラン・リフレッシュ施設の利用も可能です。

家族カードは年会費3,300円(初年度無料)で、配偶者や家族もプライオリティパスのプレステージ会員が付帯されます。

未成年の子供や恋人などと利用する場合の同伴者料金2,200円(税込)とリーズナブル設定も魅力的なポイントです。

他社が4,000円以上に設定している中で、この料金設定は非常に良心的といえます。

また、apollostation THE PLATINUMカードで年間300万円以上決済すると、翌年の年会費が無料。

つまり、年間300万円以上のカード決済で家族カードを含むプライオリティパスが無料で維持できるということです。

ガソリンスタンド系のクレジットカードということもあり、ガソリン・軽油割引特典も充実しています。

例えば、出光・昭和シェルのガソリンスタンドで最大10円/L割引を受けられます。

車を頻繁に利用される方にとって、実質的な年会費負担軽減効果があります。

年間1,000L給油される方なら、ガソリン代だけで年会費の半分程度をカバーできる計算です。

24時間365日コンシェルジュサービスも利用でき、旅行手配やレストラン予約なども依頼可能。

出光系カードながらプラチナカードとして必要な機能は一通り揃っています。

発行するデメリット

2025年11月4日以降の利用制限導入が最大の懸念事項です。

これまでの無制限利用から年30回までの制限に変更される予定となっており、頻繁にプライオリティパスを利用される方には大きな影響があります。

付帯特典の限定性も気になるポイントです。

ガソリンスタンド系カードという性質上、ホテル優待やレストラン優待などは他のプラチナカードと比べて充実度が劣ります。

トラベル関連以外の特典を重視される方には物足りない可能性があります。

またANAマイル・JALマイルなどの還元率は0.6%と低めの設定になっているため、メインカードとしての利用はやや不向きです。

海外旅行保険の補償額も他のプラチナカードと比較するとやや少なめとなっています。

最高限度額や補償内容を重視される方は注意が必要です。

キャンペーン情報

4万ポイントの入会キャンペーン情報

2025年8月現在、apollostation THE PLATINUM新規入会キャンペーンでは、最大40,000円分のポイントプレゼントキャンペーンを実施中。

キャンペーンの詳細は次の通りです。

キャンペーン期間: 2025年6月11日~2025年9月30日

特典内容:入会後、指定の対象期間でapollostation以外で60万円の決済で40,000ポイント(40,000円相当)獲得

カード入会日によって60万円の決済対象期間は異なるので以下の表を確認してください。

キャンペーンを活用すれば、実質的に初年度の年会費を大幅に上回るポイントを獲得できるため、プライオリティパス特典を試してみたい方には絶好の機会といえます。

おすすめ対象

apollostation THE PLATINUMは、家族でプライオリティパス特典を利用したい方、車の使用頻度が高い方におすすめのカードです。

2025年11月までは無制限利用できるため、それまでに最大限活用することをおすすめします。

4万円以上相当のポイント付与中!
apollostation THE PLATINUM公式サイト>
項目詳細
カード名apollostation THE PLATINUM
ブランドAmerican Express®
年会費22,000円(税込)
追加カード1名様は無料、その他、1人につき3,300円(税込)
※本会員の配偶者、ご両親、18歳以上のお子様が対象
プライオリティパスラウンジ利用回数制限なし
※家族カードのプライオリティパスが無料
※2025年11月4日以降年30回制限
入会条件20歳以上の安定収入のある方
※個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入がある、社会的信用を有する方達まで幅広く(学生、未成年を除く)
マイル還元率ANA・JALマイルが0.6%
特徴•プライオリティパスラウンジプレステージ会員無料

•家族カード保有者もプライオリティパスプレステージ会員無料

•家族カード1枚目の年会費が無料

•ガソリン・軽油の割引最大10円/L

•対象レストランにて2名以上1名分無料

•国内空港ラウンジ無料

•最高1億円(自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円)の海外旅行傷害保険

•高級ホテルの優待特典サービス

・24時間365日対応のコンシェルジュサービス

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカードの券面

長い歴史と高いステータス性を誇るダイナースクラブカードは、独自のサービス体系で多くの愛用者を獲得してきたクレジットカードの一つです。

発行するメリット

ダイナースクラブカードのプライオリティパス同等の特典として、国内外1,600箇所以上の空港ラウンジを年に10回まで無料で利用できます(家族カード同様)。

2025年4月1日より日本国内の空港レストラン・リフレッシュ施設の利用不可に改悪しましたが、海外の空港レストランやリフレッシュ施設については引き続き利用可能です。

詳細は次の通りです。

  • 利用回数:本会員・家族会員ともに年間10回まで無料
  • 追加利用料:11回目以降は1回の利用につき3,500円(税込)
  • レストラン特典:2025年4月1日以降も海外の空港レストランは引き続き利用可能(国内は利用不可)
  • 利用期間:4月1日~翌年3月31日の間で10回の計算

また、世界中の高級ホテルやレストランでの優遇サービスを受けやすく、特にビジネスシーンでの信頼性は絶大です。

レストランの画像

エグゼクティブ ダイニング特典では、全国約400店舗の高級レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。

プライオリティパス以外でも充実した食事特典を楽しめる点は大きな魅力です。

ANAの機材

ダイナースクラブのANAマイル還元率も大きな魅力の一つ。

ANAダイナースカードでは以下の特典が受けられます。

  • マイル還元率:1.0%
  • ポイント付与:100円利用ごとに1リワードポイント
  • マイル交換:1リワードポイント=1ANAマイルに交換(移行手数料無料)
  • ポイント有効期限:なし(実質無期限でマイル貯蓄可能)
  • ANAグループ利用時:通常ポイントに加えてボーナスマイル25%加算

移行手数料なども発生しないため、ANAマイルを使った特典航空券を発券したいと考えている方にもおすすめの1枚と言えます。

独自ラウンジネットワークも充実しており、プライオリティパス以外でも空港ラウンジを利用できます。

発行するデメリット

2025年4月1日以降の国内制限導入により、羽田空港All Day Dining Grande Aileなどを含む日本国内の空港レストランやリフレッシュ施設が利用できなくなってしまいます。


年会費の高さも負担要素の一つ。

24,200円(税込)という年会費は、他社ゴールドカードの多くが1万円以下や利用実績による無料化を提供している中で高めの設定です。

海外でのプライオリティパス特典継続や充実したANAマイル特典を考慮すると、海外利用が多い方には相応の価値があるといえます。


加盟店舗数の制限により、VISAやMastercardと比べて利用できる場所が限定されており、オンラインショッピングや海外の一部地域では、利用できない場合があります。

おすすめ対象

ダイナースクラブカードは、ステータス性を重視される方、海外利用が中心の方、ANAマイルを効率的に貯めたい方におすすめです。

国内プライオリティパスレストラン特典は制限されますが、海外での利用や充実したマイル特典を重視される方には引き続き価値のあるカードといえます。

項目詳細
カード名ダイナースクラブカード
ブランドDiners Club
年会費24,200円(税込)
追加カード1名様は無料、その他、1人につき5,500円(税込)※本会員の家族(配偶者・両親・18歳以上の子供)が対象
プライオリティパスラウンジ年間10回まで無料11回目以降は1回につき3,500円(税込)
※家族カードも同様に年間10回まで無料
※2025年4月1日以降国内レストラン・リフレッシュ施設利用不可(海外は引き続き利用可能)
入会条件27歳以上で安定継続収入のある方
マイル還元率ANAマイルが1%
特徴•国内外1,600箇所以上の空港ラウンジに年間10回まで無料

•ANAマイル還元率1.0%(移行手数料無料・有効期限なし)

•エグゼクティブ ダイニング(全国約400店舗で1名無料)

•利用限度額に一律制限なし

•24時間365日コンシェルジュサービス

•海外旅行傷害保険最高1億円

•独自ラウンジネットワーク

•ANAグループ利用時ボーナスマイル25%加算

•高いステータス性と世界的認知度

エポスプラチナカード

エポスプラチナカードの券面

エポスプラチナカードは、マルイグループが発行する招待制プラチナカードです。

年間利用額に応じたボーナスポイントシステムが特徴的で、実質的な年会費負担を軽減できる仕組みがポイントです。

発行するメリット

エポスプラチナカードを発行すると、プライオリティパスプレステージ会員が無料付帯されます。

  • プライオリティパスプレステージ会員付与
  • 家族カードの発行不可

また、国内外21空港29か所のカードラウンジも同伴者1名まで無料で利用でき、トータルでの空港特典が充実しています。

年間利用額ボーナスポイント制度により、年間100万円以上で2万ポイント、200万円以上で4万ポイントが付与されます。

年間200万円利用される方なら、実質年会費負担をゼロにすることも可能な魅力的なシステムです。

シマアジ

プラチナグルメクーポンでは、全国約160店舗の厳選レストランで2名以上利用時に1名分が無料になります。

年2回まで利用でき、高級レストランでの特別な食事体験を楽しめます。

海外旅行傷害保険の自動付帯により、最高1億円まで補償されます。

カードを持っているだけで保険が適用されるため、旅行の度に手続きする必要がありません。

国内旅行傷害保険も1,000万円まで補償されています。

マルイでの年4回10%OFFセールに参加でき、ファッションやインテリア用品をお得に購入できます。

マルイ系列での買い物機会が多い方には大きなメリットとなります。

発行するデメリット

招待制が基本のため、まずはエポスゴールドカードを取得して利用実績を積む必要があります。

直接申込みも可能ですが、年会費が30,000円と高くなります。

また家族カードの発行ができないため、家族でのプライオリティパス利用には向いていません。

マイルの還元率もANA・JALそれぞれ0.6%と高還元率でないことから、メインカードとしては不向きのカードと言えます。

おすすめ対象

エポスプラチナカードは、マルイ系列での利用が多い方、年間利用額が多い方におすすめです。

招待を受けられれば年会費が割安になるため、長期的な利用を前提に検討されることをおすすめします。

項目詳細
カード名エポスプラチナカード
ブランドVISA
年会費30,000円(税込)
※招待の場合20,000円(税込)
※年間100万円以上利用で翌年度20,000円
追加カード発行不可※家族カードの発行はできません
プライオリティパスラウンジ利用回数制限なしプレステージ会員無料付帯(通常年会費469米ドル相当)
※レストラン・リフレッシュ施設も利用可能国内外1,000箇所以上の施設利用可能
入会条件20歳以上で安定継続収入のある方※基本的に招待制(エポスゴールドカードからの招待)
※直接申込みも可能だが年会費30,000円
マイル還元率ANA・JALマイルが0.6%
特徴• プライオリティパスプレステージ会員無料

• 年間利用額ボーナスポイント制度(100万円で2万pt、200万円で4万pt)

• プラチナグルメクーポン(全国約160店舗で1名無料・年2回まで)

• 国内外21空港29か所のカードラウンジ同伴者1名無料

• 海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯)

• 国内旅行傷害保険最高1,000万円

• マルイ年4回10%OFFセール参加可能

• 24時間365日コンシェルジュサービス

• ポイント有効期限なし• 年間200万円利用で実質年会費負担ゼロも可能

ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™

ラグジュアリーカードの券面

ラグジュアリーカードは、金属製カードという独特な存在感で話題のプレミアムカードです。

他にはない特別なサービス体験を提供しており、ステータス志向の強い方に人気があります。

発行するメリット

プライオリティパスプレステージ会員が無料付帯で、148ヶ国、600都市以上、1,700ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能。

プライオリティパスの特典については次の通りです。

  • プライオリティパスプレステージ会員付与(本会員・家族カード)
  • 同伴者は35米ドルで利用可能
  • 家族カードの年会費は無料ではなく年会費16,500円(税込)
  • 専用申し込みフォームから登録、デジタル会員証で即時利用開始

24時間365日対応の高品質コンシェルジュサービスは業界でもトップクラスの対応品質を誇ります。

海外の高級レストラン予約や困難な手配も、日本語で依頼できる安心感があります。

また、TOHOシネマズ無料鑑賞特典により、毎月1回まで映画を無料で鑑賞できます。

映画好きの方にとって、年会費の一部をペイできる嬉しい特典です。

高級レストラン優待やライフスタイル特典も充実しており、プレミアムなサービス体験を日常的に楽しむことができます。

発行するデメリット

年会費55,000円(税込)の高額設定により、十分に活用しないとメリットを感じにくい可能性も。

特典をフル活用できる方でないと、コストパフォーマンスが悪くなってしまいます。

家族カード年会費16,500円(税込)も高額で、家族でのプライオリティパスの利用を考えるとトータル的にコストが大幅に増加します。

家族カードもプライオリティパスを無料で利用できるクレジットカードの情報は下記記事でまとめています。

また、JALやANAマイルの還元率は0.6%と低く、メインカードとしての利用はあまりおすすめできません。

また、審査難易度も高く、年収や職業などの条件を厳しく審査されます。

申込み条件を満たしていても、審査に通過できない場合があります。

おすすめ対象

ラグジュアリーカード チタンは、年収が高く年間利用額も多い方、ステータス性を最重視される方におすすめです。

特典を十分に活用できる方であれば、年会費に見合った価値を得られる優秀なカードといえます。

項目詳細
カード名ラグジュアリーカード Mastercard® Titanium Card™
ブランドMastercard®
年会費55,000円(税込)
追加カード1人につき16,500円(税込)
※配偶者・両親・18歳以上の子供が対
象※家族カードでもプライオリティパス発行可能
プライオリティパスラウンジ利用回数制限なしプレステージ会員無料付帯(通常年会費469米ドル相当)
※148ヶ国、600都市以上、1,700ヶ所以上の施設利用可能※レストラン・リフレッシュ施設も利用可能デジタル会員証で即時利用開始
入会条件20歳以上で安定継続収入のある方
※年収目安700万円以上※審査が厳格で職業
・年収等を厳しくチェック
マイル還元率ANA・JALマイルが0.6%
特徴•プライオリティパスプレステージ会員無料

•金属製カードの特別感と重厚な質感

•TOHOシネマズ映画鑑賞無料特典(毎月1回まで)

•24時間365日高品質コンシェルジュサービス

•基本還元率1.0%(特定利用先で最大2.2%)

•手荷物宅配サービス・リムジンサービス

•海外旅行傷害保険最高1.2億円

•高級レストラン優待

・ライフスタイル特典

•国内空港ラウンジ無料利用

•プレミアムなサービス体験を日常的に提供

プライオリティパスで空港レストラン・リフレッシュ施設も楽しもう!

成田空港のプライオリティパス対応の空港レストラン

プライオリティパスは、単なる空港ラウンジ利用にとどまらず、上質なレストランでの食事体験やリラクゼーション施設での癒しの時間を提供してくれることです。

改悪の波が押し寄せる中でも、まだ利用できる施設があることは嬉しい機会といえます。

改悪が進むプライオリティパス特典を最大限活用するためには、適切なクレジットカード選びと効率的な利用戦略が重要です。

早めの申込みが重要な理由として、現在レストラン特典が利用できるカードでも、今後さらなる制限が導入される可能性が高いためです。

特にセゾンプラチナビジネス・アメックスは初年度年会費無料という破格の条件で提供されているため、早めの申込みをしておきましょう。

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